ずっと使いたいモノ、置いてます。

都会的で洗練された雰囲気

身体によくフィットする服に対して「着ていることを忘れるほど着心地が良い」と評することがありますが、同じように身につけるバッグに対して、こういう表現があまりなされないのは、デザインや機能性、収納量などで選ばれることが多いからかもしれません。でも、実際にバッグを使い始めてみたときに、肩に掛けたときの感じや、手に持ったときの感じがしっくりこないと、なんとなく出番が少なくなって、次第にクローゼットの奥へ仕舞い込まれていってしまう、なんてこともよくあります。毎日使うバッグに求められることは、「持ちやすさ」や「スタイルを選ばないこと」「持つ時のバランスの良い姿」とも言えるかもしれません。

スリムさが魅力

パスケースショルダーバッグ ダブルは、その名の通りパスケースに機能を追加したような、シンプルでスリムなショルダーバッグ。メイン部分の他に一回り小さいファスナー付きのポケットがついています。ただの四角形ではなく、1ヶ所だけ角を取り丸みを帯びた形にすることで、シャープすぎず、REN（レン）らしい優しい雰囲気が出ています。

スリムな見た目ですが、メイン部分も外側のファスナー付きポケットもマチがあり、文庫本やお財布も入ります。メイン部分を開くとポケットが2つ付いているので、鍵などの細々としたものはこちらをお使いください。ファスナーが周囲をぐるりと囲んでいるので、大きく開き中身の出し入れがし易いのも嬉しいポイントです。ショルダー部分は外せるので、バッグの中に入れてポーチとしてお使い頂いたり、上品な雰囲気のレザーなのでドレッシーな装いにも合わせやすく、クラッチバッグとしても使えます。

使用しているレザーはPHILIP（フィリップ）という、風合いと扱いやすい質感にこだわり開発されたカウレザー。クロム鞣しを施すことで、しなやかで身体に馴染みやすく、使い心地の良い質感に仕上げられました。経年による風合いの変化が少なく、綺麗な状態を長く楽しんで頂ける素材となっています。

素材の特性を見極めて

東京・蔵前にアトリエを構え、素材選定・型紙製作・プロトタイプ製作の全てをデザイナー自ら行うことで、一貫したコンセプトを大切にしているREN（レン）。 新たなスタンダードを創造していくという意思のもと、既成の言葉ではない透明感のある澄んだ響きをブランドネームに掲げて、2005年にスタートされました。 革のキズや色ムラ、シワなども天然皮革の証として、そのような部分を無駄にすることなく製品づくりを行っており、つや出しや顔料乗せといった最終工程を経ずに仕上げられた、革本来の質感を存分に味わうことのできることを大切にしています。素材の特性を見極めながら、洋服にマッチする質感と体に馴染むフォルムを追求した、トレンドに左右されないシンプルなデザインを展開。革本来の質感を活かしたナチュラル感がありながら、モードな雰囲気も併せ持つ、肩の力が抜けたファッション性が魅力的です。