ずっと使いたいモノ、置いてます。

ラフにまとめてかっこよく

アクセサリーは着飾るためのアイテムであることから、見た目が素敵であることが最も重視される事柄かと思います。しかし、モノが溢れるこの時代において、様々な選択肢の中からその「一つ」を選び取るには見た目だけの理由ではもはや足りません。どういう素材なのか、どういう人が作っているのか、そこに込められた想いはどういったことなのか、作り手がなぜ作ろうと思ったのか、ということが、そのアイテムを他のどれとも違う特別なモノに変えるのだということを、現代の人々は気付いています。
今回ご紹介するのは、そうした想いがアイテムに込められている、アクセサリーブランド・MACHETE（マチェテ）です。

ちょっとまとめたい時に便利

Mini Clawは、ヘアクリップのこと。ワニクリップとも呼ばれますが、正式にはバンスクリップといいます。中心に蝶番があって、左右対称に開き髪を挟んで使います。ミニサイズなので、髪の毛全体をしっかりとまとめるというよりは、ハーフアップにする時に利用したり、ヘアゴムでまとめた髪をアップにする時に使えます。

子どもから大人の女性まで使える定番のアイテムですが、特筆すべきはその素材です。使用しているのは、セルロースアセテートという、メガネのフレームによく使われている樹脂素材。プラスチックのように見えますが、コットンから出来た天然繊維なのです。

植物繊維を原料にしたセルロースアセテートは透明性に優れ、粘り気のある特徴から壊れにくい、割れにくいという良さがあります。奥行きのあるとても美しい色合いが生まれることから、「プラスチックの宝石」とも言われるほど。

ベースの色に加えて、他の色を使いマーブルのようなデザインを出したり、淡い色合いの中にグラデーションを出したりと、色やデザインの出方は様々なので、一つとして同じものはありません。それもセルロースアセテートの特徴として、お楽しみください。

環境と動物への負荷を考える

単色でも、マーブルのような柄が入っていても美しいFrench clipの素材は、イタリア産のセルロースアセテートを採用しています。現在では石油系の樹脂ばかり目にしますが、樹脂の先祖は植物から作られました。約200年前から始まった合成樹脂への挑戦。セルロース（綿）を原料とする人工の象牙が発明され、これが世界初の樹脂と言われたものとなりました。このように、「アセテート」はもともと植物繊維から作られていて、「樹脂」と言っても、アセテートは化学繊維ではなく綿花と高純度パルプから作られた植物繊維なのです。植物繊維なのでヒトと同じ有機物ですから、肌に優しくアレルギーも少なく、肌に直接触れても温かみがあります。

長く愛され、輝き続けるジュエリーを

MACHETE（マチェテ）はデザイナー・ジェニファーマッチェットが2017年アメリカで設立したアクセサリーブランドです。ジェニファーは、フロリダ州ゲインズビルで美術史の学位を取得後、アンティークとビンテージジュエリーのコレクションに触発され、自身でアクセサリーをデザインしていくようになります。

彼女自身が、シンプルで古典的な素材であるべっ甲のアクセサリーを好んでいながらも、ウミガメ保護の条例もあり、環境への影響が深刻であるため、べっ甲自体を選ぶことが倫理的ではないと考え、他の素材で、それに近いものを製作することを考えたのが、ブランドのアイコン的な素材であるセルロースアセテートの使用を始めたきっかけです。

MACHETE（マチェテ）のアクセサリーは、気軽に手に取れる日常用です。カジュアルで、カラフルで、楽しい。そんな毎日を願うかのように、MACHETE（マチェテ）のMini Claw（ヘアクリップ）を身につけて出掛けませんか？
女性にとって、アクセサリーは数があるだけ綺麗でいられるようなアイテムです。いつも綺麗におしゃれしている素敵な女性への贈り物に、誕生日プレゼントやクリスマスプレゼントにお選びください。