ずっと使いたいモノ、置いてます。

静寂の中の華やかさ

イタリア、 サルディニア島にルーツを持つAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）のバッグ。
インパクトの強さと同時に、独特な雰囲気を醸し出しているバッグは、数百年継承されてきた伝統的な手織布を素材に、熟練の職人によって作られたものです。
日本各地にも様々な織物技術が残り、継承されていますが、そうした織物にはその土地の文化や職人の感性が表現された素晴らしいものばかりで、技術だけでなく歴史を学ばされてくれます。Antonello Tedde（アントネッロ テッデ）のバッグも、サルディニア島に古くから続く伝統を触れる機会になり、その織物を手にして見ると日本人の感覚ではない織物の表現技術と柄の美しさがあり、その土地のことを知りたいと思わせる魅力があります。

立体感を生み出す職人技術のポコポコとした凹凸、華麗なヨーロッパ建築のような絵柄は、イタリアならではの美しい織りの表現。落ち着いた色でまとめあげ、日常に使いやすく、季節を選ばない素材で一年を通して楽しむことが出来、シンプルな装いに合わせることでポイントになってくれます。持つ人の気持ちを上向きにしてくれる魅力的なバッグです。

そして、使い続けていくとどこか懐かしい愛着が生まれてくるのもこのバッグです。レザーのような経年変化はありませんが、使い続けることで、だんだん手触りが馴染み、手洗いなどでお洗濯をしたあとには、より一層なんだか自分のものに近づいたように感じます。この織物が丁寧に愛情持って作られているからこそ、持つ人にそう感じさせているようです。誰かに作ってもらった手作りのバッグを長年使っている感覚に近いでしょうか。縫い目や絵柄、一つ一つの使い込んできた跡に温かみを感じるのです。レザーバッグというよりデニムのように育てていきたいバッグがAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）のバッグです。

トートバッグは、大きめサイズでコーディネートの中で主役級の存在になります。A4サイズの書類はもちろんのこと、日々の荷物がしっかり入る容量です。バッグ自体の重さもありますので、荷物を整理してお出かけください。
また、開口部の両端の編み紐は、外側に垂らしてフリンジとして見せたり、内部で結び合わせてバッグのシルエットを変えたりと、様々な楽しみ方が出来ますので、おすすめです。

伝統とデザインの美

繊細な手仕事に裏打ちされたAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）のバッグ。
美しい自然とその土地で暮らす人々を保護しながら、伝統工芸を現代的に昇華した上質バッグですので、モダンな伝統工芸をお洒落に取り入れたい方だけでなく、環境に配慮されたものを選び取る女性にもおすすめの洗練された逸品です。

ブランドのデザイナーAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）は、ヨーロッパのメゾンで、ファッションデザイナーとして活躍した人物でもあり、その感性がデザインから感じられます。
素材は、サルディニア島産のオーガニックウール 、有機栽培のリネン、再生コットン（落ち棉も使用）、内生地には再生繊維を使用するというこだわり。今も島の女性たちが自生する植物で染色するという、素材作りから手間暇かけて作られたものなのです。
また、糸は耐久性にこだわり、異なる素材や色の組み合わせ、凹凸のある独特の織りで魅せる多様な表情は、伝統芸術とも言える織物です。それでいて、そこにAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）のデザインセンスが加わり、ファッションとして昇華するこのバッグは、伝統技術を未来に繋げる新しい形。手仕事の歴史文化がある日本人に響くものづくりです。

守り探し続ける

Antonello Tedde（アントネッロ テッデ）の始まりは、経済学を学んだこともあるデザイナーのラグジュアリーファッションへの強い興味と情熱によって誕生しました。
サルデーニャの女性たちに協力してもらい、手織り布を試作してみた結果、 サステイナブルな糸や天然の染料で染められた羊毛、再生されたリサイクルコットンなどが 使われた他にはない製品が完成したのです。
また、Antonello Tedde（アントネッロ テッデ）は、自然や島で働く人々への配慮を当然とし、環境への負荷を出来るだけ抑えて作りつつも労働環境も考えたものづくりを行います。
古くから守り続けられた伝統織物の新しい表現として生まれたバッグの歴史あるものづくりに愛着が生まれ、長く使い続けたいAntonello Tedde（アントネッロ テッデ）です。