ショセの人気シリーズ、TRAVEL SHOES(トラベルシューズ)。そのトラベルシューズの新作、ガラスレザーが登場です。
今回は、34サイズから40サイズの展開。足が小さくて/大きくて、なかなか自分のサイズが見つからない、という方にもぜひお選びいただけたら。
2016年から展開されているトラベルシューズは、「旅先でも履き心地の良い靴を」「天候に左右されない靴を」という思いを形にしたシリーズ。
特徴は、
・染色時にフッ素樹脂を繊維にからませることで、通気性と防水性を兼ね備えた特殊なレザーを使っていること。
・素材に防水特徴があるから、靴のデザインは「いかにもレインシューズ」に見えるものではなく、一見するとおしゃれなレザーシューズ・レザースニーカーに見えるもの。そのため、旅先に何足も持って行かなくても、どんな天候でもおしゃれなファッションに合わせられます。
・防水効果があるということは、「防汚」にもなるので、汚れがつきにくい&落としやすいという嬉しい効果も。
・「どんな天候にもOK」を叶える、vibram(ヴィブラム社)のICETRKソールを採用。ヴィブラムソールは過酷な環境に耐える登山靴から発展したゴム素材のソールで、高い耐久性と氷雪面での高いグリップ性を誇ります。
▲ソールは世界地図がデザインされています。旅に出たい気持ちを靴に込めて。(画像は今回のアイテムとは異なる靴ですが、ソールのデザインは同じです)
そんな数々の嬉しい特徴のあるトラベルシューズから、新素材である「ガラスレザー」が登場です。
ガラスレザーは、名前の通りガラスのようにツヤっと上品な表情をしたレザー。由来はそれだけでなく、かつてはガラス板に革を貼り付けて乾燥させていた経緯があったことから、ホーロー加工した鉄板に変更された現在でもそう呼ばれています。
元々、レザーにフッ素加工をして水に強いトラベルシューズのレザーですが、ガラス加工することで更に防水性が高まっています。
ガラス加工は一般的にレザーが固くなりがちですが、ショセの場合は繊維が密で薄く柔らかなキップレザーを採用することで解決させています。(通常のソフトレザーのトラベルシューズに比べると、ガラス加工されている分少し硬く感じます。)
また、ショセのデザイナーである前田さんにガラスレザーの良さを尋ねると、「木型のシルエットが綺麗に出る」というお答えでした。これは、ある程度硬さのあるレザーだからこそ、レザーシューズのかっちりとしたシルエットが出やすい、そして履き続ける過程でも維持しやすいということ。
以前、「靴のデザインで大事なのは木型」と仰っていた前田さんらしいポイントです。反りを良くするための柔らかさ、シルエットを綺麗に保つための硬さのバランスを取っているレザーなのですね。
今回ご紹介するのは、レースアップシューズとスリッポンの2型です。それぞれ、形としてはショセの定番で長くご紹介している木型なので、歩きやすさは折り紙つき。
これぞレザーシューズ、という定番の形のレースアップシューズ。黒と白の2色使いがおしゃれです。
ソックスやタイツと合わせてマニッシュなファッションにしてもいいですし、まだ寒くない時期は丈の短いソックスを履いて素足風に見せても。
▲お洋服がシンプルでも、ツートンのシューズを履くだけで一気におしゃれに。
レースアップシューズの良いところは、紐でぴったりとフィットさせられる点。長時間歩くお出かけや旅行にはレースアップが適しています。
歩きやすいからと、旅行ではレースアップのスニーカーを履いて行くことも多いと思いますが、そうすると旅先でのお洒落が制限されますよね。素敵なお店のディナーにも行くことも躊躇してしまいます。何足か持っていくのも大変ですし、そうした時にこのストレートチップ レインは歩きやすさと見た目の綺麗さのバランスが抜群です。
ホワイトレザーの部分も、トラベルシューズ用のレザーとしてフッ素樹脂加工されているので防水性に優れています。
スリッポンの良いところは、脱ぎ履きが早く出来る点。ショセのこのスリッポンは甲部分も深くカバーしているため、パンプスのようにつま先に力を入れなくても脱げることなく、足についてきてくれます。
光沢感のあるツヤは、特にこれからの秋冬ファッションに映える表情。装飾がないスリッポンはすっきりとしたシルエットで縦長に見えます。
ツヤっとしたオールブラックのガラスレザーの内側は、鮮やかな赤いインソール。
また、かかとのレザー切り替え部分から内側に倒して、サンダルのように履くことも可能です。