身軽に、気軽に持つハンドバッグとウエストポーチ。A&Cの軽量ホースレザーで作る秋冬バッグ

身軽に出かけたい秋冬に持つバッグは？

秋冬になると寒さゆえにどうしても着込んでしまい、それだけで体が重くこわ張ったように感じるのは、大人であれば分かって頂ける感覚ではないかと思います。セーターもコートも、軽く身体に負担のないものを選んでいるつもりだけれど、なかなか解消されない、そんな方はバッグを見直しても良いかもしれません。

バッグは「ものを入れ、運ぶ」というその用途から自然と重いものになりがちです。持ち物一つ一つの重さは大したことがないのに、長財布にペットボトルにポーチを入れるともうそれだけで結構な重さになるのです。

持ち歩く荷物の見直しはもちろんのこと、せめて持つバッグ自体を軽く、負担のないものをしたい。出来れば、秋冬の重厚感ある装いに寄り添うようなレザーで。

そんな想いから、今回は軽さに定評があるホースレザーで、私たちが持ちたいバッグをデザインから別注することになりました。

上品なツヤと軽さが嬉しい、ARTS&CRAFTSのホースレザー

ARTS&CRAFTS(アーツアンドクラフツ)が扱うホースレザーはコードバンで有名な姫路の新喜皮革のホースフロントレザーを使用しています。日本で唯一ここだけが出来ると言われる、ホースレザーのベジタブルタンニンなめしを施し、美しいツヤと経年変化をもたらしています。

ホースレザーの特徴はなんと言ってもその軽さにあります。重量は牛革の3割程度とも言われ、レザーを持っているとは思えない程です。もちろん、もともとの革の厚みの違いもありますが、ホースレザーの軽量感を残すため、仕上げにはオイルは使用しないという徹底ぶりです。

また、ホースレザーは繊維のキメが細かいので手触りがしなやかで、使い始めから柔らかくしっとり持ちやすいのも使い手からすると嬉しい点。硬いレザーですと身体に沿う柔軟性がないので持っているとどこかぎこちなく、持ちにくく感じてしまうのですがそういった心配がありません。

別注アイテムはハンドバッグと、ウエストポーチ

「身軽に、気軽に」をコンセプトにした今回の別注アイテム。

出来上がったのは「ハンドバッグ」と「ウエストポーチ」の2種類。それぞれホースレザーの軽さを活かした、小さめで持ちやすいものになりました。

軽くてシンプル、長く愛せるトートを

【別注】HORSE LEATHER MINI TOTE

【別注】HORSE LEATHER MINI TOTEは、少しきちんと感を出した、スクエア型のミニトートバッグ。スクエア型は、その小ささの割に荷物を効率的に入れて収めることが出来るので、この形を選びました。

中にはポケットがあり、スマホやリップ、パスケースなどサッと取り出したいものを入れておけるスペースに。メイン収納部には長財布や、折りたたみ傘350mlのペットボトルも入ります。

バッグの取り出し口四隅には、バッグの口がだらしなく開いてしまわないように縫い目を入れて、生地が少し内側に入るようにしています。それによりバッグのフォルムも丸みを帯びて、程よいきちんと感を演出。トートバッグ持ち手には、ブランドロゴが刻印されたレザーチャームが付いていて、シンプルなバッグのポイントになっています。

スカート、パンツ、ワンピース、どんなファッションにも合うミニトートなので、季節を問わず出番が多くなりそうなバッグです。

きれいめに持てる、ウエストポーチ

【別注】HORSE LEATHER WAIST POUCHは、カジュアル過ぎないレザーのウエストポーチです。

いろんな持ち物がコンパクトになったりデジタル化されて、お出かけの荷物が一段と少なくなったこの頃。女性でも上着のポケットに貴重品を入れて出かけることが出来ますが、色々入れてポケットが膨らむのも格好悪いもの。レディースもメンズも一緒に使えるシンプルさとかっこよさで。そんな想いからこの形も別注のお願いをしました。