バウハウスの精神を受け継ぐDUFAの腕時計。ドイツのものづくりらしい質実剛健な小宇宙

 

奥が深い、腕時計の世界。

時刻を表す、という機能だけで腕時計を考えると、なにも腕時計というものにこだわる必要はありませんが、私たちはその機能性を超えた腕時計のなにかに惹かれ、身に付けたいと思わされるのです。

 

それはきっと、機能性とデザイン、そして人の知恵や歴史全てが詰まっているものだから。そしてそんな装飾品として身に付けられる小宇宙は他にないからなのでしょうね。

 

今回はそんな腕時計の特集です。ドイツの老舗腕時計ブランド、DUFA（ドゥッファ）の、真にデザインされた腕時計を見ていきましょう。デザインの要とする、バウハウス100周年を記念したモデルの販売や、メッシュベルトのプレゼントを期間限定で行っています。

 

 

 

ドイツの質実剛健なものづくりを体現

 

DUFA（ドゥッファ）とは、Deutsche Uhrenfabrikの略で、ドイツ時計工場という意味。そのシンプルなネーミングからは、ドイツでの時計生産に対するプライドや誇りが現れているように感じられます。

 

元々は1864年に時計・オルゴールメーカーEtzold&Popitz社として創業したのですが、その主力が時計づくりへと発展し1920年に独自ブランドのDUFA（ドゥッファ）が誕生しました。

 

ＺＵＴＴＯでご紹介しているDUFA（ドゥッファ）のバウハウスコレクションは、かつてドイツに存在した総合芸術学校であるバウハウスの掲げる理念を継承しています。

 

 

バウハウス100周年への敬意を込めて

 

 

バウハウスとは、1919年にドイツワイマールに創設された、デザイン・工芸・写真・建築などあらゆる芸術を総合的に教育することを目的とした学校です。大量生産を前提としたプロダクトデザインにおいて、芸術と工業の融合を模索しました。

 

世界大戦の影響もあり、その存続期間はわずか14年間でありながら現代の建築やデザインにも今なお影響を与え続けています。バウハウスが掲げたのはシンプル＆クリーンな「機能主義的」なデザイン。

 

そんなバウハウスへの敬意を込めて展開されているDUFA（ドゥッファ）のバウハウスコレクションは、ブランドの誕生と時をほぼ同じくしてドイツに発祥した建築やデザインの教育機関であるバウハウスの合理主義・機能主義的な精神を継承しているのです。

シンプルで余白を駆使した普遍的なデザイン、主張は少ないのにどこか目を引く存在感です。

 

 

腕時計がリーズナブルな価格で簡単に手に入るようになった現代、シンプルなデザインは山ほどあれど、そこに歴史のある確かな技術、確固たる信念や思想までが込められた、本当に長く付き合える製品はいったいどれほどあるでしょうか。

DUFA（ドゥッファ）の腕時計にはその答えがあるような気がします。

 

 

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バウハウス100周年記念・スペシャルエディションの2本

 

 

 

モダニズムデザインの礎を築いたとも言えるバウハウス。その偉業と歴史に敬意を表して、ケース裏には100周年記念エディションの刻印が刻まれ、ベルトをとめるパーツにはバウハウスが提唱した三角・円・四角の基本形状が並び、パッケージも赤・青・黄を基調とする限定パッケージでお届けします。

 

【WHITE】

 

一見ベーシックですが、ベルトを裏返せば鮮やかなイエローが顔を見せます。ブルーのスモールセコンドが目を引くモデルで、バウハウスが提唱した色の三原色、赤・青・黄が長針や短針、ベルトのステッチに差し色として配されています。シンプルでありながら遊び心が感じられる1本です。
 

 

【BLACK】

 

BLACKは、黒と裏面の赤のコントラストがどこかシックな印象も与えます。バウハウスの美学と熟練技術により絶賛を得たクロノグラフモデル。直線的ですっきりとしたデザインの文字盤で、インデックスとスモールセコンドの段差が、ケースの中で立体感を作り、バウハウスの美学を体現しています。

 

 

▼100周年記念モデルの商品ページはこちら

 

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ブランドのアイコン、GROPIUSシリーズ

 

 

DUFA（ドゥッファ）のベストセラーは、GROPIUSシリーズ。GROPIUS（グロピウス）とは、バウハウスの初代校長であり建築家のヴァルター・グロピウスにオマージュして作られたデザインです。

 

 

腕時計の顔であるインデックスは立体的で視認性が高く、Berlin E-MAIL BOLD書体という、スリムなアラビア数字がモードでスタイリッシュな表情を醸し出しています。

 

 

そして独特な面持ちを感じられるのは、今ではあまり見かけないスモールセコンドのおかげ。中央より下に独立して配置された秒針は、1940年代より前の時計によく見られた設計で、どこか無機質な工業製品である腕時計に温もりをも感じさせますね。

 

レザーベルトタイプ2サイズ展開。

37mm：フェイス直径約3.7cm

32mm：フェイス直径約3.2cm

 

 

大きいサイズでも、上品でミニマルなルックスで男性的なイメージを与えないので、女性が37mmサイズをつけても全く違和感ありません。大きめの時計が気になっている女性には37mmサイズもおすすめの1本ですよ。（上写真では、女性が32mmサイズと37mmサイズを付けています。）

 

 

 

GROPIUS SQUARE

 

 

スクエアフェイスは、ラウンドとはまた異なるきっちりとした印象で手元が華奢に見えます。ビジネスシーンにおけるTPOにも対応してくれ、かつブレスレットのような感覚で身につけられる一本は重宝する存在。

 

 

こちらも、2サイズ展開があります。

32mmサイズ：縦3.2×横3.2cm

26mmサイズ：縦2.6×横2.6cm

 

女性がメンズサイズを身につけるとこのように。大ぶりではありますが存在感があり、かっこいい印象に。

※32mmサイズ NAVYを着用

 

 

GROPIUS 2HANDS SET

 

 

数字なし、秒針なし、ロゴも極力控えめに。「GROPIUS　2HANDS」は、建築家ヴァルター・グロピウスと彼の創立したバウハウスが提唱する、機能美の追求に最大限のオマージュを捧げ、腕時計における究極のミニマルを体現した2針モデルです。

 

 

遠目からは無地に見えるシンプルな文字盤ですが、目盛りやロゴマークはエンボス仕様でこっそりと表現されており、控えめながらもしっかりと機能を果たしている様子は実に粋。丸い空間に浮かびあがる2本の針、その余白とのコントラストを愉しむようなデザインとなっています。

 

ケース直径は約3.7cmと、大きめサイズではありますが2針タイプはムーブメントの層が少ない構造から、ケースもより薄型に仕上げられていて、華奢な女性の手首にもマッチします。数字の代わりのドットインデックスも女性らしさがありますね。

 

 

そんなGROPIUS 2HANDSをベルト3本とセットにしたスペシャルエディションがこちら。

バウハウス創設から100周年を迎え、その精神・理論・歴史を堪能して頂きたいという思いから、記念モデル「GROPIUS 2HANDS SET」が誕生しました。2針モデルであるGROPIUS 2HANDSに、バウハウスの提唱した色の三原色の概念を取り入れたベルト3色をセットにしています。

 

 

 

ベルトの付け替えを簡単に行えることも、3色のベルトを余すことなく楽しめるポイント。工具は必要なく、ベルト裏側のピンを出し入れして取り付け部に差し込むだけでベルト替えが出来るので、今日はこの色にしようかな、とお手軽です。

 

 

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