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ウールインナーの先駆け、joha。毎年買い足したくなるインナーの魅力をもう一度

 

毎年毎年、声を大にしてお伝えしている、「ウールインナーの良さ」。ZUTTOの商品を選んでいるバイヤーや、企画担当者がその良さに気付いたのは長年ご紹介しているjoha(ヨハ)のインナーがきっかけでした。

 

寒さ厳しい北欧デンマーク生まれのjoha(ヨハ)。大人用のインナーも多く展開されていますが、もともとはベビーウェアからスタートしたブランドです。体温調節がうまく出来ない赤ちゃんや子どもたちを寒さから守るには、アクリル混合や綿素材の衣服よりもウール製が適しているとし、初めて子ども向けのウール製肌着を開発したのです。

 

 

 

ウールインナーの良さを実感している人、多数

 

長年joha(ヨハ)をご紹介してきて、驚くべきはそのリピーターの多さ。シーズン中に同じ形の違う色を買い足す方もいれば、毎年同じ時期に同じアイテムを購入する方、最初はトライアルとしてタンクトップを試してみたけど、良かったからロングスリーブやレギンスにも派生した、という方も。

 

 

ウールという素材は、季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸水効果を発揮し、常に丁度良い体温を保つ働きを持つ、言わば機能性素材。その点で考えると、真冬も真夏も着用出来るのですが、やはり本領を発揮するのは冬だと、愛用者の立場からは思います。暖かさが違うのです。

 

あと、これは何度もお伝えしていて、またもお伝えするんですが(笑)、汗をかいても不快じゃない!化繊インナーは乾かず汗のじっとり感が続くのに対して、ウールインナーは冷えずに乾きも早いから嬉しいです。

 

 

買い足し可能、定番ウールインナー

 

joha(ヨハ)は、ZUTTOで5年以上取り扱っている定番品。定番品の良さは、気に入ったものをまたシーズンが来たら買い足せること。自分にとって、「これだ」と思える定番品を見つけることが出来たら、毎年安心して過ごすことが出来ますね。 

 

 

【メリノウール100%シリーズ】

展開アイテム:タンクトップ/ロングスリーブ/レギンス/メンズ

 

 

ウール100%なので、心配になるのはその「チクチク具合」だと思います。joha(ヨハ)のウールは良質なメリノウールの中でも最高級の18-19ミクロンという細い繊維を採用しています。一般的には高級ニットに使われるウールは19.5ミクロン以下のもので、22ミクロン以上のものに対してチクチクを感じ出すそうです。joha(ヨハ)のウールインナーがいかにチクチクしにくいか、分かる数字ですね。

 

 

また、ウールのチクチクは乾燥したお肌ではより敏感になるそうで、ウールはそうした乾燥肌を再生してくれるという研究データもあるそうです。単に暖かいというだけでなく、汗を吸収し発散するので、肌面がいつもサラサラで不快にならず快適な着心地を保ちます。

 

ロングスリーブは、XSサイズとSサイズをご用意しています。

▲「メリノウール ロングスリーブ」のXSサイズとSサイズ比較

 

どのシリーズもそうですが、日本人にはやや大きい作り(着丈や腕の長さ)になっています。

 

 

【メリノウール85%、シルク15%シリーズ】

展開アイテム:タンクトップ/キャミソール/ロングスリーブ/レギンス/ショーツ

 

 

シルクが15%入ることのメリットは、しっとりとした手触りが生まれること。いくら繊維が細く、チクチクしにくいとは言っても、やはりウール100%のインナーに挑戦するのは躊躇する、というウールインナー初心者や、敏感肌を自覚している方はこちらのシルク混を選ぶことをおすすめします。

 

 

シルクはタンパク質で出来た天然繊維で、肌の成分に近いアミノ酸が結集して出来ているため肌や健康にも良いとされています。生地に表れる上品な光沢はシルクの美しさによるもので、かつその繊細なイメージとは裏腹に引っ張りに強い繊維としても知られています。

ウール同様、シルクにも吸湿性や通気性、保温性があるので、ウール+シルクの組み合わせは非常に贅沢な素材と言えますね。

 

 

また、「メリノウール85%、シルク15%シリーズ」は「ウール100%シリーズ」に比べて薄手なので、シャツやピタッとしたハイゲージニットの下に着るインナーとして最適です。

 

こちらも、ロングスリーブはXSサイズとSサイズをご用意しています。

▲「ウール・シルクロングスリーブ」のXSサイズとSサイズ比較

 

