「作る時間」を贈る、新しいギフトのご提案。キットで簡単、自分だけのオリジナル槌目タンブラー

毎年来る誕生日やバレンタインといったイベント。プレゼントを選ぶ側としては、これまで贈ったものを思い返しながら、今年は何を贈ろうと毎度悩むという方もいらっしゃると思います。

受け取る方に喜んでもらえて、長く使ってもらえるモノを考えたとき、ご提案したいのが受け取った人が「自分で作るモノ」。家で使いやすい錫のタンブラーを自分らしく仕上げることができる、能作の「槌目キット-タンブラー」は、モノだけでなく、「自分で作る」というワクワク感や新しさを一緒に贈ることができます。

いつものタンブラーが味わい深くなる、槌目模様

能作の「槌目キット-タンブラー」は、錫（すず）のタンブラーにオリジナルの槌目模様を作ることができるDIYキット。
錫は金属の中でも柔らかく、力を加えると簡単に曲げたり凹ませたりすることができるので、ハンマーで叩いて、自分オリジナルの凹凸模様（槌目模様）を付けることができます。

錫カップ・製作用カップ・ハンマーがセットになっています。

槌目模様は、雪平鍋などの調理道具に施されていたり、ジュエリーの装飾として用いられることもあります。つい触れてみたくなるような、独特な槌目模様。人がハンマーを使って叩いた場合、叩き加減によって凹凸に変化ができるので、味わい深い陰影を作るのが槌目模様の特徴です。

槌目キット-タンブラーの素材である錫は酸化しにくく、抗菌性が強いので、タンブラーのように衛生面が気になるキッチン小物の素材に最適。熱伝導率が良いので、冷たい飲み物を注ぐとタンブラーまでひんやりし、おいしく飲むことができます。お茶やアイスコーヒー、氷を入れて飲むお酒にも使えるので、錫のタンブラーは、ZUTTOでも人気のシリーズです。

オリジナル「槌目キット-タンブラー」を作ってみよう

それではスタッフが実際に槌目キット-タンブラーの製作に挑戦してみます。

槌目キット-タンブラーは、模様を付ける錫のタンブラー・製作用カップ・ハンマーがセットになっています。テーブルを傷つけないか心配な場合は、製作時に下に敷くタオルもあると便利です。

まずは錫のタンブラーと製作用のカップを重ね合わせます。製作用カップがハンマーで叩く際の土台となり、安定します。

タンブラーの底面からハンマーの丸い方でトントンと叩いていきます。最初は小粒サイズで槌目模様ができていきます。強弱を付けながら叩くと、それがそのまま模様のサイズにもつながります。やや強く叩いたり、同じところを重ねて叩いていくと、槌目模様らしく仕上がっていきます。

底面が終わったら、続いて側面へ。同じように叩いていきますが、カップを回しながら叩いていくと模様を均等に付けていくことができます。全面に模様を付けていくのも良いですし、好みの場所のみに模様を付けたり、タンブラーを持った際に指が当たる部分のみに凹みを作るように、と自分なりにアレンジしていくこともできます。

こちらは完成間近のようす。残す部分はタンブラーの口まわりのみになりました。こうして見ると、もともとのタンブラーの質感と槌目模様の部分では印象ががらりと変わることが分かりますね。槌目模様を付けることで、より光を大胆に反射するようになり、機械生産にはない「一点もの」の存在感が生まれていることが分かります。