ずっと使いたいモノ、置いてます。

限定のピッグスウェード

念のため、あれこれと持ち歩いていた心配性さんも、必要なものだけを無駄なく持ち運ぶことに方向転換するほど、手荷物のコンパクト化が進んでいます。リュックやトートバッグに比べてさりげなくアクセントになる小さなバッグは、素材、色選びで楽しみたいものです。必要なものだけをさっと入れて出かけられるバッグがあると、自分にとっての最低限必要なものが何かを見極め、日常の暮らし自体もスマートに変化していく気がします。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）から、クローム鞣しの厚口ピッグスエードを使った、限定の「PIG SUEDE」シリーズが登場しました。使っているのは通常のピッグスエードよりも肉厚でしっかりとしたコシがあり、裏無しの1枚仕立てでも十分な強度があるという上質な素材。ピッグスキンは原皮から・鞣し・染色・仕上げまで全てが国産として製造されている唯一の革で、海外でも人気が高く特にヨーロッパでは高級素材として知られています。マットで落ち着いた印象の見た目と、手に取った時のソフトな優しい手触りが魅力です。

細部へのこだわり

そんなレザーを使って味わいの出る革一枚で仕立てたのがPIG SUEDE DRAW STRINGS SHOURDER。日本古来の小物や手回り品を収納して持ち歩くための紐で縛って携帯する巾着袋をヒントにデザインされた、A4平型タイプサイズのシンプルなデザインの巾着袋で、お財布や、定期入れ、携帯など、必要な貴重品をコンパクトに持ち運べます。最近の荷物の少なさやシンプルな装いには、存在感あるバッグを持って主張させるのも良いですが、スタイルに溶け込むような軽さのこんなバッグもちょうど良いですね。

長めの紐を片側で絞り、紐の先に着いた小さなカラビナを本体のハトメ金具に連結し、斜めがけで身体の前で背負うデザインです。紐の調整は適度な長さのところで絞り、紐を結んでください。本体は、まるで洋服屋さんのショッパーのようなシンプルな作り。そこにARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）ならではの使う人の視点に立った配慮で、内側に小物を分ける用のポケットが付いています。さらにストラップ部分にもこだわり、革巻きの丸紐は本体と同じ豚革を0.3～0.5mm厚に漉(す)き、アクリル糸を芯として、革をノズルに通して巻き込み貼り合わせています。芯が入っているので比較的重いものを入れても伸びにくい、長く愛用するための工夫が施されています。

シンプルな作りのバッグに合わせることで、ピッグスエードの持つ上品で柔らかな印象がより際立つPIG SUEDE DRAW STRINGS SHOURDER。カジュアルな装いにはもちろん、女性らしい装いにもしっくりと馴染むので、自然と手に取る機会が増えそうです。

「100年続く、モノコトを」

「100年続くモノコトを」をコンセプトに、考える人、作る人、使う人の想いを繫ぎ、ずっと長く使い続けられるモノを作り、語り継がれるコトを続けていくものづくりを行う、ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）。流行のあるものより、長く使い続けられるバッグのほうが、モノ、作り手、使い手、どの立場に立ってもプラスになると考え、生活と芸術を一致させようとした19世紀のウィリアム・モリスの用の美への考え方をバッグ作りに取り入れました。

ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、現代において使いやすい用の美とともに、環境に配慮した製造工程や地域の人々と行う社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。

デザインが派手でなくても、手に取るとしっくり来る、自分らしく馴染んでいくから、つい毎日使いたくなってしまう。ARTS&CRAFTS（アーツアンドクラフツ）の製品には、そんな愛着の湧く魅力があります。
ハンドクラフトの商品というのは手間を要するからこそ、愛情を持って作られ長く大切に使われるのだと感じるブランドの製品です。