ガーゼ、と聞くとナチュラルなイメージを抱く方が多いと思います。ZUTTOが提案するのはクラシックなディティールを取り入れたガーゼシャツブラウス。ガーゼならではの優しい着心地、柔らかな風合いはそのままに、ナチュラルなイメージとは少し違った角度からおしゃれが楽しめる一着です。
まず目に留まるのは、ひらひらとした肩のパーツです。こういったデザイン性を持つシャツは、デザインが前に出て少しハードルが高く感じるケースもありますが、今回のシャツブラウスは生地を柔らかいガーゼ素材にすることで肩が強調されすぎず、自然と馴染みます。フォーマルな印象も与えつつ、素材の優しさも活かしたシャツなのです。
クラシックなデザインポイントを散りばめつつ、ガーゼらしい素朴な風合いの素材でカジュアルダウンさせ、デイリーウェアとして着やすいブラウスに仕上げました。デニムにもよく似合いますし、もちろんスカートとも好相性。トップスイン、アウト、どちらでも着られる丈感なので、コーディネートの幅が広がります。
選んだ素材は、オーガニックコットン100%・先染めのシングルガーゼです。綿の段階から染色したTOP糸を使ったガーゼなので、糸の段階で自然なムラ感が生まれ、味わいある表情が特徴でもあります。今回の生地はさらにその糸を使ってシャンブレー編みを行うことで、より一層ニュアンスのある質感に仕上がっています。
カラーはREDとNAVYの2色展開です。柔らかい印象を与えるREDはフェミニンに、グレーのような色味にも見えるNAVYはシャツらしいきちんと感が出るカラー。同じ形でも色で大きく印象が変わります。薄手でふんわり軽いので、軽やかにおしゃれを楽しみたい春夏の季節にお選びください。
様々あるデザインポイントの中、デザイナーが一番に心がけたのは「身体のラインに美しく沿うシルエット」でした。布をボディに当て形作る立体裁断で設計しており、正面からは見えない位置で胸にダーツ(細く長い三角形の縫込みのこと)を入れて立体感を出しています。さらに前後差のあるスリットを入れることで、動きを出しつつ、すらりと美しいシルエットに。
▲スリットを入れることで、よりボトムスを選ばないデザインにもなりました。
その他、スタンドカラーや大きめのカフスといったクラシカルな要素も取り入れています。袖口にはくしゅっとギャザーを入れてやや丸みのあるシルエットにすることで、ほんのり甘さをプラス。ガーゼのふんわりとした風合いがより引き立つパーツです。
▲前立ては、すっきりと見せる比翼仕立て。ボタンが見えない作りになっています。
春から秋口まで着られる先染オーガニックコットン 変形スリーブシャツブラウス。吸水性、通気性にも優れた素材なので、汗が気になる季節でもお選びください。
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これまでも、お客様の愛用品が壊れてしまったら可能な限りメーカーと協力して修理のフローを作ってきましたが、ウェア類に関してはZUTTO独自の取り組みとまでは至りませんでした。しかし、社内に洋服づくりのためのアトリエを設置したことから「洋服のお直しや修理」が可能になり、お客様への有料サービスとして開始することにいたしました。
「購入したスカートの裾を3cm短くしたい」
「手持ちのニットに穴が空いてしまって、かがって欲しい」
「デニムパンツの裾のエイジングをそのまま活かした裾上げをしたい」
など、ウェア類の修繕・お直しをお受けします。ZUTTOでご購入いただいたものももちろん、他店で購入されたアイテムでも、可能な限りお受けいたします。