普通のお茶碗とは違います。手にとって見ると薄さは驚くほどで、手にして、その軽さにまた驚きます。手のひらに沿うように角度が緩やかで、広がるようなゆったりとしたお茶碗は、ご飯を盛っても内側の絵柄を楽しめます。
優しい食卓に
平茶わん J-7は、落ち着いた色味のピンク色にブラウンの一本線が描かれたお茶碗。一方G-21は、凛とした深い紺色の地の上に同じく一本線が描かれています。シンプルなデザインの中でラインが際立ちます。お茶碗の表情が違って見えるから不思議です。どこか懐かしさすら感じる、優しげなお茶碗です。
この平茶わんは、試作から10年の時間をかけて食べやすさと使いやすさの追求から生まれています。少し大きめなので、ご飯だけでなく、煮物の盛り鉢や鍋の取り鉢、フルーツやアイスクリームなどのデザート、さらには花器として使うなど、自由な発想でお使い頂きたい器です。
デザインは、日本を代表するプロダクトデザイナー森 正洋さんが手がけました。1956年に白山陶器デザイン室に入社。 「日常生活で、使う器を考え、形を作り工場で生産することにより、多くの人々とともに共有し生活することに、デザインの喜びを感じる」とのポリシーのもと生み出された陶磁器のデザインで、グッドデザイン賞をはじめ数々の国際的なデザイン賞を受賞するデザイナーの代表作でもあります。
平茶わん 2客セット(J-7・G-21)は、普段使いはもちろん、結婚祝いや引っ越し祝いにもおすすめ。毎日の食卓で一番身近な存在だからこそ、お気に入りの茶碗を使えば、いつものご飯がより一層美味しく感じられそうです。 飽きのこないデザインこそが、美しいものの本当の姿。そう気付かせてくれるのが白山陶器の大きな魅力です。
それは、暮らしに馴染むもの
平茶わんを手がける白山陶器は、長崎県の波佐見という小さな焼物の街で、製品を作り出しています。400年の歴史を持つ波佐見焼を現代的で、かつ機能的なデザインにする白山陶器は、「使う人にとって使い易いもの」であることや、「生活の中に馴染むもの」であるということを、器づくりの原点としています。
華やかな美しさではなく、かといって平凡なものでもない、「使っていて飽きのこないデザイン」を、そしてその「愛着」へ応える姿勢を大切にする白山陶器。人々がその器を使うシーンをイメージするところから、デザインや品質が生まれ、白山陶器の優しい形になるのです。
サイズ | 直径15×高さ5.3(cm) |
重量 | 約200g(1客あたり) |
材質 | 磁器 |
原産国 | 日本 |
箱 | 有 |
箱サイズ | 幅約31.5×奥行約16.5×高さ約6(cm) |
対応機器 | 電子レンジ:○
食器洗浄機:○ オーブン:× |
1779年に創業、1958年に白山陶器株式会社が設立。長崎県は波佐見町にある、波佐見焼を生み出す陶器会社です。
「なにより使いやすく生活の中になじむということ」をものづくりの基本として、大切にしています。
器の機能をどう高めてゆくか、使う人の愛着にどう応えてゆくかという視点から、デザインや品質を考え、人々がその器を使う生活シーンをイメージするところから器づくりが始まるのだそうです。華美でも平凡でもない、新しさはあるけれども時代に左右されることなく、使っていて飽きのこないデザインこそ美しい器だとしています。
グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞など、幾多のデザイン賞を受賞したことを誇りとし、人々に愛され、安らぎを感じていただける器をつくり続けています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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