暑い夏、町中を歩いていると、扇子を片手にぱたぱたと扇ぐ人をよくみかけます。性別年齢問わず、最近ではサラリーマンの方も持ち歩き、ネクタイを緩めながら扇いでいる光景も一般的です。
扇子はコンパクトに折り畳むことが出来るので、持ち運びにも便利。
ちょっと汗ばんだなという時に、その場でサッと開いてすぐに「涼」を感じることの出来る扇子は根強い人気を持っています。
風を送る道具としてその他に団扇がありますが、扇子は日本で誕生し、その後世界に広がりました。その起源は平安時代初期の8世紀。昔は扇ぐ役割だけでなく、コミュニケーションの道具として使われていたそう。和歌を書いたり、花をのせて贈っていたそうです。昔から人々に愛されてきた扇子は日本を代表する文化であり、伝統でもあるのです。
こちらの粋更(きさら)の紙扇子は、シンプルで飽きのこないデザイン。お色は3種類から。苅安(かりやす)はやさしい黄色がやわらかい印象を与えてくれ、浅葱(あさぎ)は晴天の青空を感じさせるようなスッキリとした水色。そして藤紫(ふじむらさき)はその名の通り、藤の花の紫をそのまま表現したような美しいお色です。
粋更(きさら)デザインの扇子は市村一房堂の木版画摺り師、市村守さんに摺って頂き作られたもの。一枚一枚丁寧に摺られました。その色彩感覚はとても繊細です。決して派手なお色でなく、かといって地味ではない。淡いお色がほっこりとした気持ちにさせてくれます。熟練の技が感じられる扇子です。紙扇子は、ポリエステルや麻で作られたものよりも、風を多く感じることが出来ます。クーラーの涼しさも良いですが、扇子ならではの優しい風を感じてみるのもなかなか良いものです。
扇子は広げると末広がりなので、縁起がいいとされています。贈り物やおめでたい席の引出物に選んでもいいですね。また外国の方へのお土産や贈り物にも喜ばれそうです。日本の文化の良さを味わってもらえますね。
お気に入りのものを大切に長く使う。大事に思えるものを選べば、毎年夏を迎えるのが楽しくなりそうです。
扇子から日本の伝統を味わってみるのはいかがですか?
サイズ | 6.5寸 34間 |
付属品 | 扇子袋 |
粋更(きさら)は、古都、奈良の豊かな自然と歴史に育まれた「奈良晒(ならさらし)」の老舗【中川政七商店】がプロデュースするブランド。
扱うものは和の伝統である麻、木、和紙、陶器、漆など。
四季のある日本ならではの季節の移りかわりを表現し、また、日本の美しい伝統でもある「贈る」ことにこだわりを持ちます。想いを込めて選ぶ贈り物には、心の形を添えたいというのが粋更(きさら)の考え方です。誰かのためにも。自分のためにも。
粋更(きさら)が大切にする日本の代表的な言葉、「和」は、同時に「和み」につながります。触れていて心地良く、自然で、心にも体にもしっくりとくる。日本人の暮らしの中に生きている和の「もの」と「かたち」は、日本の美しい景色と美しい人々の手によって生み出され、使われているのです。
そして、そんな暮らしこそが、私たち日本人の姿であるはずなのに、日々の慌ただしく忙しい暮らしの中で、それらが輪郭を失ってきています。
粋更(きさら)は、そんな日本の自然と歴史、四季と文化を大切にし、人の手で鮮やかに美しく表現させることで、新しい日本の「かたち」を手から手へと受け渡す場を作っています。
商品 | 価格(税込) | 在庫 | 個数 | |
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木版紙扇(藤紫(紫))
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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¥3,520(税込) |
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販売終了 |
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木版紙扇(苅安(黄色))
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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¥3,520(税込) |
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販売終了 |
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木版紙扇(浅葱(水色))
送料:一配送660円・11,000円以上で送料無料(一部地域除く)
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¥3,520(税込) |
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販売終了 |
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¥6,820(税込)