誕生日でもクリスマスでも、贈り物とはドキドキするもの。相手が好きそうだなと思ったものと、贈り主である自分も素敵だなと思ったものだけが贈り物として成立するので、2人の好みの天秤にかけられるということになります。自分の好みは当然分かっていますから、ゆえに、選んだアイテムが相手にとって「好きなものであるか」が心配であり、不安であるのです。
ギフト選びは悩みがつきまとうものですが、その反面、喜んでくれた時は嬉しいし、使ってくれていると更に嬉しい。そんな特別な瞬間を期待して今年の冬も贈り物探しをしている皆さんに、年代も性別も問わず気に入るデザインが見つかる、Highland tweedsのタータンチェックマフラー・ストールを改めてご紹介します。
チェック柄のマフラーは誰もが一本は持っていそうな定番品ですが、定番品なので流行り廃りがなく毎冬愛用してもらうことが出来ますね。つまり、贈られた側も、2・3本持っていても困るものではないということ。
「何をプレゼントしようか悩む・・」という時にこそチェックマフラーに立ち返って頂きたいのですが、一言に「タータンチェック」と言ってもカラーバリエーションが豊富で、年代や性別問わずプレゼントする相手に似合うものが見つかるのです。そして実際に、昨年12月にZUTTOでのラッピングが多いアイテムトップ3に入ったのがこのHighland tweeds(ハイランドツイード)のタータンチェックマフラー・ストールでした。
冬は男性も女性も黒やグレー、ブラウンなどの落ち着いたトーンのファッションになりがちですが、その中に、「差し色」としてタータンチェックのマフラー・ストールは使いやすいですし、馴染みやすいですよ。
古くからファッションのデザインとしてタータンチェックは定番でしたが、元々はスコットランドのクラン(氏族)制度に基づいた、家柄を表す柄であることをご存知ですか?日本でいう家紋のような役割で、チェックの柄によって自らの家や出身を知らせ、相手のものも見分けていたのです。
柄の一つ一つに意味があり、スコットランドのタータン協会が認定した柄のみが真のタータンを名乗ることが出来ます。もちろん、Highland tweeds(ハイランドツイード)で使用されているタータンチェックはタータン協会が認定した由緒正しいチェック柄です。
Highland tweeds(ハイランドツイード)はスコットランドに1837年に創立された歴史ある織物工場でタータンチェックのマフラーやストールを作り続けています。ファッション品として定着してからは主に冬小物の柄として親しまれているタータンチェックですが、そんな歴史的・風土的背景があるのも面白く、贈った後の話のネタにもなるかもしれませんよ。
ZUTTOでご紹介しているHighland tweeds(ハイランドツイード)アイテムはマフラーとストールで、それぞれ何種類かの柄を揃えています。
マフラーとストールのサイズ感の違いを押さえて、どちらのサイズを選ぶべきかを検討しましょう。
横半分に畳んだマフラーと、ストールを重ねてみました。
マフラー:幅25×長さ190(cm)
ストール:幅50×長さ200(cm)
※両端フリンジ含む
長さは実は10cmの差しかなく、幅が大きく異なります。ストールの幅は、マフラーに比べ倍の50cm。幅の違いは、巻いた時のボリュームの違いに出ます。マフラーは男性、ストールは女性、ということではなく、シーンによって使い分けられればいいですね。
例えば、
【男性の場合】
・平日は内勤が多く、外出はあまりない方→首元すっきりのマフラーがおすすめ
・アウトドア好きで、週末は出かける派→ぐるぐる巻いて暖かいストールがおすすめ
【女性の場合】
・フード付きコートやタートルネックが好きな方→コーディネートに干渉しないようにマフラーがおすすめ
・髪型をアップにする日→首元がスースーと寒いのでストールがおすすめ
など。
また、ZUTTO別注のストールは、上記のストールやマフラーともサイズが若干異なります。
別注ストール:幅48×長さ180(cm)
幅はストールより2cm狭く、長さはマフラーより10cm短い。首元にボリュームを作るための幅を確保しつつ、巻き方アレンジを楽しむための長さも十分。マフラーとストールの良いとこどりを目指したサイズ感です。
Highland tweeds(ハイランドツイード)のマフラー・ストールの柄選びに迷ってしまう方のために、「女性に人気」「男性に人気」「学生」「ビジネスOK・男性」「ビジネスOK・女性」に分けておすすめをご紹介していきます。
【別注】チェックストール MACDONALD
