座ることでの究極のリラックス　ZAFで解放される

考え事や集中して何かしているときに、息をするのを忘れていたんではないかと思うことはありませんか？次から次へと新しい環境や情報が多い現代では、やりたいことを興味本位に始めてしまうと時間がいくらあっても足りません。

仕事に、家事に子育ての日々の中でも。週末はのんびりできる場所に出掛けましょう。と言っても、結局のんびりなどしている暇もないのではないでしょうか。

そうした時代に、心身ともに健康であるために呼吸の仕方も重要と座禅を行う方もいます。

リラックスできる。穏やかになれる。心身を整えられる。更年期の心の不安定にも。様々な理由で世界で人気の坐禅ですが、姿勢よく座ることで骨盤をサポート。クッションとしても日常に取り入れられているのが、ZAF（ザフ）というクッションです。

ほんの5分、「なんにもしない」を始めるためのZAF。

おへそを前に突き出すように背筋を伸ばして、ZAFにどっしり座ってみることで心が落ち着いたり、精神が鍛えられるとして、ゆっくりと呼吸をする時間。

元々は、お坊さんが食事をする際などのあぐらをかく場面で使うものです。そのため床座で食事方には内臓の位置を整えて消化を良くすることも期待できます。

★ZAFはどんな人にいいの？　

・なんだかいつも忙しいなと感じている人

・不安になりがちな人

・ストレスが多いのかなと感じている人

・集中力を高めたい人

・アイディアを必要とするお仕事の人

・普段から姿勢を意識して整えたい人

・経営など責任ある仕事をしている人

初めての瞑想。

脳をどこか広い何もないところに放り込むような感じで。

遠のきたいのに、うまくいかないけれど、そこまでしっかりやれなくても5分そこで力を抜いて、静かに呼吸を深くするだけで十分。

慌ただしい日々とはいえ、たった5分の時間をつくる。

クッションに座るだけで疲れもしない。

やってみる価値があります。長くZAFを愛用する方にお話を聞くと１分でも２分でもいいそうです。

やり方のコツは、毎日少しでも座るように取り入れてみることです。最初から毎日というのはとハードルが高いと思う方は、気の向いた時にできるように身近に置いてください。見た目が可愛いZAFはインテリアに馴染み室内にあることでも癒しと気になる存在です。

意識して座るようになると姿勢への変化も。朝は1日のスタートに気持ち良い始まり、夜はよく眠れます。（日中の忙しい隙間時間には、落ち着いて座っていられないこともあるので、朝や就寝前がおすすめです。）

＜足の組み方・使い方＞

姿勢を安定させて座ることで呼吸がしやすくなり、静かに過ごすことでリラックスできます。呼吸をするたび10まで数えるのがいいそうです。

坐禅前は軽いストレッチなどで身体をほぐしてから始める、座布には胡座（あぐら）姿勢で座ります。

結跏趺坐（けっかふざ）と呼ばれる両足を上げるブッダのポーズは難しいため、片方だけあげる形でも十分です。

おへそを付き出すように、骨盤は立てて座る感覚です。お尻を座布の前半分に乗せて両膝との3点で三角形をつくり、体重を分散させます。両方の手を膝の上に乗せて、上半身を左右に揺らして収まりがいい体の中心軸を探します。この姿勢を安定させることで落ち着いた呼吸がしやすくなります。肩の力を抜きリラックス、ゆっくり鼻呼吸で行い全身に呼吸が行き渡るように。

背筋を自然なS字カーブに導くことで腰に負担がかかりにくく、よい座禅の姿勢になります。背骨の上に頭をバランスよく載せるイメージで深い呼吸を続けていきます。肩や首の凝りがある人は星空を眺めるのように真上を仰ぐと胸も開くので姿勢もよくなります。

目を閉じてゆっくり呼吸を繰り返していると、色々考え事も巡ってきますが、無になろうと無理せず、身体の感覚や呼吸にも意識を向けるくらいの気軽さで。まずは5分くらいやってみるので十分です。

