来たるクリスマス、大切な人に何を贈るべきか気持ちが焦る時期。プレゼントを渡す相手に必ず喜んでもらえるように、失敗しない素敵な物を選びたいのは、誰にでも共通する思いです。
アクセサリーは見た目の華やかさから、受け取ったときから喜んでもらえるプレゼントになります。また、季節を問わずずっと身につけられるアクセサリーは、まるで人生に寄り添ってくれるかのように大切な存在に。
ただ、アクセサリーというと「華やかさ」のイメージがあるからか、ギフトにはつい大ぶりなデザインやちょっと派手なデザインを選んでしまいがち。でも、普段づかいしやすく長く使い続けられるのは、特徴がありつつも、小ぶりなサイズでいつも着ている服と合わせやすい、「さり気なく」身につけられるアクセサリーです。
「さり気ない」をキーワードに、必ず喜んでもらえるアクセサリーのギフトを探しに行きましょう。
目次
左から:Pendant リング・Pendant 雫白・Pendant 七宝
身につける人のサイズを気にせず選びやすいネックレスは、ギフトにぴったり。シンプルな服に一つ合わせるだけで、お顔を明るく華やかに見せてくれたり、きちんとしたフォーマルの場では品良く見せてくれます。
数あるネックレスの中で、ペンダントトップのモチーフが大きく少し個性的なものは、ぱっと目を引く華やかさがあります。一方で存在感が強いことから、そのネックレスに合わせられる服が限られてしまったり、お化粧とのバランスが取りにくかったりと、身につける人にとっては好みの主張が強いと感じることも。
そこでおすすめしたいのが、一粒モチーフのネックレス。その一粒が魅力的であれば、贈る相手の心を掴みます。
たった一粒なのに、つい目が行く魅力を感じる理由は、人工では作れない唯一無二の色や形を持つ天然石だからかもしれません。メキシコ生まれのISHI Jewelry(イシジュエリー)のネックレスは、そんな魅力を秘めたクォーツの一粒ネックレスです。
メキシコのジュエリー、というと珍しく感じるかもしれませんが、天然石や羊革、シルク、草木、花といった天然素材を原料にして古くから作られてきた背景があり、素材の個性を活かした美しいジュエリーが作られています。このDIRTY QUARTS ネックレスも、天然石の一種であるクォーツを切り出し、石が持つ美しさをそのままに残しています。一つとして同じ物がないこともまた、天然素材ならではの特徴です。
鎖骨下にトップが来る長さはもっとも使いやすく、クルーネックやタートルネックのトップス、ワンピースなど、様々な服に合わせやすいネックレスです。
直径約6mmと非常に小さなモチーフが一粒だけ付いた、bisai(ビサイ)のペンダント。モチーフはとても控えめなサイズなのに、優美で気品に溢れる姿が魅力です。ベースになっているのは真珠の母貝の一種である白蝶貝で、乳白色と美しい光沢を見ることができます。
ゴールドに見える部分は、漆で模様を描いた上に金粉を蒔(ま)いて付着させ、その後磨き上げるという石川県伝統の蒔絵(まきえ)によるもの。職人が細筆で模様を描く様子は、固唾を吞んでじっと見たくなる緻密な手仕事です。
(白蝶貝の磨き・蒔絵の様子は0:47頃〜)
同じくピアスも。Pierce 七宝
手間暇かけて生まれるbisai(ビサイ)のペンダント。控えめだからさり気なく身につけられると同時に、一つのアイテムを丁寧に作り出す時間が垣間見えることで、大切に使っていきたいという思いが生まれる、そんなギフトになります。
左から:ネックレス ティアーズ・ネックレス カナデ・ネックレス リリー
誰しもときめきを覚える、ガラスで作られたネックレス。HARIO Lampwork Factory(ハリオ・ランプワーク・ファクトリー)が手がける、瑞々しさ溢れるモチーフは、繊細で可憐。不思議と身につける人そのものの魅力を高めてくれます。
ガスバーナーと道具を使ってガラスを溶かし、細やかなモチーフを作る職人の技術には目を見張るものがあります。これだけ小さなモチーフに、丹精込めて作られた思いを感じることができるネックレスです。
ネックレスの長さは若干変えることができます。鎖骨下に来る長さからやや長めにすると、より存在感が増すように。実際に身につける人が自分好みに、気分や服に合わせて付け方を変えられる余白を残しておくことも、プレゼントとして喜ばれるポイントです。
気軽に身につけてもらいたいアクセサリーを選ぶなら、ブレスレットやリングもおすすめです。腕時計とも組み合わせが楽しいブレスレットや、重ね付けもできるリングなら、日々のおしゃれの幅を広げてくれる存在になります。
