ずっと使いたいモノ、置いてます。

引き締めカラーのミッドカットスニーカー

足に合うベーシックな靴があれば、毎日のお出掛けはそればかり。お気に入りのスニーカーを見つけると、ほとんど年中頼って履いてしまいます。トレンドのスニーカーも楽しみつつ、こうしたキャンバススニーカーがあるとコーディネートの最後の靴選びで迷った時になんとかしてくれる頼りになる存在です。

履くと分かる、こだわり

ゴム底と靴本体を接着し、硫黄を加えた釜で熱と圧力をかける製法のバルカナイズド製法によって作られたPRAS（プラス）のスニーカーは、たくさんのこだわりが詰めて作られています。
しっかりとした厚みを持ったゴム底と、丸みを帯びた「シェルキャップ」と呼ばれている貝殻モチーフのつま先。ソールの厚みもつま先もスニーカー自身の雰囲気に大きく影響するパーツ部分ですので、この点はPRAS（プラス）の顔と言える特徴です。
アッパー部分には、1960年から豊田織機で製造されている児島帆布を採用し、使い込むほどに風合いを増す生地を使用しています。ソールは、鋳型にゴムを流し込んで作られる「モールドソール」にすることでクッション性高く、長時間履いても疲れにくくなっています。その他、縫製、ゴム巻き、インソールへのシルクスクリーン印刷など、一足一足が熟練の職人の手によって作られており、その細やかな手仕事が履くたびに伝わってくるPRAS（プラス）のスニーカーです。

ハイカットスニーカーのホールド感と、ローカットスニーカーの履きやすさ、これらのいいとこ取りしたミッドカットスニーカーは、程良いボリューム感で、足元にポイントを作りたい時に重宝しますので、ロールアップパンツやロングスカートなどの足元をおしゃれに仕上げてくれます。
KURO／OFF WHITEは、コーディネートを引き締めるシックな黒にソールのオフホワイトがどこか可愛らしさもある組み合わせ。パンツ、スカート、どちらにも合わせやすい一足です。

バルカナイズド製法による日本らしさ

製品の外見だけでなく、内面的な部分で日本らしさを訴えたいという「JAPANISM PRODUCT」を理念に掲げるPRAS（プラス）。内面的な日本らしさとは「真摯に素材と向き合うこと」や「繊細で愚直なモノづくり」といった、古くから日本人が心がけてきた、ものづくりの際の特質と考え、この特質を国内外に発信し、実際に製品を身につけてもらうことで共感を得ることが今後の日本に必要なのではないか、と考えたことがブランドの始まりでした。

また、一時的な流行りではなく、次の10年、そしてその先に続く普遍的なプロダクトを生み出していきたいという思いから、どんな服にも合うシンプルなスニーカーに注目し、バルカナイズドと呼ばれる日本的な製造方法を加えて発表されたのがPRAS（プラス）のスニーカーです。

PRAS（プラス）のスニーカーに採用されているバルカナイズド製法とは、スニーカー本体とソールを張り合わせる製法。スニーカー本体とソールの間にまだ固まっていない未加硫ゴムをはさみ、特殊な釜に入れて高温の圧力をかけながら硫黄、加硫剤を加えていきます。この「加硫」の工程において、靴底とアッパー（靴の本体）が接着し、キャンバスの本体やゴム底といった素材の異なる部品が一体化出来るのです。

バルカナイズド製法によって長い時間をかけて作られたスニーカーのゴムは、伸びてもきちんと戻り、弾んだりしなやかに曲がるという本来の性質を持つようになります。そのため、足へのフィット感が非常に良く、蹴りだしもスムーズに行えるほか、底が剥がれにくいという特性が生まれます。また、スニーカー本体とゴム底の境目には、補強のためにラバーテープが巻かれ、横方向の動きにも耐久性を持たせているので、一足あればずっと長く履きこむことの出来るスニーカーとして活躍してくれます。