朝は降っていなくても、夕方から雨予報の日。雨が降っているけれど、電車に頻繁に乗るから長傘は持ちたくない日。遠出をするから、念のため傘を持っていこうという日。そんなときに役立つのがコンパクトな折りたたみ傘です。使い終わったら折りたたむ必要があるけれど、必要なときにサッと取り出せて持ち運びがしやすいこと、さらに長く使い続けられる強度あれば、愛用の一本になります。
Knirps(クニルプス)の折りたたみ傘は、日々通勤や出張もあるビジネスパーソン、買い物やお出かけの際に荷物を手軽にしたい方、旅行が好きな方、通学に持っていきたい学生さんなど、たくさんの人にとって使いやすい特徴があり、種類も豊富に揃っています。
この特集ではKnirps(クニルプス)らしさが溢れる特徴と、どの傘が自分に合うのか、その選び方を詳しくご紹介します。
(記事更新日:2023年1月20日)
Knirps(クニルプス)は1928年に発明された、世界で最初に商品化された折りたたみ傘のブランドです。
創業者であるハンス・ハウプト氏は、足が悪かったため雨の日の外出に不便を感じていました。それを解消するために考案された「ポケットに入るくらい小さな傘」、それがKnirps(クニルプス)の始まりです。
ハンス・ハウプト氏
その言葉通り、開発された傘は手のひらに収まるほど、圧倒的な小ささを誇ります。Knirps(クニルプス)はその後広くコンパクトな折りたたみ傘のブランドとして知られていきました。今ではドイツで「Knirps」というと「折りたたみ傘」と誰もが認識できるほど、多くの人に愛用されるブランドとして知られています。
ファッションの一部にもなったKnirps(クニルプス)
圧倒的なコンパクトさを誇る折りたたみ傘。 Knirps 折りたたみ傘 X1 (Mat Cross)
Knirps(クニルプス)の傘を手にとると「とても軽い」と驚かれる方が多いと思います。そんな軽さや小ささが特徴とするKnirps(クニルプス)ですが、同時に簡単には折れたり、曲がったりしないよう工夫が施されています。
一つめはシャフト(中棒)の形。Knirps(クニルプス)のシャフトは傘のハンドルから先端に向かって太く作られており、傘を開いた際に負荷がかかる傘の上部を安定させる構造になっています。
Knirps 折りたたみ傘 Fiber T2 Duomatic (Country Granat)
二つめは傘の生地を支える、放射状に伸びた親骨。グラスファイバーという高い弾力性がある原料で作られており、風に煽られてもしなって受けた力を逃し、折れにくい作りになっています。骨同士を繋げるジョイント部分にもサビに強いステンレススチールを使うことで、長く使われることが想定されています。実際にメーカーが行った耐風実験でも、時速150km(風速41.6m/秒)という台風のような風を受けても折れないという結果が出ています。
Knirps(クニルプス)の折りたたみ傘の中では、ボタンを押すだけで自動的に開き、再度ボタンを押すと生地が閉じるというワンタッチ開閉機能が搭載されたシリーズがあります。ワンタッチなのでどしゃぶりの雨の中でもパッと傘を開くことができ、すぐに閉じたいときでもボタンを押すだけ、という便利な機能です。
>> ワンタッチ開閉が搭載されたシリーズ:Topmatic SL、Fiber T2 Duomatic、T.200、T.220、TS.220、T.320、U.220
ハンドルに付いた赤いボタンを押すと、自動で傘が開きます
再度ボタンを押すと、自動で生地が閉じます。 晴雨兼用 ワンタッチ折りたたみ傘 U.220 燦々
さらに、以下のシリーズでは傘を閉じてシャフトを仕舞う際に途中で手を離しても、シャフトが飛び出さないという「セーフティーシステム」が付いています。自動開閉の傘だとバネの力が強いため、特に女性の方やお子さんが使う際に閉じづらいということがありますが、この機能があれば安全に傘を閉じて仕舞うことができます。
>> セーフティーシステム搭載のシリーズ:T.220、TS.220、T.320、U.220
