ずっと使いたいモノ、置いてます。

粋なガラス職人が作りだしたドリッパー

「三ノ輪2丁目ネルドリッパー」 。
このドリッパーを作る小泉硝子製作所が生まれ育った東京下町の名前が付けられています。どこか懐かしいような響きのネーミングには、下町の職人の熱い想いが込められ、こだわりのコーヒーを美味しく淹れようという気持ちにさせてくれます。

ネルドリッパーのネルは、フランネルの略で起毛のある柔らかい毛織物のこと。
起毛に包まれてじっくり抽出されるコーヒーは、とろりと濃厚。
酸味も苦味も丁度良く、本当においしい。
豆の持ち味を存分に味わいたいこだわり派の方にこそオススメしたいネルドリッパーです。
残念ながら、手間と時間のかかるネルドリップは、段々と気骨のある老舗であったり、こだわりのあるコーヒーショップでしか出されなくなっているそうです。
使い続けて、コーヒーの色に染まるネルは、コーヒーがどれほど好きかを感じさせるかのように染まっていきます。

サイズは2種類ございます。
2人用と5人用。一度に沢山の量を抽出したい方には5人用をおすすめ致します。それぞれ、ネルが2枚コーヒーの淹れ方が書かれたしおりが付いて、木箱に丁寧に収められていますので、贈りものとしても最適です。

三ノ輪2丁目ネルドリッパーを作る小泉硝子製作所は、明治45年東京都台東区三ノ輪に創業しました。
ビーカーやフラスコ、試薬ビンなど理化学医療用のガラス製品、病院や研究所用に生産し、現在は三ノ輪２丁目ネルドリッパーといった熟練のガラス職人の技を生かした商品を手作りしています。
ガラスのものづくり一筋に、2012年には創業100年の歴史を刻んだ歴史あるガラスメーカーです。
全てがハンドメイドで作られ、全くの初心者でも、付属のしおり通りに淹れればおいしいコーヒーが飲めるようになっています。
三角フラスコを繋いだようなその姿は、熟練したガラス職人が、一つ一つ手吹き作業で行われているので、ガラスポットの肉厚に多少のばらつきがある所も、愛らしいところ。

「冷たいガラスに、職人の熱い想いを感じて頂けたら幸いです。」と、下町の粋な職人さんらしい、小泉硝子製作所さんの言葉です。
とろりと濃厚なコーヒーをじっくり淹れて、ゆったりとした時間をお過ごし下さい。