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ヨーロッパで培われた創造性と技術。MARVELETSのバッグを知る

 

華やかなファッション界の中心地として知られ、著名なコレクションブランドを始めとした歴史あるものづくりが今なお続く、フランス。その地でものづくりの意匠を受け継ぎ、素材調達から丁寧にバッグづくりを手がけるのが、MARVELETS(マーヴェレッツ)です。日本の岡山県で、一人の職人の手によって生まれていくMARVELETS(マーヴェレッツ)のバッグをご紹介します。

 

 

 

 

 

MARVELETS(マーヴェレッツ)の創業者であり、作り手である満田秀二氏は、母親がクチュールデザイナーだった影響を受け、服飾デザイナーとしてフランス、パリで活動していました。そんな氏がたまたま先輩デザイナーのバッグ工場を訪れた際に、革の魅力と加工の面白さに衝撃を受けたことが後にMARVELETS(マーヴェレッツ)をスタートさせるきっかけとなります。

 

服は通常多くの人の手を経て完成していくもの。それに対してバッグは、革を思う色に染め、ほぼひとりでもハンドメイドで仕上げることが出来る魅力があります。その魅力に惹かれた満田氏は、自身がよりバッグの製作に打ち込める岡山県に環境を移し、2006年にMARVELETS(マーヴェレッツ)をスタートさせたのでした。 

 

 

 

実際の製造も、すべて担っている満田氏。型紙・縫製・染色・フィニッシングを自身の手で行い、製品化しています。デザインして自分の手でバッグを作る職人でもあることから、デザイン(平面)と型紙(立体)がせめぎ合うぎりぎりの部分を表現出来るのだそう。

 

「時を経て、より深みを増すもの」「色あせて、より愛着の湧くもの」 。これが満田氏が考えるものづくりのコンセプト。ものを長く大切に使い、その価値が高まっていくことを知っているヨーロッパの人々から影響を受けた満田氏は、時代に流されず、いつの日も手に取って使える、それでいて唯一無二の感性を宿したバッグを手がけています。

 

 

服飾デザイナーだった際にパリの著名なコレクションブランドでパターンを作り続けていた満田氏。MARVELETS(マーヴェレッツ)のバッグにはその技術が垣間見えます。

 

 

こちらのリネン レザー ショルダーバッグ GULUTOは、丸みを帯びたリネン生地にレザーベルトがアクセントになったショルダーバッグ。一般的なショルダーバッグと異なるのは、ショルダーベルトが付いている場所。通常はバッグの両脇にショルダーベルトが付き、左右が対称になったデザインが多くありますが、こちらのバッグは正面、背面のどちらから見ても右半分が真上に伸びた形になっています。

 

 

開口部にカーブを持たせながらも、非対称のショルダーベルトが緩やかに体に沿い、自然と中身が見えない形になっているのです。シンプルなパターン(型紙)をもとに構成されることで、無駄のない、実用性の高い仕上がりになっています。

 

 

内側にはファスナー付きのポケットのほか、外側側面にも小さなボタンの付いたポケットがひとつ。よく手に取るスマートフォンや定期入れなどを収納することが出来ます。外側に付いた牛革ベルトがアクセントになり、くったりと丸みを帯びた形が優しく荷物を包んでくれます

 

 

 

MARVELETS(マーヴェレッツ)のさらなる魅力のひとつがバッグの素材。馬革、牛革、そしてリネン。天然素材にこだわりを持ち、さらにその素材の良さを引き出すための工夫があります。

 

 

例えばこちらは馬革がふんだんに使用されたレザー ショルダーバッグ SYALO。艷やかで柔らかな革ならではの質感が目を引きますが、もともとこの革は「クラスト」と呼ばれる状態からMARVELETS(マーヴェレッツ)で作り上げられたもの。「クラスト」とは、鞣した直後の革がオイルを含んでいない状態を指します。一般的にはタンナーがこの状態からオイルを多く含ませて「ヌメ革」としたり、染色を施していきますが、MARVELETS(マーヴェレッツ)では自らオイルの調整や色の調合、染色、仕上げをしていくことで、素材からオリジナルの製品化を行っています。

 

 

 

革の鞣しには主に木の渋を使った植物タンニン鞣しを採用。そして製品として形になった後には、オーバーダイ(製品染め)を施しています。オーバーダイ(製品染め)はもともとはサイズがあったものを染料に浸すことで色を付けるだけでなく、若干の縮みを生じさせ、独特のうねり・しわ感を生じさせます。製品前に染めるよりも、より柔らかな革のニュアンスを出し、使い込んだような表情になり、それでいて品のある絶妙な仕上がりになるのです。オーバーダイのバッグは、使ううちに徐々に色合いが変化していき、艶を増す、革製品ならではの良さを感じることが出来ます。