日々気兼ねなく選べて長く愛用できるブレスレットやリングは、ネックレスと同じく大ぶりのモチーフが付いているものよりも、ふとした時に手元で見える、シンプルなデザインのものがおすすめ。それでいて、よく見るとこだわりが分かるものが喜ばれます。
ころんとした小さな形が愛らしい、ARATA(アラタ)の和紙パールアクセサリー。モチーフとなっている箔ボールは和紙なので非常に軽く、水気に強いコーティングが施されているので、日常使いにぴったり。ところどころに入った金箔が柔らかい輝きを放ちます。
一見、真珠のようにも見えるARATA(アラタ)の和紙パールのブレスレットは、ゴールドチェーンとの相性もよく、手元を品良く仕上げてくれます。とても軽いので付けているという感覚が薄く、アクセサリーを普段付け慣れていない方にもおすすめしたいアイテムです。
先にご紹介したネックレス同様、職人が一つ一つ手作業で作り上げるHARIO Lampwork Factory(ハリオ・ランプワーク・ファクトリー)のガラスブレスレット。涙を模した非常に小さなモチーフが動くたびに揺れて、きらきらと光を反射させます。
繊細ではありますが、モチーフが小さい分、ある程度衝撃を受けても壊れにくく、腕時計と一緒に付けても互いを傷つけにくいブレスレットです。チェーンの長さは身につけた状態で、調整することができます。
リングはサイズが分からないので選べない、という方でも安心なTO LABO(トゥラボ)の別注リング。幅を広げたり狭めたりすることができるので、サイズ変更が簡単です。そのため気分に合わせて今日はこの指に付けよう、なんて使い方もできます。
日本一の宝飾産地である山梨県で作られたリングは、スモーキークォーツ、ラピスラズリ、水晶の3種類の天然石と小さくカットされた水晶が付いたアシンメトリーなデザイン。一つ一つの天然石を職人がカットし、研磨、加工して作られています。
身につけてみると、肌馴染みがよく、意外と小ぶりなのがこのリングの特徴。アシンメトリーなデザインが、ファッショナブルでそこまで重たい印象を作らないので、アクセサリー好きの女性に向けたプレゼントとしてもおすすめです。透き通る天然石の美しさは世代を問わずに似合います。
左から:ピアス 1501・ピアス 1477・ピアス 1492
ピアスやイヤリングは顔の近くに身につけるアクセサリーなので、その人を印象づける役目も果たします。そのためか、その日に着る服やお出かけするシーン、そして気分に応じて、日替わりで様々な種類を楽しむ方も多くいます。
ピアスとイヤリングのなかでもさり気なく身につけられるものを選ぶなら、やはりモチーフは控えめなものが良いですが、日々気軽に楽しんでもらうためにも、少しユニークな形や色を使ったデザインを選んで、遊び心を感じさせるのも手。特にゆらゆら揺れるロングタイプは大人の女性の魅力を引き立ててくれるので、おすすめです。
ヴィンテージのビーズを使ったジュエリーを手がけるI.Ronni Kappos(ロニー・カポス)のピアス。赤と白のヴィンテージジャーマンビーズを組み合わせたピアス 1501は、まるでボウタイのような形がキュートです。
ビーズジュエリーはともすれば子どもっぽさを感じさせることもありますが、I.Ronni Kappos(ロニー・カポス)のピアスの場合、モチーフは比較的小ぶりで、揺れるロングタイプになっていることから大人の女性がちょっと色を取り入れたいときに役立ちます。
他では見かけない、ユニークな形もI.Ronni Kappos(ロニー・カポス)の魅力。こちらのピアスのシリーズは80年代のカルチャーを元にしており、ピアス 1477は動く彫刻「モビール」から発想を得て作られたデザイン。デザイナーが一つ一つ手で組み立てて作り上げる温もりと、アートを感じさせるピアスです。
シルクをはじめとした様々な糸を使ってアクセサリーを手がける000(トリプル・オゥ)のアイテムも、さり気なく使えるアクセサリーとしておすすめ。
さくらんぼをイメージして作られたスフィア チェリーシリーズは先端にぶら下がるシルクの糸玉がゆらゆらと揺れ動くデザイン。全て糸で作られているので非常に軽く、優しく光を帯びる質感があります。
どこか儚げで、優しさを感じさせるのは、糸を使って細やかな手仕事で作られているからかもしれません。淡い色合いのピアスとイヤリングは顔色を明るく見せてくれ、どんな服にも似合います。さり気なく耳元で揺れる、まさに今回のテーマを象徴するようなアクセサリーですので、プレゼントで迷われた方に選んで頂きたいアクセサリーです。
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