ポルトガルの小さな村から届いた、時代を超えるストール。私だけのマンティカスを探す旅。

今年もウールストールが活躍する季節がやってきました。ＺＵＴＴＯでも多くのブランドからしっかりとした厚手のストールをご紹介していますが、MANTECAS（マンティカス）もその一つ。他にはないカラーと、織りの模様で毎年人気のブランドです。

MANTECAS(マンティカス)とは、一体？

南米・ポルトガルのエストレーラ山脈の山間にある小さな村、Manteigas（マンティガス）。今回ご紹介するストールは、そんな日本から遥か遠くからやってきました。

「マント発祥の地」とも言われるマンティガス村。その地の伝統手法で織られたストールは、マントとして長い歴史の中で羊飼いを守り続けてきました。鮮やかな発色と、ぎゅっと目が詰まった天然ウール100％のストールは、まるで旅先に偶然出会った時のときめきを残した、そんな素朴で純粋な逸品です。

ストール VINTAGE(ボルドーブルー) >>

MANTECAS(マンティカス)のストールをご紹介するきっかけとなったのは、あるスタッフの一言でした。「人気のウールストールは数あれど、現地で暮らす人々の息遣いや思いがひしひしと感じられるマンティカスのストールは他とは少し違います。素材やデザインだけでなく、その土地に根付いた歴史や人の心まで感じ取って愛着の持てるマンティカスこそ、もっと知って貰いたい！」そんな風に声を大にして言いたくなるほどのストールは、是非一度手にとっていただきたいのです。

ストール TIMELESS（イエロー）>>

上質なものだけを、丁寧に織る

マンティガス村では、標高2000mに迫るポルトガルの最高峰の山々に放牧される羊から、400年以上にも渡って100％天然の羊毛生地（Burel Wool：ブレルウール）が作られています。その地にバケーションで訪れていたイザベルとジョアンがマンティガスの美しい大自然に魅了され、拠点を構え、後継者が少なくなっていた伝統のブレルウールの技術と、モダンな技術を掛け合わせたウール製品を作り始めたのがきっかけです。そうしてMANTECAS(マンティカス)という新しいブランドが出来上がりました。

古来から代々受け継がれた織り機

マンティカスに使われている羊毛は、毎年5月の第2週までに刈り取った毛を使い、夏の間に織り上げます。糸を紡ぎ、染色を施し、織り機で織られた生地のタッセル仕上げまで、全て人の手を使いながら作られています。その作り方は古来から代々受け継がれ、1600年代の織り機を村の長老たちがメンテナンスしながら使い続けているのだそう。

独特のパターン、他のストールと一線を画す風合い

先ほどご紹介した1600年代の織り機で織り上げられるデザインパターンから生まれる、マンティカスのストールたち。上質なウールがぎゅっと織り上げられたブレル織りは、非常に丈夫です。

この触り心地は、ふわふわしっとり柔らか、というよりも、上質でしなやかといった印象。カシミヤやふんわりウールのストールやブランケットと比べるとどこか無骨で職人気質な印象もありますが、長くお付き合いできる安心感があるのです。使い続けていくと、へなへなになったり、ぺちゃんこにはならず、最初は固く感じる生地も程よくくたっとし、柔らかく馴染みます。

お買い物経験豊富な大人にこそおすすめしたい

マンティカスのストールは、色んなストールを試してきた大人の方にこそおすすめしたい理由があります。

それ、どこの？と聞きたくなるような鮮やかさ

ストール TIMELESS(アズール) >>

マンティカスのストールにはよく見かけるようなグレーやネイビーなどの、いわゆる「ベーシック」な色ではなく、イエローやグリーン、そしてボルドーなど大自然を切り取ったような鮮やかな色合いがラインナップ。それなのに派手になりすぎないので、日々手に取りたくなる万能さです。

