ずっと使いたいモノ、置いてます。

雨に強いレザー、氷の上でも滑りにくいソール

スニーカーが好きだけれど、カジュアルになりすぎるのが気になる・・という方は意外と多いと思います。そんな方にぜひ試していただきたいのは、このTRAVEL SHOES レディース ハイカットスニーカー。

カジュアルなイメージのスニーカーも、chausser（ショセ）の手にかかればレースアップシューズのようなマニッシュでスマートな靴になります。上質なレザーかつ雨の日にも使える万能さ、ロゴのないシンプルなデザインでシューレースが表に見えすぎないのも品よくまとまっている。更にさすがはジャパンブランド、日本人の足によく馴染む靴なので、フィット感がよく、歩いていても疲れにくいのです。

TRAVEL SHOES レディース ハイカットスニーカーは、従来のTRAVEL SHOESシリーズの水を通さず空気を通す特殊なレザーはそのままに、今まで使っていたソールよりワンランク上の、氷の上でも滑りにくい特別なヴィブラムソールを採用しています。更にハイカットのスニーカーで懸念される脱ぎ履きのしにくさも、ゴム紐の靴紐を採用することで軽減されています。

今回ご用意したのは、アッパーがホワイト、ソールがブラウンの優しい色合いのスニーカー。アッパーが薄い色だと、いつの間にか汚れてしまっていたり、雨の日に泥が跳ねて汚れてしまわないかと心配になりますが、元々水や汚れに強いレザーですので、気になったらさっと拭き取っていただければ大丈夫です。ワンピースやスカート、ワイドパンツや細身の綺麗目ボトムスにまで、合わせやすいスニーカー。

上品さと頼もしさ

レザーシューズにもかかわらず雨に強いその秘密は、革の加工にあります。染色時にフッ素樹脂を繊維にからませることで強度と防水性を増しながら、表面にも防水加工を施したソフトな革を使用。水を弾く一方で、空気は通し通気性を保つという、雨の日の足元にうってつけの性質を実現しています。

アッパーだけではなく、足裏のソール部分にも余念がありません。ソールは、数々のシューメーカーから厚い信頼を受けるソールメーカー、vibram（ヴィブラム社）のものを使用。ヴィブラムソールは過酷な環境に耐える登山靴から発展したゴム素材のソールで、高い耐久性・グリップ性を誇ります。chausser（ショセ）のTRAVEL SHOESはヴィブラムソールの中でもARCTIC GRIPを採用していて、氷の上でも滑りにくい、特殊なソールを使っているのが特徴です。氷点下でも硬くならずグリップ性を保てるICETREKという配合のソールに特殊な繊維をゴムに練りこんだパーツを部分的に埋め込むことで凍結した路面でも安全な走行をサポートします。

歩きやすさを追求したインソールなので、歩き回る旅先にも持っていきたいシューズ。持ち運びにもぴったりな布製の巾着ケースに入っています。トランクの中にこんなにも素敵な靴が入っていたら、移動中も心軽やかになりそうです。

目指すのは、「30年後も履きたい靴」

ブランドを立ち上げたのは、デザイナー兼オーナーである前田洋一氏。オーダーメイドの靴職人であった父親の影響を受け、幼い頃から靴作りへの憧れを持ち、早くから靴業界に身を置いていました。靴を人の手に届けるための様々な仕事を経て、企画に携わり靴作りを学びます。そうした数々の経験を経て生み出されたのが、シューズメーカーchausser（ショセ）です。ブランド名はフランス語で「履く」という意味。東京を拠点にして、現在世界7ヶ国で展開されています。30年後、古着屋さんでchausser（ショセ）の靴を見たときに、履きたいと思ってもらえるような、時代に関係のない普遍的な靴を作りたい。そして、手入れをすれば「30年履ける靴」を目指したい。そんな想いから、ずっと履きたくなる靴作りを目指しています。

chausser（ショセ）の靴は、大量生産を目的として作られていません。量産品にはない暖かみと愛敬のある靴。職人の手を離れても、身につける人と一緒に時を経ることで幾重にも味わいが増し、やがて唯一無二の存在へと昇華していく。それが、chausser（ショセ）の靴の魅力なのかもしれません。