ZUTTOでも数多くのラインナップがあるKnirps(クニルプス)の折りたたみ傘。それぞれサイズ・柄・手動/自動開閉が異なりますので、ご自身の好きなデザインやよく使う場面に応じてお選びください。
Knirps(クニルプス)の中でも非常に小さくコンパクトに作られているのがX1シリーズ。手動で開閉するタイプで、折りたたむとなんと全長が20cmにも満たない小ささになります。非常に軽いのでバッグの中に入れても気にならないほど。「雨が降りそうだな」と思ったときの外出時にぴったりで、職場に置いておく置き傘としても役立ちます。軽いといっても、強度はもちろん維持されているのでご安心ください。
また、X1シリーズは共布のソフトケース・ハードケースの2つがセットになっているのも良いところ。雨に濡れた状態でしまっても、手やバッグの中を濡らしてしまう心配がありません。
折りたたみ傘 X1 白雨はにわか雨をイメージしたパターン。 独創的なスタイルが光るテキスタイルデザイナー、「NUNO」のデザインです。
ビジネスパーソンが通勤や仕事先で使うなら、まわりから浮かないシックなデザインのワンタッチ式の傘がおすすめ。スーツやバッグを濡らさないよう、サイズは開いた時の直径がやや大きいものが便利です。
折りたたみ傘 T.320 Large Duomatic Safety(BLACK)
T.320 Large DuomaticはZUTTOで取り扱う中でも、開いたときの直径が大きい(105cm)サイズ。ベーシックな黒色の生地ですので、ビジネスシーンではもちろん冠婚葬祭にも使えます。サイズがやや大きいからといっても、閉じるとコンパクトにまとめられるので便利です。
こちらも同じく黒色の生地ですが、ハンドルにカエデ材を使った高級感のある仕様。まるで長傘のようなハンドルですが、ボタンが付いており自動開閉でき、ほかと同じように折りたたんで仕舞うことができます。ハンドルがある分、全長43cm、重量525gとややサイズがありますが、風格のある折りたたみ傘です。
真っ黒な傘以外をお探しなら、細かなストライプ柄が入ったPINSTRIPE BLACKも、ビジネスパーソンに人気です。細いストライプ柄は目立ちすぎず、スーツにもよく似合います。開いたときの直径は97cmと、先にご紹介した2型に比べると若干小さめです。
学生さんや女性の方が選ぶなら、明るい色づかいの楽しい柄のものもおすすめ。軽量ワンタッチ式で使いやすい仕様のものをセレクトしました。
こちらは無地のデザインですが、温かみのあるカラーがポイント。開いたときにパッと明るく、ほっとさせてくれるような色づかいでギフトにも人気です。さらにTS.220は6本骨仕様なので、8本骨に比べて軽く、女性も扱いやすい傘になっています。
派手すぎない水玉模様がキュートな柄は、制服を着る学生さんにもおすすめ。バッグと傘を一緒に持っても荷物が濡れず、仕舞うときにもコンパクトになるので重宝します。女性だけでなく男性にもおすすめです。
折りたたみ傘を仕舞う際に気になるのが濡れた生地。そのまま手で持つと手が濡れてしまうし、かといってバッグに入れるわけにもいかず困った、という方もいらっしゃるのでは。Knirps(クニルプス)の折りたたみ傘には、専用カバーがそれぞれ付いていますが、万一紛失してしまった場合でも、カバーのみの購入が可能です。
Dry Bagは内側が吸水性・速乾性のある生地で作られています。軽く傘を振って、余分な水気を落としてから入れてください(完全防水ではありません)。全長29cmの傘まで収納できます。
ZUTTOでご購入頂いたKnirps(クニルプス)の折りたたみ傘には、ご購入から5年間の保証が付いています。万一、通常のご使用中に故障などが生じた場合、保証期間内でしたらアフターフォローが可能です。まずはZUTTOカスタマーサポートまでご相談くださいませ。
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