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今年は御伽犬も一緒に|手のひらサイズのかわいい雛人形受注会。

 

子どもの健やかな成長を願って飾る雛人形。小さな頃、着物の美しさ、五人囃子の楽器や三人官女の持ち物の緻密な作りに驚き、いつまでも眺めていた記憶があります。

以前は大きな段飾りで豪華であることが好まれていた雛人形は、飾るのも仕舞うのも一仕事でしたが、近頃は、和室のない家が増えたりと暮らしの変化で様々な雛人形が登場しています。それにより、「保管に場所を取る」「飾るのが大変」といった雛人形を飾る上での懸念点が解消されています。

 

 

今回ZUTTOがご紹介するのは、九谷焼の小さな雛人形。今年初節句を迎えるお子さんやお孫さん用にはもちろん、季節のインテリアとして気軽に飾ってみるのはいかがでしょうか。飾る場所や保管にも困らない手のひらサイズで、お子さんが大きくなって雛人形を飾る機会がなくなった方も楽しめるものになっています。

 

 

 

さらに今年は、古くより雛人形の調度品として親王の左右に飾られてきた御伽犬(おとぎいぬ)も登場です。上出長右衛門窯らしい、見る人が笑顔になるような愛らしいデザイン。多産で出産が軽いとされる犬にちなみ安産の守り神として、陶器の小物入れとしてと、一対の御伽犬だけでも飾っていただけます。

 


目次

家族の幸せを願う雛人形

手仕事にこだわる、九谷焼の上出長右衛門窯

桃染のひな

【NEW】御伽白狗


 

家族の幸せを願う雛人形

 

 

雛人形の起源は、平安時代にさかのぼります。当初は紙や木で作られた簡素な人形で、邪気を払い災厄を避けるために用いられていましたが、江戸時代に入ると雛人形は豪華で繊細な作りに進化します。この時代の武家社会の影響を受け、豪華絢爛な装飾が施された雛階段が人気を博したのだそう。その後明治時代になって、西洋文化の影響を受けながらも雛人形の伝統は継承され、20世紀に入ると、雛人形は日本の家庭で広く愛されるようになりました。

 

雛人形というと、子どものためのものというイメージがありますが、日本の伝統的な文化や信仰の中で、雛人形は邪気を払い災厄を避けるためのアイテムとしても一定の役割を果たしてきたもの。家族の幸せを願い、厄除けや守神のような存在のインテリアとしても飾っていただけます。

 

 

手仕事にこだわる、九谷焼の上出長右衛門窯

 

 

ZUTTOがご紹介する雛人形は、毎年桃の節句に合わせて上出長右衛門窯さんが作る九谷焼です。

 

 

銘々皿 長皿小 楼閣山水文(上出長右衛門窯)

 

 

九谷焼は、石川県の南部で生まれた伝統的な陶磁器。初めは農村の人々によって製作されていた素朴な器から始まり、次第に発展して高級な茶器や食器へと進化しました。特に、武家文化や茶の湯の文化の影響を受けながら、九谷焼は独特の美しい装飾や色彩で知られるようになっていった焼き物です。そんな武家文化やを背景にしているという点からも、雛人形と相性が良い焼き物と言えるのかもしれません。

 

 

 

招猫 鈴なり(上出長右衛門窯)

 

 

九谷焼の魅力は、、何と言ってもその多色で華やかな装飾のすばらしさ。色絵磁器の最高峰とも言われています。

 

 

 


 

 

上出長右衛門窯は明治12年(1879年)、九谷焼中興の祖である九谷庄三の出生地、石川県能美郡寺井村に創業した窯元。東洋で始まった磁器の歴史を舞台にしながら、伝統に固執しない柔軟な姿勢が受け継がれており、いつの時代にも古びることなく瑞々しくありたいという思いで製品が生み出されています。スペイン人デザイナーを招聘した「JAIME HAYON×KUTANI CHOEMON」シリーズ、九谷焼の転写技術を活かした「KUTANI SEAL」、窯を解放し絵付体験や蔵出し市などを催す窯まつりや、毎月9のつく日にだけオープンするデイズショップなど、九谷焼の魅力を知りより好きになるような商品や企画によって、伝統や枠に囚われない柔軟な発想の九谷焼を現代に伝えています。

 

 

桃染のひな

 

上出長右衛門窯が毎年桃の節句に合わせて作る雛人形「桃染(つきそめ)のひな」。男雛(おびな)と女雛(めびな)だけを平置きで飾る、親王飾りの雛人形です。

 

 

「桃染」は日本の古い色の名前で、薄い桃色を言い、桃染のひなはほのかに桃色に色づいた頬が特徴です。目を伏せて、扇子や笏(しゃく)で口元を覆う、少し恥ずかしがっているような姿がなんとも愛らしく、思わず抱きしめたくなるようなお雛様です。