終えた後は、座布の形を整えます。モノを扱う時自分の体の一部と同化するものだから、ゆっくりと丁寧に。坐禅の後は座布はこねるように形を戻すのが作法です。

＜選び方＞

マインドフルネスの一つとなって浸透している坐禅は、様々なシチュエーションで使われるためバリエーションは3種類です。普段自宅で使うためのものから、サウナ、スポーツ、アウトドア、旅行に持ち歩けるものまで。使うシーンに合わせた大きさ、素材に分かれています。

◆COVER・・・自宅で使うのに一番のおすすめはベーシックなタイプです。座った時のフィット感も、これが一番良いと感じる方が多いCOVER。中身は「パンヤ綿」を使用しています。自然素材特有の防虫効果があるため、虫の出入りが多かった昔の寺院で好まれた昔からの材料と製法で作られている元来の座布に近いものです。

◆SPORTS・・・持ち歩く、ヨガやジム、野外時のために作られたものです。軽くて小さく、洗える特徴があるのが SPORTSです。山の上やキャンプでのチェアリングのように大自然の中でも楽しめます。

上：SAUNA、下：SPORTS

◆SAUNA・・・サウナの温度に耐えられるように考えた中材と、小さくバッグに入る大きさにしたものです。サウナでの座り心地は断然よくなり、枕にして寝転がることもできてその楽しみは2倍になり最高です。

＜スタッフの5日間の体験日記＞

座布は、インテリアやクッションとして日常に置いて、気の向いた時にやってみることからスタートするのがよいですが、初めての方に使い始めの5日を記録したのでご紹介します。

1日目

転校生が来た時のように、その存在が気になって様子をみて座ったり、眺めたりして。なんとなく格好をとってみたりしました。枕やクッションとしても使えるしっかりしたクッションという座り心地です。

リラックスする時間を求めて、朝も座り、寝る前にも座って静かに目を閉じてみました。

外で微かに聞こえる鳥や世の中の音に耳を傾け、脳が動いている状態に気づき、無になろうともしつつ、この時間もいいなと思った初日です。

2日目

起床後、朝の身支度がひと段落したところで座ってみました。

あぐらの形はこれでよかったか、、、瞑想の意識で。

呼吸が深くないことを気づき、ゆっくりを意識しました。

夜はお風呂上がりに、アロマオイルを、ポットに垂らして５分間。

（アロマオイルよりお香がやっぱり良さそうと思いながら、、、）

雨の音が聞こえて、明日は晴れだろうか。そんなことも思いながら、なかなか無の域には至らないけれど、たった5分が落ち着くいい時間でした。

3日目

ZAFに座ったら、しっくりするところを探して、お尻を一度モゾモゾとさせるのがコツと聞いて試す。

カメラの三脚のように、左右の膝下とお尻３点で体を支える格好が良い座り方。あぐらも片足あげる方からスタート。

座り方は、背中をまっすぐというよりスマホやパソコンに向かって前側に丸くなってしまっている肩を、胸を張るようにするだけ。こんなにも背中は丸まっていたのかと気づきます。

3日目となって座り慣れて【落ち着く時間】がある気がしました。

4日目

1日の始まりでも終わりでも、たったの5分で良くなると思いました。

5日目

朝からZAFに座ってみる。まだ誰も起きていないような早朝に静かな朝が気持ちが良い。その時間にZAFに座って目を瞑る時間を5分取り入れてみることで静まり返った空間、360度全身がどこかに身を委ねるような感覚がありました。

夜眠る前に、背筋をすっと伸ばして座ると、その日の出来事をくよくよ悔やんだり余計な心配をする考えは生まれてきません。

身体を気にする年齢になってきて、自分と向き合う意識も高まって、ZAFのある生活はいい。と思った5日目のことでした。

「みんなの気になる」をQ&A

Q.普通のクッション（座布団や腰当てや正座用のクッション）として使用できる？

ごろ寝もできます。しゃがむように座ったり、和室の座布団や床座でクッションになります。デスクに座ってパソコン仕事をする時に、おなかと机の間にはさんだり、背中に入れたり、パソコン仕事で崩れがちの姿勢を整えるアシスト的クッションにも。床に座るときは普通のクッションのように使えます。インテリア性も高いので部屋に置いてあるだけでなんだか可愛いZAFです。