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vasco×ZUTTOのコラボレーション。ヴィンテージ感漂うオリジナルサブバッグ

 

 

世間一般では「スマート」であることがもてはやされ、小さいお財布や小さいバッグが一世を風靡しています。お財布、スマートフォン、リップなどを入れるといっぱいになってしまうようなバッグを持って出かけた先で、荷物が増えてしまい、困ったことはありませんか?そうでなくとも、大きな荷物やパンパンになったカバンは見た目にもスマートではありませんし、「できるだけ身軽、でも万が一の場合に備え」たいものです。今回はそんな想いに応える、オリジナルのサブバッグが登場、vascoとZUTTOのダブルネームです。

 

 

どんなバッグにも合わせられるサブバッグを

 

合わせたバッグ:【別注】3way レザーポシェト enveloppe GREY

 

出先で荷物が増えて、大変な思いをして移動した経験はありませんか?仕事の出先で資料が増えてしまったり、思いがけない買い物をして荷物が多くなってしまった時、サブバッグを持っていると便利ですよね。しかし、よく街で見かけるサブバッグは軽くてコンパクトな機能面ばかりが重視され、軽いけれど生地がペラペラでお洒落に見えなかったり、重たい荷物を持つと形が大きく変形して持ち手にもストレスがかかったりと、不便に感じられることも。なかなかお洒落に使える理想のサブバッグには出合えないのが現状でした。 

 

そこで、ZUTTOで人気の高い【vasco(ヴァスコ)】さんにお願いをして、サブバッグを作ることに。丈夫で、軽いという機能面と、お洒落でたくさん使いたくなる風合いを兼ね備えた唯一無二のバッグが出来上がったのです。

 

 

vasco工房探訪

 

今回のオリジナルサブバッグのサンプル作りの様子を、実際にvasco(ヴァスコ)の工房に見に行ってきました。vascoは東京・東中野にあるヴィンテージビルを丸ごと改築していて、工房兼ショールーム、オフィスとしています。ショールームに足を踏み入れると、人気のバッグたちが出迎えてくれます。

 

 

 

 

工房は、ショールームの上にあり、正面の大きな窓ガラスからは通りが良く見えます。ワンフロアで完結する、クリーンで無駄のない空間です。

 

 

 

 

 

職人さんは、お揃いの制服を着て作業しています。

 

今回のバッグのハンドル部分に使うレザーの染色作業。手で染めるのは非常に珍しいものの、風合いのあるムラ感のあるレザーを作るにはぴったりの染め方なのだそう。

 

生地のナイロンコットンを裁断しているところ。

 

レザーのカットから仕上げまで、全て手作業。こちらは、持ち手を金具の大きさに合わせて穴を開けるシーンです。

 

 

 

金型をレザーの上に乗せ、機械で力をかけて裁断します。何トンもの力がかかるため、見た目以上に危険な作業なのだそう。

 

金具を通す穴を開けているところ。一つ一つ丁寧です。

 

次に、裁断したレザーを整えていきます。角に丸みを付け、端まできっちり染めていきます。

 

 

 

 

裁断したナイロンコットン生地は、ミシンで縫っていきます。

 

 

 

今回は試作段階のバッグを作っていただき、ZUTTOオリジナルブランド担当者と「ハンドル位置をもうあと2cmずらしましょうか」「レザーをあと数ミリ変更しましょう」などと試行錯誤を繰り返しました。

 

 

こだわりを詰め込んだ、ヴィンテージライクなバッグ

 

左から、GREY、BROWN

 

出来上がったものは、こちら。ブラックのベルトに、グレーとグリーンを混ぜたようなきりりとしたカラーのGREY、ブラウンのベルトに、ブラウンとグレーを混ぜたような柔らかい雰囲気を持つBROWNの2色です。早速、【機能面】【デザイン面】の2つの側面から見ていくことにしましょう。

 

持ち歩いて、安心な機能面。

 

見た目は至ってシンプルでスタンダードなトートバッグです。A4サイズの書類や大きめのファイルがすっぽり入り、飛び出さないほどの深さがあります。

 

 