 

 

 

特筆すべきはその大きさ。手のひらにすっぽりと収まるほどの大きさで飾る場所を選びません。

 

 

▲親王盃なしの箱(男びな、女びなが入っています)

 

▲スタッフが持っている雛人形の箱と並べてみたところ

 

木箱も従来の雛飾りに比べると圧倒的に小さく、賃貸住宅の方や収納にあまり余裕がない家庭でも押し入れの隙間に保管しておくことができます。

 

 

 

絵付けは2種類

 

 

▼桃染のひな 松に梅・松に藤

 

 

「松に梅・松に藤」は繊細な絵付けが美しく、女雛の着物には松と梅の柄、男雛の着物には松と藤の柄が一点一線丹精込めて描かれています。白磁におめでたい梅や松の絵柄が軽やかに、配色も優しいお雛様たちの後ろ姿も見どころ九谷焼の雛人形です。

 

 

▼桃染のひな 金しろ

 

 

 

九谷焼の色絵を引き立てている透き通るような美しい白磁。白磁に金の色絵だけを描いた清らかさ増すシンプルな金しろは、さらに和洋問わず飾りやすい雛人形です。北欧テイストが好きな方のお家にもよく馴染みます。

 

 

 

 

 

 

そして、台座の代わりに盃に入れて飾ることができるというのは、長く割烹食器を作ってきた上出長右衛門窯らしい面白い発想です。赤い毛氈(もうせん)を敷かずに飾っても様になります。(盃付きをご希望の方は、親王盃付をお選びください。)小さくても九谷焼の技術が存分に詰め込まれ、頭上の飾りや表情などその精密な作りには見惚れてしまいます。その分、冠や扇、笏(しゃく)などは非常に壊れやすいので、お取り扱いにはご注意ください。

 

 

 

 

また、収納箱は、毛氈を敷いて飾り台として使用することもできます。玄関など小さなスペースでも春のお花と一緒に飾って、気軽に楽しんでいただきたい雛人形です。

 

【NEW】御伽白狗

 

 

つぶらな瞳に少しすましたような表情に、愛らしい大きな耳も特徴の2匹は、雛人形と一緒に飾る御伽犬。一般には紙や張子製のものが多いですが、こちらは九谷焼の御伽犬。形や色柄、どれをとってみても上出長右衛門窯らしさのある置物です。

 

 

 

御伽犬は犬筥(いぬばこ)とも呼ばれ、古くより雛人形の調度品として親王の左右に対で飾り、厄除けとして雛人形同様に子どもの健やかな成長と幸せを願う想いが込められています。また、多産で出産が軽いとされる犬にちなみ、安産の守り神としても親しまれてきました。

 

 

雛人形と対になる2種類の絵付け

 

御伽白狗も雛人形と同様に2種類の絵付けがあります。

 

▽若松に桜・松

 

 

平安時代から続く日本の宮廷文化における伝統的な植栽様式である「左近の桜、右近の橘」に合わせて、桜、橘と若松が描かれています。

 

 

 

 

後ろ姿も愛らしく、内側には玩具の絵付けが施されています。細部まで遊び心がある上出長右衛門窯らしい楽しいデザインです。

 

 

▽金しろ

 

 

こちらはシンプルに金1色で絵付けが施されています。和の印象が強くなりすぎないことで、場所や時期を選ばず飾りやすくなっています。

 

 

小物入れとしてインテリアにも

 

 

御伽犬は箱型になっているのも特徴的で、その昔は化粧道具やお守りを入れていたと言われていますが、こちらの内側にはかんざしや手毬などが描かれ、細部まで手の込んだ装飾が施されています。雛人形の調度品としてだけでなく、アクセサリー収納やかわいいインテリアとして日常使いもしたい御伽犬です。

 

 


 

受注会について


・受注期間:1月7日(火)〜1月21日(火)正午
・お届け:2月上旬発送予定

 

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・受注会終了後のキャンセルや、お届け後の商品の返品、交換は承っておりません。

・受注状況によっては、早期終了する場合がございます。
・お支払い方法は、【クレジットカード・アマゾンペイ・キャリア決済】のいずれかをお選びください。
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・受注会のお品物は、他のアイテムとおまとめが出来ません。お手数ですが、別でご注文いただきますようお願い致します。
・配達日の指定は出来ません。
・在庫状況によってはキャンセルとさせていただく場合がございます。何卒ご了承くださいませ。


 

▼桃染のひな 金しろの商品ページはこちら

 

 

▼桃染のひな 松に梅・松に藤の商品ページはこちら

 

 

▼御伽白狗​の商品ページはこちら

 

 

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【3月には五月人形の受注会も開催予定!こちらもどうぞお楽しみに。】

投稿者: 森 日時: 2025年01月07日 13:38 | permalink

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