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木+紙の新たな素材、あたたかみのあるシマシマ模様の木製品

 

木製品なのにシマシマ模様?不思議なPLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)の商品は、木のナチュラルな雰囲気がありながらも、鮮やかな色のストライプが加わることでポップな印象にもなっています。和洋どちらの空間にも馴染む、この不思議なインテリアアイテムは、どのように作られているのでしょうか。

 

 

Paper-woodとは?

 

PLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)の木製品に使われているのは、Paper-woodと名付けられた、北海道の合板メーカー滝澤ベニヤが開発したPLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)オリジナルの素材です。

 

 

ストライプの部分をよく見てみると、木材と色が交互に規則正しく並んでいることが分かります。

 

 

 

この色の正体は塗装などで後から描かれたものではなく、鮮やかな色の再生紙。薄い木の板と鮮やかな色の再生紙を交互に積み重ねることで、木口に色鮮やかなストライプが現れるのです。木材は、明るく木目が穏やかな国産のシナの木を使っています。

 

 

 

Paper-woodは、塗装など後加工では得られない独特の表情と質感を持っています。また、色が剥げることもないので、素材として家具や店舗の什器、キッチンなど幅広く使われています。

 

 

合板作りの技術を生かして

 

この紙と木を積み重ねてひとつの素材にするのには、積層合板を作る技術を用いて作られています。積層合板とは1〜3mmほどにスライスした木材を繊維の方向が互いに直行するように重ね合わせ、圧力をかけて張り合わせた素材のこと。英語では「plywood」と呼ばれています。反りや歪みが出にくく、高い強度を持つので、家具などによく使われています。

 

 

北海道産の木材を使って

 

 

このPaper-woodを作っているのは、北海道芦別市の合板メーカー滝澤ベニヤ。現在ほとんどの合板メーカーが海外から単板(張り合わせる前の薄い一枚板の状態)で輸入し加工している中、人の手による目の行き届く製造にこだわり、北海道産の木材を丸太から加工することで、多品種、高品質、少量生産に取り組んでいる数少ないメーカーです。

 

 

 

滝澤ベニヤが合板を作る上で特に気を遣っているのが「木口の美しさ」です。滝澤ベニヤではパッチと呼ばれる工程で、単板1枚1枚すべて人の目でチェックをし、大きな節などは埋め木加工を施し木口に節がでないよう工夫をしています。また、単板に糊を付け貼り合わせをするときも人間の目でごみが入っていないかをチェックしながら重ねていき、さらにプレスの際にも最終確認と、常に人の目で確認しながら行程を進めていきます。こうした細やかな配慮により、Paper-woodのような木口をメインにした素材が生まれるのです。安全性にも配慮し、板同士を接着する接着剤にはホルマリンなどのVOC(揮発性有機化合物)対象の14物質が含まれていないものを使用しているので、子どもの手が触れるものでも安心してお選び頂けます。

 

 

和洋どちらの空間にも

 

Paper-woodを素材に、PLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)の商品は日本有数の家具産地である旭川において、高い木工技術で丁寧に加工されています。それぞれの商品は、DRILL DESIGNとFULLSWINGという2組のデザイナーによってデザインされており、デザイン性が高くインテリアにもなるアイテムなので、引越しのお祝いや誕生日の贈り物にも喜ばれます。今までに見たことのない木製品なので、PLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)の商品をきっかけに新たな会話も生まれそうですね。

 

 

 

 

こちらはりんごの形をしたカードホルダー。3つのパーツを積み重ねた構造になっており、それぞれのパーツの間にカードやメモを挟むことが出来ます。デスクに置いてメモを挟んだり、ショップカードを挟んで店内のインテリアにしても素敵です。

 

 

 

 

六角形のアクセサリートレイ。スタッキングできるトレイを積み重ねるとストライプ模様のタワーが出来上がります。トレイの内側には布が貼られているので、大切なアクセサリーを傷付ける心配がありません。誕生日や結婚記念日のプレゼントにアクセサリーと一緒に贈るのも素敵ですね。 

 

 

 

 

プレイオブジェは、エゾリス、キタキツネ、ヒグマという北海道に生息する森の動物たちをモチーフとしたパズルです。ほどよくデフォルメされた動物たちの姿は、子供も大人も思わず笑顔になってしまう可愛らしさがあります。 玄関横のちょっとしたスペースに置いたり、リビングの飾り棚に動物達を仲良く並べたりと、思い思いの飾り方をお楽しみください。

 

 

 

こちらはkoishiと名付けられたペーパーウェイト。その名の通り、小石をモチーフにした形です。Paper-woodをいくつか組み合わせることで、ストライプが交わり、より不思議なデザインになっています。

 

 

お手入れ方法

 

再生紙を使用しているため、水には強くありません。日常的なお手入れは乾いた柔らかい布で拭くようにしてください。汚れが気になる時には、固く絞った布で拭き、よく乾かしてください。また、変形や変質の原因となりますので、強い日差しや高温多湿な場所は避けて置くようにしてください。 

 

 

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投稿者: 森 日時: 2018年07月18日 15:58 | permalink

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