実際に着て比較してみても、実はあまりサイズ感の違いは感じられません。というのも、よく伸びるので、身長162cmの方でもXSサイズを問題なく着られます。考慮するとすれば、肩周りと着丈の長さかと思います。あとは、「ぴったりと身体に沿うインナーが好み」か「少しゆとりがあるインナーが好み」かで決めてくださいね。

 

▲タンクトップでは、「キャメル」がウールシルクタイプ。

 

 

2つのシリーズの違いは?スタッフによる比較

 

・手触り&縫い目の違い

 

「触ってみるとやはりシルクが入っている方がしっとりしていて、とろみのある肌触りです。対して、ウール100%はそこまで透けがなく、薄いながらもしっかりとした印象。

肌触りの優しさはシルク混、暖かさはウール100%の方、という感じだと思います。」

 

「あと、今回比較していて初めて気が付いたのですが、2つのシリーズには縫い目の違いがありました。ウール100%シリーズは、腕の内側や脇の縫い目がボコッとしないように、『縫い代をステッチでつぶす』フラットシーマー処理がされていたんです。これは、縫い代が肌に当たってゴロつく不快感や痒みを軽減させるための配慮と言えます。」

 

▼メリノウール100%シリーズ(フラットシーマー)

 

▼ウール・シルクシリーズ

※アイテムによってフラットシーマーと、そうでないものが混ざっていますが、下画像のロングスリーブはフラットシーマーではない仕様。

 

「改めて確認したところ、ロングスリーブ、タンクトップ、レギンスなどメリノウール100%素材のものはこのフラットシーマー仕様でした(メンズタンクトップ以外)。縫い代がボコッと出ていることが気になる方は、ウール100%を選んでくださいね。

 

メリノウール85%シルク15%シリーズの方はフラットシーマーのアイテムもあれば、そうでないものもあり、アイテムによっても違いがあります。詳しくはカタログページの「商品詳細」欄に記載していますので、ご確認ください。」

 

 

・2シリーズのサイズの違い

 

両シリーズともに「ロングスリーブ」にはXSサイズとSサイズがありますが、シリーズが違うとそのサイズ感に違いがあるのか?を調べてみました。

それぞれシリーズのロングスリーブSサイズの平置きサイズはこちら。

 

  ウール100% シルク混紡
肩幅 30.5 32
身幅 33.5 33
着丈 63 61
袖丈 62 61

(単位:cm)

 

 

 

カットソー素材なので平置きの時の計測サイズは少し伸ばすだけで大きく変わってしまうので、数字は参考程度に。平置きサイズでは大きな違いはありません。

ただ、着てみると違いました。カットソーの編み方の違いなのか、素材の違いなのか、シルク混の方がよく伸びる気がします。肩周りが動かしやすいのが良いですね。

まとめると、

・メリノウール100%:しっかりとした素材で保温性高。ほとんどのアイテムでフラットシーマー仕様。

・シルク混紡:伸縮性があり、とろみのある肌触り。ウール100%に比べるとチクチク少ない。 

 

 

ウールインナー初心者の気になる点解消

 

・静電気でバチバチしない?

正直、静電気は起きます。1日中着て、夜脱ぐときにバチバチッと。ただ、脱ごうとしないと静電気は感じないですね。他のインナーに比べて静電気が起きにくいかどうかは、体感では分かりません。

 

 

・洗濯機でじゃぶじゃぶ洗って大丈夫?

はい、洗濯機で普通に洗っています。私はなんでも洗濯ネットに入れるので、johaのインナーもそうしています。洗う時や干す特に気を遣うことはありませんが、乾燥機には入れないようにしています。(ウールなので縮みます!)

 

・使っていくうちに伸びない?

化繊インナーのような劣化の伸びは感じません。もちろん、ウールで編んであるカットソーなので着ている時は伸びて身体にフィットするのですが、それが脱いだ時にデロデロに伸びている、ということは無く、洗濯を重ねても変わらないですね。

 

 

また、ウールによくある「毛玉」ですが、少なくともシルク混のインナーに関しては、2シーズン愛用しても全く出来ていません。新品と比較しても生地に違いは見られず、綺麗な状態を保っています。

 

 


 

 

 

「インナー」は、素肌に着るとてもパーソナルなアイテムですし、好みも分かれるものです。でも、joha(ヨハ)のようにナチュラルでシンプル、そして使っていて良さを実感出来る機能性があるものは女性同士のギフトにも選びたくなります。秋冬時期ならではの贈り物にもおすすめです。 

 

 

 

▼joha(ヨハ)アイテム一覧はこちら

投稿者: 丸山 日時: 2021年11月14日 11:00 | permalink

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