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オールシーズン履けるブーツ

履き心地抜群で、合わせやすいおしゃれ靴のデザートブーツ。
実はオールシーズン活躍してくれる万能靴で、スエード地も同様、季節に限定せず、その季節にあったお洒落を楽しめる便利な一足。ヨーロッパでは特に春夏に楽しまれるスエード地のデザートブーツは、どこか異国情緒も漂う可愛らしい雰囲気を作るデザートブーツです。

上品なデザートブーツ

英国靴の聖地ノーザンプトンシャーで設立したシューズファクトリー、NPS（エヌピーエス）のデザートブーツ。デザートブーツのパイオニアであるクラークスのアニバーサリーモデルの生産も請け負っていたファクトリーで、その履き心地は周知のとおり。 デザートブーツは、装飾のないプレーンなものが多く、履くことで上品な大人の足元を作りますが、
濃いめのブラウンが足元を引き立ててくれるデザートブーツ BROWN。

温かみのあるスエードは、イタリアの有名タンナーであるゾンタ社のカーフを使用し、カジュアルだけれど品も感じられる一足でコーディネートに取り入れやすい素材です。ソールは、天然ゴムを原料に作られるクレープソールで、柔軟性とクッション性に優れており、長時間歩いても疲れにくいのが定番アイテムになる理由でもあります。

シンプルなコーディネートと合わせると、主役にもなるデザートブーツ。かと思えば、チェック柄のロングスカートや、ワイドパンツ、ジーンズとも合わせられるので、洋服をあまり選ぶことなく活躍してくれます。スカートの甘さもほどよくカジュアルにしてくれますよ。靴下との組み合わせも楽しむことも出来ます。
流行に左右されない普遍的なデザインのデザートブーツは、いつの時代にもおしゃれさんにさりげなく取り入れられるそんな存在ではないでしょうか。

雨の日に活躍

起毛しているスエードは、その素材表面の特性を生かし、少々の雨に耐える素材でもあります。小さく毛羽立っている起毛が表面積が広くし、革の内部へと水分が浸透しにくくしているというわけです。スムースレザーの場合、雨に濡れてしまうとシミになってしまいますが、その心配もありません。基本的には履いたらブラッシングしておけば良いお手入れも簡単。スエードの毛並みに逆らってブラッシングし埃を落とし、その後毛並みに沿ってブラシをかけ、毛並みを整えれば1日の汚れはほぼ落とすことができます。クリームでの保湿が不要というのも便利です。雨が降りそうな日の朝には、スエード靴を履いてお出かけすると、天気の移り変わりで足元を心配することが減るのがいいですね。

靴の聖地、ノーザンプトンシャーから

1881年、英国靴の聖地ノーザンプトンシャーで設立したシューズファクトリー、NPS（エヌピーエス）。靴に携わる人々の生活水準の安定を図る為、ウラストンに住む男性5名の手によって結成された靴生産の協同組合（Northamptonshire Productive Society）が、ファクトリーの原点です。

靴の聖地としても名高いノーザンプトンシャーは、豊富なオーク樹木、近接した水源、安定した革の生産地であることなど、靴づくりに必要な条件が揃っている場所。そのため品質の高い靴を生産することができるのです。NPS（エヌピーエス）は、高い品質と技術を認められ、政府からの軍用ブーツの生産を行い、地元では「ダッファーズ（Duffers）」という名前で親しまれています。ファクトリーとして長年世界中のブランドの生産を担っており、現在は、それらの製造もしながら、英国の軍隊、警察、消防署、各官庁へも納入しているほど、その品質の高さは英国政府のお墨付きと言えます。

イギリスの公共機関からも認められる品質

「伝統的な職人技で、完全英国生産の最高品質の履物を作る」という理念を掲げるファクトリー、NPS（エヌピーエス）。17世紀から始まったノーザンプトンの靴産業は、そもそも職人グループで製造していたところ、19世紀に工場化が始まり、現在の名だたる英国シューズブランドが誕生したという経緯があります。大きな家畜市場が開かれていたという立地的要因もあり、原材料の確保ができたことから産業として発展していきました。そうした中で、公共機関への納品をしていたNPS（エヌピーエス）は、今なお独立した少数精鋭のファクトリー。修理が可能な、ハンドメイドのグッドイヤー・ウエルト製法や上質なレザーを使用するなど、職人ならではのこだわりと、長く愛用していほしいという気持ちが具現化されたシューズが揃います。