冬に向けてソファにブランケットを用意したり、パジャマの上にガウンを着たり、スリッパをモコモコの暖かいものにしたりと、家の中も寒さに備えて変えていく季節ですね。
リビングにはソファがあって、通常ソファに座ってくつろぐという方が多いかと思いますが、そんな中でも床に座って脚を伸ばしたり、何か作業をしたりすることもあるもの。そこで問題になってくるのが、フローリングが冷たくて直接座るのがはばかられることです。
カーペットがあれば良いのですが、ホコリやアレルギーのことを考えると置けないご家庭も多く、床暖房があっても長時間床にお尻を付けていると痛くなってしまう懸念も。そこで暖かな羊毛のチェアパッドを座布団のように使えたら、と考え、今回undyed+(アンダイドプラス)に別注を依頼しました。
座布団というと和テイストのものが多く、現代のインテリアに合わない場合があるのですが、そこを払拭させるためにも、別注を依頼したのはundyed+(アンダイドプラス)。
ウール素材を用いてチェアパッドやラグを展開しているブランドです。undyed+(アンダイドプラス)にはもともと、ラウンド型やオーバル型のチェアパッドがあります。ZUTTOでもご紹介している人気ものなのですが、その素敵なアイテムの使いみちをもっと広くしたいと思い、スクエア型をお願いしたのです。
スクエア型はラウンドやオーバルに比べ少し大きいサイズにしてもらったので、床に置いて座布団代わりに使えます。undyed+(アンダイドプラス)のフェルト素材は程良い厚みと硬さがあるため、床の冷たさも感じずに済みますよ。
もちろん、床だけでなく、本来の用途であるチェアパッドとしてもお使いください。家族分を揃えてダイニングチェアに乗せて使うと統一感も出ますね。やはり、カーペットではなくこのチェアパッドタイプにして良かったと思うのは、手軽に持ち運びが出来る点です。使っていない時は重ねて置いておいて、必要な時に必要な場所に簡単に持って行くことが出来る、そんな自由な用途を想定しています。
ご用意したのは、3色、3デザインです。
・ドット ダークグレー
・ミニプラス ライトグレー
・クロス ブラウン
ウールの淡い色合いなので、それぞれ隣り合わせに置いてもごちゃごちゃとした印象になりません。
使用するチベット羊毛は酷暑、酷寒の厳しい気候の中で遊牧生活を続けた土着の羊のものです。太く長い毛を備え、クリンプ(縮れ)が多くよく絡み合い、強く弾力性のある絨毯にも適した丈夫で長い毛は、時間とともに特別な光沢を帯びてきます。羊毛は天然のコーティングにより水をはじく性質でありながら吸湿性も抜群。弾力性にも優れ、何度踏まれてももとの柔らかさを取り戻すことが出来る不思議な素材でもあるのです。
そんな素材を用いてネパールで一つ一つ手作りされるundyed+(アンダイドプラス)のチェアパッド。羊毛の目をしっかりと詰め、フェルト状にしたら針で刺すニードルポイントという手法で柄を作り出していきます。
丈夫で長く愛用出来る、undyed+(アンダイドプラス)のチェアパッド。
こちらは約1年愛用したものです。(形はオーバル)
全体的な歪みや変形もなく、厚みも特に変わっていないように思います。(色合いが異なるのは生産時期の違いによるものです)
表面や端から出ているフェルトのほわほわとした糸が増えていますが、毛玉になることもなく綺麗な状態を保っています。
<部分的な汚れの場合>
ウール用洗剤を絞った布に少量含ませ、汚れ部分を叩きます。その後、洗剤が付いていない布で洗剤を落としてください。
<お洗濯の場合>
1.ウール用の洗剤を水に少量溶かします(お湯ではなく、水で)
2.その中に優しく浸し、押し洗いしてください。
この際、フェルト全体をねじって絞ったり、ゴシゴシこすらないようご注意ください。
3.水を何度か替えながら、洗剤が無くなるまで押し洗いをしてください。ウールの毛羽が出てきますので、よくすすいでください。
4.チェアパッドの端を片手でぎゅっぎゅっと握ってある程度脱水してください。(ねじらないように!)
5.形を整え、完全に乾くまで日陰で平干ししてください。
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