底のマチは約11cm、横はスリムな作り。マチをバッグの下側にだけにつけたことで、中身が動きにくく持ちやすくなっています。また、入れるものによってバッグの形が大きく崩れてしまわないようになっています。

 

 

内部には大きめのポケットを装備、縦約21cm×横約20cmなので、スマートフォンやパスケースなどはもちろん、コンパクトなタブレット端末や、手帳やメモ帳なども収納可能なほどのサイズ感です。出し入れの頻度が高いものは、メインバッグから出し入れするよりもサブバッグからの方がスムーズかもしれませんね。急いでいる時などにこぼれ出る心配がないように、ポケットは少し深めに設定しています。 

 

 

生地は軽やかで丈夫なナイロンコットンを使用しています。大正元年に福井県に創立された生地メーカーによるもので、これはvascoのデイパックにも使われています。古くは奈良時代から織物が生産され、明治時代には国内屈指の織物生産地として国内外に認知されていた福井県は、現在ではナイロン、ポリエステルなどの合成繊維織物が主力の信頼できる産地です。ナイロンの光沢感と強度、綿の柔らかさと暖かみを併せ持った風合いのある素材。落ち着いた、高級感のある色にこだわり、 生地には2浴染め(2種類の繊維を2種の染液に連続して浸して染める方法)をしているため、 雰囲気のある表面感を持つ、シャンブレー調が魅力です。 小雨でも使える、嬉しい素材です。

 

また、バッグ用の生地には通常コーティングが施されているものの、今回は折り畳めるように薄くし、経年変化してもべとつかないコーティングにしています。

 

 

ヴィンテージの風合いを楽しむ、デザイン。

ハンドルの長さはベルトで調節可能です。

 

ハンドル部分に取り付けられたレザーハンドルと金具は、長く使っていくうちに風合いが出るようにとセレクトしたもの。レザーは色を重ねて陰影を出しています。レザーハンドルは使ううちにくたくたとしてきますし、人の手や空気に触れてところどころ黒くなる真鍮の金具で、レザーとの相性は抜群です。

 

レザーハンドルはvascoの職人さんが一つ一つ手で染色しています。

 

ナイロンテープは内側に入れて見せないようにもできます。

 

ショルダーにはベージュの光沢感のあるナイロンテープを付けました。重たい荷物に手が痛くなってしまった時、両手をあけたい時、さっと肩に掛けられるショルダーがあると非常に便利です。太めのテープなので、重たい荷物を持った時にも肩への食い込みは抑えられます。

 

カジュアルにトートとして持ってもOK

 

サブバッグとして、使いやすいように主張しすぎないけれど、プレーンすぎない形を目指しました。定番の形に、ベルトと金具がアクセントになったサブバッグは、使い勝手が抜群なのです。

 

 

何を入れる?どう使う?

 

お洒落したい時の小さなバッグの相棒にしても、ビジネスシーンで資料などが増えた時のお助けアイテムとしても、使い勝手の良いナイロン 2WAYトートバッグ。グレーやベージュなど、どんなバッグやお洋服にも似合う色なので、日々コーディネートを気にすることなく持ち歩けるのが嬉しいですね。

 

合わせたもの:【別注】3way レザーポシェト enveloppe GREY

 

こちらはPATRICK STEPHAN(パトリック ステファン)のレザーポシェットと合わせたコーディネート。ブラウンとグレーが混ざったような色合いで、優しい雰囲気です。

 

合わせたもの:LEATHER 3WAY クラッチバッグ(BLACK)

 

こちらは同じvasco(ヴァスコ)のクラッチバッグとのコーディネート。ヴィンテージライクなバッグとぴったりで、雰囲気を壊しません。

 

 

雑誌類も楽々入るサイズ感。かなり重たい荷物を入れましたが、真鍮の金具と、レザーベルトはしっかりしているので普段使う紙袋や薄いサブバッグより安心感があります。出先で買うペットボトルなど、高さがあるものも入れられます。念のためにと毎日大きなバッグで外出していた方も、このサブバッグがあれば、週末のお洒落服用の小さめショルダーバッグを毎日のメインバッグにすることもできますね。

 

>>ナイロン 2WAYトートバッグはこちらから

 

投稿者: 村上 日時: 2018年05月30日 12:00 | permalink

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