グリーン・ネイビーの地に、明るめのレッドが効いたストールMACDONALDはZUTTOの別注柄です。グリーンにレッドは身に着けるだけで冬らしい印象になり、楽しい気分に。MACDONALDは古典的な、古くからの柄ですが、より現代に使いやすいような色合いにしています。
ストール Antique Royal Stewart
ぱっきりしていない、ふんわりとした赤色のタータンチェック。”Antique”と名のつくタータンチェクは、元のタータンチェック柄のトーンを落としたバージョン。Royal Stewartは明るい赤色が前面に出た色合いですが、それを落ち着いた色合いにしたのがこちらのAntiqueです。年配の方にもお召しいただきやすいお色です。
マフラー DRESS GREY STEWART
男性ギフトに一番人気なのはこちらの柄。STEWARTは、ご存知スチュアート朝の氏族タータンです。1つの氏族の中でも、時と場合によっていくつかのタータンが使い分けられるのですが、DRESS GREY STEWARTはスチュアート族が正装する際のタータンのグレーバージョン、という意味。
マフラー LINCOLN NAVY
遠くから見るとネイビーのマフラーですが、近づくと濃いグリーンとワインレッドの格子が入っているのが分かります。タータンチェックというと、細かいチェックをイメージしますが、このように大きいチェック柄もあり、主張が少ないので柄ものが苦手な方も使いやすいはずです。
どの年代でも似合うチェックがあるのがタータンチェックの懐の深いところ。若い学生世代におすすめなのは多色使いされた、元気のあるタータンです。
ストール Dress Stewart
Dress Stewartはホワイトベースにグリーン・レッド・イエロー・ネイビーのラインが入った1本。チェックを作るラインの幅も、中線と細線が規則正しく美しく配置されています。このストールだけで十分な存在感なので、シンプルなブラックワンピースだけでも映えます。
ストール Dress Gordon
こちらも学生によく似合う若々しい柄、Dress Gordon。タータンの中でも定番なのでご存知の方も多いと思います。トラディショナルで清楚なイメージもあり、制服にもマッチします。
男性はどうしても無地のマフラーを選びがちですが、タータンとは元々は男性のためのもの。中でも本当に古くから存在する柄は男性に似合うものがたくさんあります。
マフラー BLACKWATCH
定番であるBLACKWATCHは、男性がビジネスシーンで最もつけやすい1本かもしれません。深緑に濃紺、黒といった、男性でも冒険せず身につけられる色の組み合わせであることも、贈りやすさの一因です。
BLACK(秘密に)WATCH(見張る)とは、イングランドの反革命勢力ジャコバイトの動向を探るために組織された連隊に与えられた柄で、氏族とはまた別の組織としての柄だったのですね。
【別注】チェックストール MCKELLAR
淡いトーンの優しい印象の色合いで、男性だけでなく女性にもおすすめ。薄いグレーとベージュだけではぼんやりとしがちですが、濃いグレーのラインを太めに縦横に入れることで全体を引き締めています。
きっちりとした印象を残したいけれど、ビシッと決まったスーツだけだとなんだか女性らしさもなくて寂しいところ。チェックマフラーを落ち着いた差し色にしませんか?
チェックストール(BURGUNDY)
ワイン色のような落ち着いたレッドをベースにした、BURGUNDY。グレー・ブラックとのチェック柄はまさに大人の女性のための1本です。相性抜群なのはネイビー色のコートで、仕事着でもよく使う色だと思いますので、合わせるものに迷うことはなさそうですね。
マフラー DURHAM OLIVE
こちらのマフラーは、深いグリーンに紫と黄色のラインが入ったチェック柄、DURHAM OLIVE。紫と黄色単体ではビジネス利用に少し抵抗があるかな?という印象ですが、ベースのグリーンがしっかりと落ち着いたトーンに抑えています。他ではなかなか見ない色のチェック柄なので、定番のタータンチェックマフラーを持っている方への2本目、3本目としても良いですよ。
ラッピングした時、どの色のギフト袋で包まれるのかも気になるところですね。Highland tweeds(ハイランドツイード)のマフラー・ストールの場合、どちらも「青色」のギフト袋でお包みします。
ペーパーラッピング1つ385円
※他に一緒にラッピングするアイテムがある場合、ギフト袋のサイズが大きくなると共に袋の色も変更になります。
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