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100周年を称えて。バウハウスの三原色がアクセント

バウハウス。
デザインを学んできた人の中には知らない人はいない、デザインにさほど興味がない方でも、雑誌などで目にしたことがあるのではないでしょうか。
バウハウスは、1919年にドイツで設立された工芸や写真、デザインを含む美術と建築の総合教育学校です。
流れる歴史の中で1933年に閉館となった開校期間はわずか14年間という短いものでしたが、当時生まれたデザイン、そして考え方は、今もなお現代の建築・デザインに大きな影響を与えて続けています。今回ご紹介するのは、そのバウハウス100周年を記念した、ドイツの時計ブランドDUFA（ドゥッファ）のスペシャルエディションです。

バウハウスの歴史に敬意を

モダニズムデザインの礎を築いたとも言えるバウハウス。その偉業と歴史に敬意を表して、ケース裏には100周年記念エディションの刻印が刻まれ、ベルトをとめるパーツにはバウハウスが提唱した三角・円・四角の基本形状が並び、パッケージも赤・青・黄を基調とする限定パッケージでお届けします。
いつの時代も色褪せないデザインで長く愛用いただける腕時計。ご用意したモデルは下記の2種類。

【WHITE】
一見ベーシックですが、ベルトを裏返せば鮮やかなイエローが顔を見せます。「工学終わるところに建築学あり」というバウハウスの創始者ヴァルター・グロピウスの精神が込められた、ブルーのスモールセコンドが目を引くモデルで、バウハウスが提唱した色の三原色、赤・青・黄が長針や短針、ベルトのステッチに差し色として配されています。インデックスの「10」の数字が「100」になっているところも、100周年記念モデルならではのポイント。シンプルでありながら遊び心が感じられる1本です。

【BLACK】
こちらの裏側は赤。黒と赤のコントラストがどこかシックな印象も与えます。BLACKは、バウハウスの美学と熟練技術により絶賛を得たクロノグラフモデル。ビジネスシーンでも違和感なく身につけられつつ、さりげないアクセントが効いたデザインになっています。
直線的ですっきりとしたデザインの文字盤で、インデックスとスモールセコンドの段差が、ケースの中で立体感を作り、バウハウスの美学を体現しています。

世界の芸術・建築に影響を与え続ける、ドイツ発の教育精神

腕時計がリーズナブルな価格で簡単に手に入るようになった現代、シンプルなデザインは山ほどあれど、そこに歴史のある確かな技術、確固たる信念や思想までが込められた、本当に長く付き合える製品はいったいどれほどあるでしょうか。

DUFA（ドゥッファ）のバウハウスコレクションは、ブランドの誕生と時をほぼ同じくしてドイツに発祥したバウハウスの精神を継承する、質実剛健な機能美が光るラインナップ。
シンプルを限りなく追求した、合理主義・機能主義的なデザインやアートを提唱したバウハウス。余計な装飾を排除して見出したものは機能的な美しさでした。その信念を感じるディテールが魅力のDUFA（ドゥッファ）の腕時計は、きっと誰もが長く愛用できるものです。年代・性別問わず使い続けられるデザインの腕時計ですので、大切な人の誕生日プレゼントや記念日にもおすすめです。

ドイツ最高峰と評された高い品質

また、DUFA（ドゥッファ）の腕時計といえば、どこか懐かしさを感じさせるドーム型ガラスやクロコ型押しレザーベルトなど温かみも感じさせる面持ち。それもそのはず、1920年代のドイツのクロック業界において最も支持されたという、歴史と名誉ある老舗時計メーカーによって作られているもので、クラシカルなニュアンスからは温故知新の精神と、ブランドの長い歴史が製品から物語っているようです。

ブランドの原点は、1864年にザクセン州北西部にあるライプツィヒにて創業された、時計・オルゴール製造メーカーEtzold&Popitz社。革新的な製造技術で主力メーカーとなると、1912年にテューリンゲン州に工場を設立。1920年に、Deutsche Uhrenfabric(ドイツ時計工場の意）に由来して名付けられたDUFA（ドゥッファ）が誕生しました。同年、新工場を増築しその規模を拡大すると、その後クロックやムーブメントの製造販売で全盛期を迎え、ドイツ時計史を代表するブランドに。1986年にソーラーシリーズ、1996年に無線制御可能なツインエンジンクロックを開発するなど、新たな技術にも力を注ぎました。

長い歴史を持つ、テューリンゲン州の建築と文化の美しさに影響を受け、同地で発展したバウハウスムーブメントの遺産を受け継いでいるDUFA（ドゥッファ）。精密製造メーカーの最高峰としての誇りと、ドイツらしい職人気質が宿った製品は、普遍的かつ高い品質で今も変わらず支持を集めて続けています。