とにかく丈夫で頼もしい

ストールというと、ふわふわとしたウールのストールを想像しますが、このマンティカスのストールはちょっと違います。それは触ってみると少し驚いてしまうほど。

ストール VINTAGE グリーン/ブルー >>

先ほどもお伝えしたように、ぎゅっと織り上げ生地が特徴です。特にこのストール VINTAGEシリーズは、ＺＵＴＴＯでご紹介しているマンティカスのストールの中で最も肉厚、緻密で正確な織りの技術は高級な絨毯のような作りでありながらも、しなやかです。ウールのストールと一言でいっても、その耐久度は千差万別ですが、ここまで緻密な織物ならばちょっとやそっとじゃダメにならないと、容易に想像できますね。

一日中寄り添ってくれる、大判サイズのストール

丈夫だからこそ、一日中タフに使ってもへこたれない頼もしさのあるストール。体温の下がった起きたての体にばさっと肩から羽織って、コーヒーを。冬の朝をゆっくり過ごしましょう。

ストール VINTAGE グリーン/ブルー >>

ゆっくりしたら、お家のことを始めましょう。ちょっとそこまでゴミ出しに行く時にも、肩から羽織れば暖かいです。

ストール COFFEE BEAN サーモン/ブラウン >>

仕事場にも一枚あると重宝します。ブランケット代わりに膝に掛けても良いですし、ご飯やお菓子を落としてしまっても毛足が長くないので、掃除も楽です。

育児を頑張るママさんにはチクチクを嫌がる子どものお昼寝用にも良いですし、ストールの縦長を利用して後部座席用の車用ブランケットとして使うのも良いですね。

ストール VINTAGE イエロー/ブルー >>

夜はもちろんパジャマの上から肩にかけてリラックスタイム。程よく重みがあるので、ソファの上でのくつろぎタイムに。

ストール COFFEE BEAN ハニー/ブラウン >>

レディースパジャマシャツ >>

冬のグレーの空間にパッと映える、マンティカスへの愛を語る

今回マンティカスのストールをご紹介するのは、スタッフM。「マンティカスを初めて見た時、その工芸品のような美しさに一目惚れしました。素敵なストールだねと声を掛けられた時に、ポルトガルの小さな村で編まれているストールです、なんてちょっと自信満々に答えてしまいます(笑)。」とのこと。今回はそんなスタッフと一緒にストールを詳しく見ていくことにしましょう。

COFFEE BEANシリーズ。細かなコーヒー豆が集まってできた可愛らしいデザインですが、じっと近くで見ないと分からないほどなので、普段使いもしやすいです。このストールだけウール80％にポリエステル20％の生地で、他のストールと比べると軽やかで柔らかい風合いが楽しめます。

ポイント：コーヒー豆をデザインにしていながらも、幼くならないのがさすがです。色も華やかなバイカラーになっていて、巻き方で印象が変わります。ふんわり柔らかく巻けるので、コートの上からぐるぐると巻いても。

ストール COFFEE BEAN サーモン/ブラウン >>

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TIMELESSシリーズは、レトロで少し懐かしさのある雰囲気。時代を超えて長く愛されるというネーミングの通り、年齢問わず使っていただきたいそんな美しさを持っています。ウール100％。

ポイント：COFFEE BEANと比べると、硬さを感じますが、これこそマンティカスの醍醐味といったところ。薄手だけれども、程よく重さがあり、しなやかで、使いやすい。

ストール TIMELESS グリーン >>

リネンコットンウールスカート

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VINTAGE シリーズは、レトロな幾何学模様が珍しい生地。立体的な模様が珍しいカラフルなストール。肩から掛けたり、ブランケット代わりに使うのがおすすめです。

ポイント：これぞまさにヴィンテージ感溢れる上質ストール。約900gとウールをたっぷり使ったストールなのにこのプライス。使い始めは目が詰まり、パリッとしていますが、使い込みほどに柔らかな肌触りになっていきます。どれもブルーの糸がアクセントになっていて、フリンジもブルーの糸になっているのが素敵ですよね。