「おしゃれは我慢」の時代から、心地よく気持ちよくいられる素材やデザイン・サイズ感が重視されるようになり、みんながどうかというよりも自分がどう感じるかを優先させることが当たり前になってきました。
目につく「外側」のファッションよりも軽視されがちな「インナー」ですが、真の心地よさはそこにあると考えています。肌に触れるものは、自分だけのこだわりの世界。誰のためでもなく、自分のために良いと思えるものを身に付ければ、内側からの心地良さを得られます。家にいることが多くなった今、ストイックにスタイルを良く見せるためのインナーではなく、体も心も落ち着いて深呼吸出来るようなリラックスしたものが気分に合っています。
ご紹介するのは、日本のインナーブランドSoupleLuz(スープレルース)。華美でないのにエレガントな雰囲気を纏うインナーには、しなやかな芯の強さを感じさせます。
souple luzがこだわる着心地と環境、そして健康
フランス語でしなやかさを意味する「Souple」と、ポルトガル語で光を意味する「Luz」という2つの言葉から名付けられたSoupleLuz(スープレルース)。元々カットソーOEMを行っていた創業者が、素材や質感よりも安さを重視した製品が世に出回る中、本当に肌触りの良い製品を生み出したいという想いと、デザイン性のあるオーガニックコットン製品を作り、もっとその素材の良さが広まってほしいという想いから2007年にブランドが誕生しました。
「コットンはオーガニックコットンがあたりまえ」を目指すブランドで、全てのアイテムに積極的にオーガニックコットンとノン枯れ葉剤のコットンを使用しています。
「確かに良さそうだけど、オーガニックコットンは具体的に何が良いの?」とのお声が聞こえてきそうなのでご説明します。
コットンは綿花から取れる繊維なので、野菜と同じような農産物です。一般的に出回っているコットンの99%が大量生産用に効率よく育てされた綿花から出来たもので、農薬や殺虫剤を浴びて育ってきたことは想像に難くないと思います。
薬品をかけられた綿花は繊維が堅くなり繊維の空洞もつぶされてしまいますが、表面上の手触りを良くするために糸にする過程で苛性ソーダなどで意図的に膨らますのです。そこまで痛めつけられたコットンは呼吸をしないので、手触りのみならず吸水性や吸湿性も劣ってくるという訳です。
それに比べ、オーガニックコットンの繊維は痛めつけられていないため、繊維がきちんと空気を含み呼吸をしています。呼吸をしているからふんわり柔らかく、温かみがあり、吸水性があるから汗をかいてもベタつかない。そんな良さがたくさんあります。
素材の良さを前面に打ち出すオーガニック素材のものは、正直、デザインを二の次に考えているのかな、と思ってしまうものも多いのですが、SoupleLuz(スープレルース)は細かな気配りで大人の女性のためのエレガントな雰囲気を纏うアイテムを生み出しています。
SoupleLuz(スープレルース)は日本で紡績をし、日本で生地を作り、日本で縫製も行う、「顔が見えるものづくり」にもこだわっています。
洋服作りに携わってきたからこそ、日本の技術力の確かさに信頼を置き、そしてその技術や作り手を守りたいという思いが強いのです。そしてインナーというアイテムの特性上、日本人の体型に合うものを作ることが、着ていて心地よいフィット感に繋がるので、その点においても国内生産ブランドの安心感は大きいものです。
ここ数年で一気にZUTTOの人気アイテムとなったSoupleLuzのインナーアイテムたち。スタッフの愛用者も多く、今回は最近SoupleLuzのファンになったというスタッフのコメントをご紹介します。
スタッフM「もともと、パッド付きのキャミソールはあまり使ってきませんでした。個人的にインナーは"自分の気分が上がるモノ"を選ぶのが好きで、デザインや着け心地など、背筋が伸びるような、スイッチがオンになるようなものを好んで着けていました。そんな中、自宅で過ごすことが増え、仕事や作業も自宅もしくは自宅の近くになり、身なりでオンオフをはっきり付ける必要がなくなってきました。そこで前から素敵だなと思っていたSoupleLuzのインナーを取り入れることにしてみたのです。
ブラパットキャミソール NAVY、Wストラップショーツ NAVY
