母の日のギフトの定番といえば、お花や手元に残る物ですが、「特別な時間」も素敵なプレゼントになります。
ご提案するMAITO(マイト)の「家で染める草木染めキット リネンコットンストール」は、自宅で簡単に草木染めにトライできる染色キット。自然から抽出された染料を使って、自分の手でストールを染め上げていくことができるキットです。
わかりやすい説明書が付いているので、初めての方でも大丈夫。お母さんにモノだけでなく、染色を楽しむ時間も一緒に贈ってみませんか。
100%植物から抽出した色で染色した、草木染め製品を提供するMAITO(マイト)。草木染めは古くから使われてきた染色方法で、たとえば、楊梅(やまもも)染めは、桃のような果実のなる木の樹皮から採取される染料。茜染めは、茜の根から採れる赤い染料で、日本の国旗の日の丸にも使われてきました。
そう考えると、草木染めはどこか私たちの暮らしの近くにある、身近な存在に感じますね。自然が作り出す優しい色合いが魅力的です。
家で染める草木染めキット リネンコットンストールは、そんな草木染めを自宅で行えるキットで、染色に必要なものが一式揃っています。蚊帳生地でできたリネンコットンストールが付属されているので、このストールを好みの色に染めることができるのです。
できあがるリネンコットンストールはうっすら向こうが透ける生地で、草木染めの色が綺麗に表れます。季節を問わず使えるストール、という点もギフトには選びやすいですね。
・家時間が増えたお母さんに、自宅で楽しめるものとしてギフトに
「家で染める草木染めキット リネンコットンストール」は、家時間が増えたお母さんに自宅で楽しんでもらえるギフトになります。
お母さんの時間のある日に趣味として染色に挑戦してもらったり、もしくは家族で一緒に染色にトライしてみたり。家族で作業を分担しながら進めると、自然と会話が生まれます。好みに合わせて染色のしかたや色合いを調整できるので、「こんな風に染めてみよう」「こんな色合いはどうかな?」とアイディアを出しながら、和気あいあいとした時間が作れます。
・家族から、お母さんに似合う色に染めて贈る
お母さん自身が染色するのは少し大変かな?というときは、自分で染めたストールをお母さんにプレゼントするのもおすすめ。「お母さんにはどんな色が似合うかな?」と想像しながら染色するのも楽しいものです。できあがったストールは世界に一つだけの特別なプレゼントになります。
家で染める草木染めキット リネンコットンストールは、キットとご自宅にある道具を使っておよそ1〜1.5時間で染色することができます。
▼家で染める草木染めキット リネンコットンストールのセット内容
リネンコットンストール×1・染料×1・媒染剤×1・ゴム手袋×1・輪ゴム×2・洗濯バサミ×1・説明書
▼ご自宅で準備するもの
・7L以上のバケツ×2(1個でもできますが、水を入れ替えるのが大変かもしれません。生地を洗浄したり、媒染剤を溶かす際に使います。)
・2L以上のステンレスやアルミ製の鍋(染料を煮出すために使います。)
・5L以上のステンレスやアルミ製の鍋、もしくはポット(お湯をたっぷり沸かせる、できるだけ大きいサイズのものがおすすめです。)
・長めの菜箸(木製など、金属製でないもの)
・計量カップ(水量の目安になります)
・(あれば)キッチン用温度計
キットには図解付きの染色の手順が記載されていますので、初めてでも大丈夫。
染色の手順は、大きく分けて以下の4つ。
①生地の下処理
生地を水で洗います。乾いていると綺麗に染まらないためです。また、付属の媒染剤をバケツに入れてお湯で溶かし、生地を浸たします。(この工程が色止めになります)
②染液を作る
鍋にお湯を沸かし、付属の染料を煮出します。煮出し時間が長いほど、できる染液が濃くなっていきます。こちらの濃さはお好みで。染液ができたら、お湯で薄めます。
③染色する
染液が冷めないうちに生地を浸します。このとき、生地を全て染液に浸すと単色に染め上がります。付属の洗濯ばさみを使って、グラデーションに染色することもできます(具体的な方法は説明書をご確認ください)。
染液に浸しておく時間や回数によっても、生地の色合いが変わってきます。こちらも好みに合わせて仕上げることができます。
④洗浄、乾燥
生地を染液から引きあげ、綺麗な水で余分な染料を落とします。軽く洗浄したら陰干しし、完全に乾いたら完成です。乾燥すると色合いが一段明るくなります。
ZUTTOのスタッフも、家で染める草木染めキット リネンコットンストール(オレンジ・茜染め)を使って、染色に挑戦してみました。具体的な手順は、動画でどうぞ。
▼スタッフ製作のようす/手順紹介はこちら
今回スタッフは染色初挑戦。チャレンジする前は、「うまくいくか心配」、「やり直しが効かないから難しそう」と不安もあったようですが、説明書に沿ってやってみると、意外と工程がシンプルで失敗しにくいと感じたようです。また、鍋を使って染料をぐつぐつ煮出したり、生地を染液に浸しながら「このくらいの色が良いかな?」と自分好みに確認する過程が楽しく、さらにできあがったストールも、ムラなく綺麗に染まって嬉しかったと話します。
既製品だとできあがったものを手に取るだけですが、「自分で作る」工程があることで製品と向き合う時間が増え、長く使っていきたいと感じられる、とも。自分が手塩にかけた分だけ愛着が生まれていくアイテムになります。
スタッフが染めたストール。
・染料の色移り
染め終わった後の道具は、できるだけすぐに食器用洗剤を使って水洗いしてください。
染料を煮出す鍋、染色時に使うバケツ、菜箸には、うっすらと染料の色が移る場合があります。そのままの状態でも人体に影響はありませんが、気になる場合は薄めた塩素系漂白剤に浸けて漂白してください。
また、煮出す際には吹きこぼれに注意してください。吹きこぼれた場所にシミが残る恐れがあります。
・染液の色の濃淡
染液の色は、染料を煮出した時間が長いほど濃くなり、生地を浸す時間が長い/回数が多いほど、濃く染まっていきます。
まず色味を確認したい場合は、少なめの染液をお湯でよく薄めて淡い色を作り、生地を短時間(30秒ほど)浸すことをおすすめします。その上で、色をさらに濃くしたい場合は、染液を足したり、生地を浸す時間を長めに取ってください。
・洗浄した後の色合い
染色後の水洗いで若干色が落ちます。また、洗浄時の水質(アルカリ性・酸性)によっても若干青っぽくなったり、赤みを帯びたりします。生地が乾燥すると、染色時より明るい色になります。
できあがったリネンコットンストールは、ご自宅でお洗濯が可能です。なお、時間の経過とともに、徐々に生地の色が薄くなっていきますので、あらかじめご了承ください。
・ぬるま湯に少量の中性洗剤を溶かし入れ、軽く押し洗いしてください。
・軽く脱水した上で、形を整え、陰干ししてください。 ※脱水は手絞りをおすすめします。
・シワが気になる場合は、乾燥後に生地を引っ張りながらアイロンがけしてください。
・保管時には色あせを避けるため、直射日光や蛍光灯が当たらない、風通しの良い場所で保管してください。
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