 

 

MARVELETS(マーヴェレッツ)では、革だけでなくリネンもふんだんに使われています。リネン レザー ショルダーバッグ FONIKKUは、リネン生地に牛革のベルトが付いた、ショルダー・手提げの2wayバッグ。肉厚なリネン生地は北アイルランドのハードマンズ社のリネンから作られたもの。

 

 

 

「アイリッシュリネン」を代表する亜麻潤紡糸として世界中で高い評価を得ているリネンはそのしなやかな丈夫さと肌触りの良さが魅力です。MARVELETS(マーヴェレッツ)ではその糸を岡山県倉敷市の機屋に依頼し生地を生産。丁寧に織られた生地は目がぎゅっと詰まっており、荷物を多く入れても十分に持ちこたえる耐久性があります。ヘリンボーン織に起毛させた生地が柔らかく体にフィットする仕上がりに。

 

 

 

さらにレザーとリネンを接合する各パーツ、開口部分のフックやボタンには銅や真鍮といった素材が使われています。こうしたパーツもバッグの耐久性を高めるとともに、使っていくうちに徐々に色味を増していき、味わいを深めていく良さがあります。MARVELETS(マーヴェレッツ)のバッグには、人の力では成し得ない素材が持つ本来の特性を引き出す魅力があります。まさに自分の手で使い込んでいきたいと思わせるバッグです。

 

 

フルレザーのレザー ショルダーバッグ SYALOは、ベーシックなタートルネックのセーターやタータンチェックに合わせれば、ぐんと品良くクラシックな雰囲気に。

セーター:フィッシャーマンリブポロニットセーター/Dark Apple

スカート:EASY KILT (73cm) BRINLACK

 

お仕事用バッグとしても使いやすいレザー ショルダーバッグ SYALO。革小物や少しハードな印象の腕時計ともしっくり合います。

ストール:カシミヤストール 5560/205

財布:L-ZIP PURSE-S(L字型財布)

腕時計:クオーツブラックダイアルQMD03B

ブレスレット:ブレスレット B04

 

 

 

2WAYタイプのリネン レザー ショルダーバッグは大きさ違いで、FONIKKUとNUKKUの2種類があります。大きめのFONIKKUはA4サイズもたっぷり入るサイズ感。NUKKUはひとまわり小さめ。

手提げとして持つと、丸みを帯びた形が愛らしく、明るい色や柄のある服や小物に合わせても相性良く決まります。

 

(大きめFONIKKU)

セーター:サイドスリット ビッグセーター

パンツ:綿 ロールアップパンツ

マフラー:ラムウールマフラー STONE OF DESTINY

 

(小さめNUKKU)

タートルネックセーター:ラムズウール タートルネック(POMPEII)

パンツ:シェットランドウールリネン ガウチョパンツ

マフラー:ラムウールマフラー DUKE OF FIFE MOD

 

動きやすさもポイントのリネン レザー ショルダーバッグ GULUTO。緩やかなセーターとパンツに合わせて、カジュアルに着こなして。

セーター:クルーネックセーター シャギー(Nugget)(近日販売予定)

手袋:ミトン(Oatmeal)(近日販売予定)

パンツ:綿 ロールアップパンツ

 

 

ご紹介してきたMARVELETS(マーヴェレッツ)の製品は、いずれもオーバーダイ(製品染め)がされています。オーバーダイの特徴として下記の点がありますので、ご使用前にご確認ください。

 

■色の移染と色落ちについて

オーバーダイの製品は使い始めに色が移染、色落ちがしやすいという点があります。特にフルレザーのタイプで起こりやすくなります。そのため使い始めは、薄い色の服とは合わせず、濃色のものと合わせるようにしてください。

尚、使用していくうちに表面の余分な色が落ちることで、徐々に色落ちは収まっていきます。革の場合、使い込んでいくと色の変化とともに艶を増していきますので、その様子をぜひお楽しみください。

 

■使用・保管場所について

オーバーダイ製品は熱に弱い性質があります。特に使い始めは、以下のような気温や湿度が高いシーンでのご使用・保管をお避けください。

・直射日光の当たる場所や浴室などの湿度が高い場所に保管しないでください。

・ショルダーバッグなどを肩にかけた状態で、汗をかいたり、雨に濡れたりしますと服に色が落ちる場合があります。水濡れする可能性がある場合のご使用はお控えください。

 

■水濡れした場合は

万一、水濡れしてしまった場合は直ちに乾いた布で水気を抑え、十分に乾かしてください。

 

 

 

 

投稿者: 植田 日時: 2017年11月23日 09:32 | permalink

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