選んだのはブラパットキャミソール NAVYとお揃いのショーツ。もともと、オーガニックコットンの柔らかい質感と、華奢でヘルシーな見た目が素敵だなと思っていて、今回の生活の変化がきっかけになりました。洋服から見えづらいけれど、胸元はきちんと隠してくれるVネックも嬉しい。実際に着てみても、お洒落したときのような高揚感を感じました。
どこかヨーロッパのシンプルで洗練された女性が普段着としてさらりと身に纏っているような繊細で上質な見た目。色もすごく迷いましたが、ネイビーを選択。最近友人や家族と旅行に行く頻度が上がって、このインナーを持っていて良かったなと思うシーンが増えました。
旅行では、荷物は減らしたいですし、ワイヤーの入った下着やレースのついた大切な下着は普段と違う収納で潰れたり引っかからないか心配。そこでブラパッドキャミソールがあると、ブラとキャミが一体化しているので、荷物が減りますし、少々潰れても変形してしまうことはありません。
さらに、大浴場やプールなどで人前で下着を見られるシーンで、自信を持つことができたのも嬉しいポイントです。人はあまり気にしていないとは思いつつも、せっかくだからアップデートしたインナーアイテムを選んで、旅行中も気持ちよく過ごせるのが一番です。湯上りで暑い時はガウンを羽織る時も上はブラパットキャミソール一枚でもいいですね。
アンダーのホールド力が強いわけではないので、かなりリラックスできる着用感です。胸囲のある方はサイズを上げたほうが良いと思います。」
サイズ目安:
スタッフA
身長158cm 普段のインナーサイズSサイズ
→ブラパットキャミソールMサイズ
スタッフB
身長165cm 普段のインナーサイズMサイズ
→ブラパットキャミソールLサイズ、ショーツLサイズを選びました。
※レモン色は完売
アイテムのラインナップとしては、ブラパットキャミソール、ソフトブラ、そしてWストラップショーツの3種類。トップとショーツで色を組み合わせるのも楽しいですね。
シーズンカラー「チェスナット(栗)」が登場。
スーピマオーガニックコットンの優しい肌触りはそのままに、植物由来の美しい色目が特徴。インナーにしておくのはもったいないような、深みのある上品なブラウンです。秋が旬の栗ですが、この色は季節問わずに使えるベーシックで美しいカラーです。
自宅にいる時のリラックスインナーとして捉えられていた「ブラカップ付きのキャミソール」も、今やカップ付きキャミを外着のインナーに着るのは当たり前。ブラ+キャミの組み合わせに比べ、肩に掛かる紐が1本で済むのが楽だというのはもちろんなのですが、それが「だらしないかも?」という変な罪悪感に繋がらないのがSoupleLuz(スープレルース)のこのブラパットキャミソールの良いところ。
リラックスなのに、カジュアル感がなく上品でエレガントな印象。オーガニックコットンが作り出す光沢のある生地感や、Vネックの綺麗なラインもさることながら、肩紐と首元のパイピングの美しさもそのエレガントさの一因を担っています。
胴部分に縫い目のないシームレスなキャミソールなのでごろつきがなく、お肌が敏感な方にもおすすめ。ポイントは、身頃部分だけでなくカップを支えるための内側も丸胴編みの生地を使っているというこだわりです。いつまでも身につけていたくなるような、気持ちの良い着心地ですよ。
ソフトブラは、ノンワイヤーでアンダーのゴムが優しいつけ心地です。ゴムは幅広なので、しっかりと安定感のあるホールド。肩紐の調整は可能ですが、アンダー調節用のホックは無いので、かぶって完結するシンプルな作り。
胸元のVラインが綺麗なのですが、加えて、光沢感ある細めのストラップも女性らしさを感じさせます。ブラトップキャミソール同様に、「リラックスなのにエレガント」な印象を与えるのは、そうした細かなこだわりなのですね。
※レモン色は完売
両脇のクロッチに二本のストラップを使用した、大人っぽいショーツ。縫い代を減らすことで痛くならないように配慮し、また締め付けもなく優しいはき心地です。
コットンの無地ショーツはどこか味気なく感じるものですが、ちょっとしたデザインポイントがあるだけで印象が大分変わるから驚きです。ぜひこちらのWストラップショーツは、ブラパットキャミソールまたはソフトブラと色を揃えてお使いくださいね。
ブラパットキャミソール、ソフトブラ、Wストラップショーツ全て化粧箱に入っています。インナーはとてもパーソナルなアイテムなので贈り物にするには相手を選びますが、姉妹や親友、心許せる人への特別なギフトだったらその距離の近さを感じるものになりそう。