寒さと暖かさが交互に入れ替わり、
でも気分はすっかり春。
春と聞くとなぜだか心弾み、足元は軽やかに。
四季のある日本の心地良さを一番感じる季節です。
そして春は贈り物の季節。
お祝いの気持ち、感謝の気持ちを込めて
大切な誰かに贈るモノが、ずっと長く大事に
されますように。
そんな願いがこもった春の贈り物選びをお助けします。
キーワードは、
「もらって嬉しい春ギフト、気分も明るく軽やかに」
です。
「日常使いのリネン」を提案するfog linenworkから
春にぴったりの軽やかスカーフが新登場しています。
薄地のリネンを使用していて、さらっとした感触が
肌に心地よく、強い日射しにも役立ちます。
幅が60cmと広めなので、ひざ掛けにもお使いいただけます。
夏でも冷房対策にスカーフを1枚持っておきたい女性は
多いので、1年を通して長く使っていただけるものです。
リネンはフラックスという植物の繊維から作られる
天然繊維です。吸水性、速乾性に優れていて、
かつ汚れが落ちやすく、お洗濯に強い、
日々使うスカーフにぴったりです。
使うほどにくたっと馴染み、愛着が湧きやすい
素材でもあります。
ブランドのfog linenworkの考えは、「毎日使うものだから、
かっこつけず、素朴なものを気兼ねなく使う」。
毎日気軽に愛用してもらえそうな、リネンのスカーフです。
カラーバリエーションは9種類。明るいイエローやレッドから、
落ち着いたベージュやネイビーもあり、きっとあの人に
似合う色が見つかると思います。
見るからに風通しが良く涼しげなこちらのストールは、
リネン糸を琉球藍で染め、織り上げたもの。
藍の色を一から十まで堪能させてくれるような
グラデーションが美しく、巻き方で様々な表情を
見せてくれる素敵なストールです。
手にして見ると、パリっとした張りで、首や肩に巻くと
ふんわりと立体的になります。ストールも巻き方一つで
お洒落度合いが変わってきますが、花藍舎のストールは
とても良く決まります。
琉球藍は沖縄の代表的な染料で、藍の葉を水に浸し、
泥状に沈殿させて造られます。昔ながらの製法を受け継いでおり、
鮮やかな紫紺の発色が得られます。
「南風」と書いて「ばいかじ」と読むこちらのストール。
ネーミングまで心惹かれますよね。
沖縄で風に吹かれる心地よさをそのまま布で
表現したかのような豊かな風合いです。
贈った方にそんな素敵なストーリーを伝えてあげてください。
あんず、かなりあ、ももはな、ひよどり。
どれもこの、天衣無縫(てんいむほう)のストールのカラーです。
花や鳥の明るく柔らかな色彩をイメージし、ざくろややまもも、
茜などで草木染めを施しています。
見た目にもとても柔らかで優しく落ち着いた色味です。
リネン55%、オーガニックコットン45%で織り上げているので
リネン100%に比べると使い初めからしっとり、柔らかな手触りです。
オーガニックコットンの高い品質にこだわる天衣無縫。
オーガニックコットンとは、化学肥料を3年以上使っていない畑で、
堆肥や下肥を肥料として育てられた綿花から作られるコットンのこと。
原料から加工まで化学物質によるストレスが少ないので、
綿花本来の性質を持ち合わせ、 洗濯を重ねるたびに吸水性を増し、
自然乾燥をすると一層柔らかさが引き出される特徴があります。
1616/arita japan S&B ディープ プレート
淡いパステル調のこちらの器、洋食器かと思いきや、
実は有田焼きです。
日本で初めて磁器作りがされたといわれる
佐賀県有田で生まれる有田焼きは、普段使いよりは
どちらかというと美術品のイメージ。
そんな有田焼を、毎日使ってもらうための新たな
ブランドとして誕生した【1616/arita japan】は、
遥か昔の記憶を引き継ぐように名付けられ、
これまでの有田焼とは異なるデザインアプローチを
試みています。
カラフルなS&Bシリーズはオランダ人デザイナーによるもの。
淡く果敢な色の層を重ねながら日本の伝統色を再解釈した
シリーズです。和食器と洋食器の良さをそれぞれ持ち合わせた
ような質感とデザイン、カラーで、食卓に柔らかい彩りを
加えてくれます。
載せるものは、やはり洋食が合うように思います。
朝食のパンとたまご、パンケーキ、他にはフルーツを
盛り付けてテーブルに置いておいても良いですね。
食器好きの方に、他ではなかなかないカラーリングが
魅力の1616/arita japan S&Bシリーズ、おすすめです。
パンジーの花に、カシス、葡萄など花やフルーツの甘美な
魅力をふんだんに盛り込んだデザインのParatiise(パラティッシ)は
フィンランド語で「楽園」という意味。
