使うほどに存在感を増し、まるでデニムを履きこむようにゆっくりと美しく、日々の暮らしの中に溶け込んでいく銅製品。tone(トーン)の製品は、400年の歴史を持つ高岡銅器の伝統を受け継いで作られており、その落ち着いた佇まいは、暮らしの道具として長く使い継いでいきたいと感じるものばかりです。
伝統の着色方法で生み出される製品
tone(トーン)の製品の色彩は、塗料を使用せずに、銅素材が持つ特性を利用して着色される、高岡銅器の伝統的な技法により生み出されています。その方法は、銅が持つ本来の色を古くから伝わる様々な薬品を用いて金属の表面を腐食させることで、銅の持つ色彩を引き出していきます。これによって出来上がる色は、青銅色・煮色・宣徳色・鍋長色・朱銅色・焼青銅色など、いろいろな技法や薬品の組み合わせで数十種類もの色のバリエーションが作り上げられます。これらの色の発し方(出し方)は先人方が試行錯誤を繰り返しながら研究開発してきたもので、これら着色技法は、実に利に適った手法で、自然に背を向けずに生み出された着色法といえます。
flower vase(花器)は、シンプルで美しい斑紋純銀と呼ばれる色の銅で作られた花器。内側は銅のもとの色で作られているので、ツートーンのようにも見えます。銅はもともと抗菌性があるため、花を元気な状態で保ってくれる効用があります。flower vase(花器)は銅ならではの光沢があるので、置くだけで存在感がありながら、どんなお花にも似合います。口径は広いので、たっぷりと小さなお花を生けても良いですし、あえて一輪だけにしても素敵。花器だけでなく、ペンなどを入れて小物入れとしても使うことが出来ます。
品良く華やかさがあり、箱に入っているので贈りものにもおすすめなflower vase(花器)。引っ越し祝いやお礼のお品としてお選びください。
暮らしに溶け込む道具を
高岡銅器は400年の歴史を持ち、江戸時代に加賀藩の前田利長公が産業振興のために鋳物師を招いたことが始まりと言われています。花瓶や茶道具、置物、仏具、銅像などの銅器の分野では現在でも全国の約9割のシェアを占めており、日本だけでなく世界にも認められている伝統工芸品です。
tone(トーン)は、昭和25年に、富山県高岡市で創業した折井着色所がスタートさせた暮らしの道具を作るブランド。折井着色所は伝統工芸の高岡銅器の分業制の中で、創業以来、着色工程一筋で行ってきた工場です。約10年前、日本の伝統産業が失われてきたと危惧する声が多くなり、3代目がそれまでの分業制度で自分たちの仕事を受け身で待つ体制から、もっと自主的にモノづくりをしたい、着色技術を生かしたよりオリジナリティのある製品で勝負したいと思い、新たな着色技術を学んだのちに始めました。無意識に使われ方や場所を変えながら、長く使い継ぐ暮らしの道具を作り出しています。
サイズ | 底直径約5.3≈口径8×高さ13(cm) |
重量 | 約150g |
素材 | 銅、木材 |
生産国 | 日本 |
箱有無 | 有 |
昭和25年に、富山県高岡市で創業した折井着色所。伝統工芸の高岡銅器の分業制の中で、創業以来、着色工程一筋で行ってきた工場です。400年の歴史を持つ高岡銅器は、江戸時代に加賀藩の前田利長公が産業振興のために鋳物師を招いたことが始まりと言われています。 現在も花瓶や茶道具、置物、仏具、銅像などの銅器分野で全国の約9割のシェアを占め、世界に認められている伝統工芸品です。
tone(トーン)は、約10年前日本の伝統産業が失われてきたと危惧する声が多くなり、3代目がそれまでの分業制度で自分たちの仕事を受け身で待つ体制から、もっと自主的にモノづくりをしたい、よりオリジナリティのある製品で勝負したいと思い、新たな着色技術を学びスタートさせたブランドです。使う程に素材感を増し、まるでデニムを履き込む様にゆっくりと美しく暮らしに溶け込んでいく暮らしの道具を作っています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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