ずっと使いたいモノ、置いてます。

大ぶりなのに上品に見える

存在感のある色や形、それでいて肌やファッションによく馴染む手軽で気軽なアクセサリー。宝飾品や繊細なジュエリーにはない、ファッションとして楽しむことを改めて感じさせてくれるmabel（マベル）は、コスチュームジュエリーのパーツメーカーとして50年以上の歴史を持つイタリアの中でも老舗ファクトリーの一つです。CHANELがコスチュームジュエリーを発表した頃から製造をしており、そのパーツを豊富に作れる技術・発色の良さ、高い信頼から、現在もミラノコレクションで馴染みのある、数々のビックメゾンのアクセサリーを製造しています。

ファクトリーのあるイタリアのベルガモ地域では家業として工場を親子代々受け継いでいくことが多く、mabelの工場も3代目が継いでいます。今はその受け継いできた技術を継承するために、自社ブランドmabel（マベル）をスタートさせました。製品は職人がデザインをし、制作は全てハンドメイドです。

ピアス 04はまるで美しいヴィンテージビースを使ったようなモダンなデザインが特徴のピアス。付けている事を忘れるような軽いピアスではありませんが、安心感のある素材でなんだか背筋がしゃんとします。モノトーンで統一し、ヴィンテージのような風合いのあるOR9947やOR9298、大ぶりなのに上品なOR9817、また、ごろっとしたモチーフが印象的なOR9948はブルーとイエローをご用意しています。宝飾品にはない気軽さが嬉しいコスチュームジュエリーは、日々のおしゃれを楽しむ女性がいくつも揃えたくなる魅力があります。毎日のファッションを彩ってくれる存在で様々揃えたくなるコスチュームジュエリー。女性への贈り物に、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼント、ちょっとした時にも選べる価格も魅力ですので、お相手をイメージして選んでみてはいかがでしょうか。

コスチュームジュエリーとは？

コスチュームジュエリーとは、貴金属でない素材を用いて作られたジュエリーのことをいいます。一説によるともともと劇場でコスチュームとして使われたことからその名前が付けられました。素材や色・デザインの制約がなく、大胆・自由な発想で作られているので、素材自体の価値よりもデザインと装飾性を楽しむジュエリーアクセサリーです。

コスチュームジュエリーが選ばれた背景を見ていくと、女性の権利獲得やファッションスタイルの大きな動きとは切っても切り離せません。1920年代頃、アメリカやイギリスで女性が参政権を勝ち取るようになると、コルセットで身体を締め付けていたファッションから、身体のラインを出すドレスやミニスカートのファッションに徐々に変化していくようになりました。特にシャネルで明らかにフェイクとわかる大きな真珠やガラスを使ったコスチュームジュエリーを発表したことが大きなきっかけになりました。彼女にとって、貴金属の価値に囚われるよりも、自分のファッションとして好みのデザインを選び取る、そしてファッションに合わせるということが、自立した女性であり、それこそが美しいというのです。

そんな女性解放の動きの最中、1929年のニューヨークの株の大暴落で世界的な大不況が起こりました。不況、そして戦争、贅沢品にかかる増税によって圧迫された経済状況から宝石の代用品とされていたコスチュームジュエリーが発展し、多くの人が手に取るようにになりました。男性からプレゼントされるものであったジュエリーは、もはや美しくありたいと願う女性自身が選んで身に着ける時代に変化していったのです。そんな辛く苦しい時代でも美しくあることを諦めなかった女性が愛したジュエリーは、半世紀経っても尚、現代に生きる私たちを魅了しています。

いろいろな使い方で

コスチュームジュエリーの歴史とともに歩んできたファクトリーであるmabel（マベル）は、素材にPolymethylmethacrylate（ポリメタクリルサンメチル）と呼ばれる透明性の高い非晶質の合成樹脂を使っています。アクリルガラスというと馴染みがありますが、水族館のガラス・飛行機などにも使われる素材で、傷がつきにくく、割れにくく、さらには高い透明性と高発色が叶うアクリルの中での高級素材です。

アクセサリーは、工場にいる21人の職人が6点ずつハンドメイドで制作し、金型から製造、組み立てまで製品の100％がフィレンツェにある自社生産です。鋳型成形による柔らかい雰囲気があり、他にはない発色の良さ、職人のハンドメイドのアクセサリーには、全て職人からのメッセージが添えられたサンクスカードが付いています。