Paratiisiにはカラーバリエーションが数種類ありますが、
こちらはイエローとブルーがハッと目をひく美しさ。
大柄で大胆な絵柄とカラーリングで日本の食器デザインには
なかなかないので、ちょっとした挑戦柄かと思いきや、
意外にも載せるお料理を選ばず、サラダやカルパッチョなどの
前菜から牛肉や鶏肉のメインディッシュ用としてもお使いいただけます。
自分ではなかなか選ばないので、引っ越しや結婚などのお祝い
として贈っても素敵ですね。
シュニールとは、よった糸の表面に出ている小さな糸をカットし、
モール状にしたもの。余分な糸をカットしているので毛足が短く、
変に引っかかることなくすべすべ、つやつやした抜群の肌触りです。
KLIPPANは体と地球のことを考えオーガニック素材に
こだわっています。シュニールブランケットは
オーガニックコットンを使用し、使い洗うほどに柔らかさが
増していきます。洗濯機で丸洗いが可能なので、春夏の時期に
嬉しいですね。
シュニールブランケットは優しい色使いが多く、
色の組み合わせや柄はかわいらしい北欧デザイン。
シュニール織りは丈夫で、型崩れもしにくいので
増していく風合いに愛着を感じながら長くご愛用いただけます。
ブランケットは、掛けて温まるだけでなくソファやベッドの
カバーにしたり、ピクニックに持って行ったりと様々な
使い道があるので、貰って嬉しいアイテムです。
etiquette CLOTHIERS レディースソックス ABBEY STRIPES
流行を意識したものだけでなく、より良いものを
提供したいという強い想いから、
「世界一、本物のベーシック」をコンセプトに、シンプルで
洗練されたデザインと高品質・機能性にこだわって作られている
etiquette CLOTHIERSの靴下。
統一感あるデザインで、片方無くしても色違いではける
という新しい解釈を生み出しているのもこのブランドの
独特な発想です。
使用しているコムドコットンは繊維をくしけずる
ことによって短い繊維を取り除き平行度を
高めた生地で、強度ときめ細やかさを実現しました。
フィット感が増し、発色が良くなる特徴もあります。
そして、履き心地を模索した縫製にもこだわりが。
機械縫製による縫い合わせで、編目を一目一目
合わせていく縫製で、縫い代に山がなくなり、
つま先のごわつきを解消します。
デザイン、素材、履き心地、強度ともに揃った
一足で、大事に履いていきたいと思わせてくれます。
「大人のエチケット」を追求するこのブランドは、
正しいフィッティングやお手入れ方法など、
様々なエチケットのベースとなる資料が
まとめられている教科書「アンダーウェアとソックスの作法」
ブックレットを作成し、アメリカだけでなく日本でも
販売するなど、おしゃれ感度の高い人々の間で人気です。
お洒落は足元から、という言葉があるように、お洒落な
あの人にぜひ贈りたい、そんな靴下です。
▶︎etiquette CLOTHIERSブランドページはこちら
rasox(ラソックス) コットンボーダー・クルー レディースソックス
足首は直角を基本に前後運動するのに
「靴下はなぜまっすぐな筒状なのだろう?」という
疑問から生まれた靴下、rasox(ラソックス)。
rasox靴下の最大の特徴は、その形がL字型という事。
この形が、従来の靴下が持っていた様々な問題を解決してくれます。
従来の靴下は、ほぼ真っ直ぐの筒状に出来ているため、
甲やかかとなど曲がる部分にたるみが出来やすく、
爪先部分などに圧迫感が生じます。
そのため、生地が無理に伸びているので、爪先やかかとが
破けたり、薄くなったりするのです。
rasoxが特許をとっている靴下は人の足の角度(90度)を
付け、足に沿うようL字に編み上げています。
足にかかる負荷が均一化され、圧迫やストレスを軽減し、
楽な履き心地を実現させているのです。
靴下を履いているのではなく、包み込まれているような
感覚の新しい靴下です。
カラーバリエーションも長さも豊富なので、
スニーカーソックスをパンツの裾からちらりとのぞかせたり、
春らしい爽やかなボーダーの靴下をサンダルと合わせても
かわいらしく決まります。
気兼ねしないプチギフトとして、レディースメンズともにおすすめです。
春を感じるギフトアイテムは、選んでいるだけでも
楽しい気分になりますよね。
お誕生日、引っ越し、結婚、進学、様々なギフトシーンが
ありますが、誰かを想って選んだギフトが相手にきちんと
伝わりますように。
▽ギフト特集はこちら
「ZUTTOのよみもの」おすすめバックナンバー
>>> はじめての錫製品、どう使う?
>>> 和紙。暮らしに馴染む日本の紙
>>> 「よみもの」トップページへ