「冷え性の人」と聞くと、身の回りに何人か思い浮かぶ人がいるのではないでしょうか。秋ごろから手を擦って温めていたり、何重にも着込んでいたり、冬場は少し体調が悪そうにも見える・・。そのような冷え性の女性は、なかなか根本的な解決方法もなく、冬をなんとかやり過ごそうとしています。
冷え性が女性に多いのは、男性よりも筋肉量が少なく、身体の体温を上げにくいことが理由の一つと言われています。ファッションが好きな方なら、お洒落をしたいからスカートを履く、なんて少し無理をした経験があるかもしれません。最近では男女問わず見られる冷え性という症状ですが、外と内の寒暖差や、肩こりが辛くて重ね着を避けるなど、様々な点から「冷え」はやってきます。
冷え性の女性にプレゼントを贈るなら、こんなアイテムを。
女性から冷え性女性へ:
「同じ女性同士、冷えの辛さが分かるから、一緒に冬を乗り切ろう」という気持ちを込めて。インナーや手袋を。
男性から冷え性女性へ:
彼女や妻が「冷えで辛そうなのを見ていられないから、暖かくして元気に冬を過ごして欲しい」という想いが伝わる贈り物に、あったかスリッパ、ストールやブランケットを。
まずはお相手を思い浮かべて、「自宅(会社での勤務中含む)」と「外出時(送り迎えや通勤中含む)」のどちらで過ごす時間が長いか。という点からプレゼントしたいアイテムを絞っていきましょう。
リビングや寝室は暖かくても、廊下や納戸は酷く寒い。そんなお家も多いはず。お家では冷えに怯えずリラックスしたいから、「家の中の気温差を埋めてくれるもの」をチョイス。血流を妨げないよう、「ゆるめ」アイテムもキーワードです。
暖気は天井、冷気は足元に溜まりやすいので、足元が寒いという症状の方は非常に多いです。スリッパを床の冷えから遮断してくれるこんなスリッパに変えてみるのはいかがでしょう。
Haflingerのクヌートは、クッション性のあるインソールが特徴の人間工学に基づいて作られた衝撃吸収に優れたスリッパ。立ち仕事をすることが多い方でも疲れにくいのがポイントです。ソールにはラテックスコーティングが施されており、フローリングでも滑りにくく歩きやすい。高い機能性で、冷え性や外反母趾、偏平足、タコ、ウオノメ、かかとの痛みなどの足のトラブル、腰痛や膝痛、股関節痛の方などにもおすすめです。
実際に冷え性でHaflingerのクヌートを愛用しているスタッフも、このスリッパをプレゼントに推す一人。
「オフィスのフローリングの冷たさから身体が強張り、酷い肩こりに。整骨院で"足元を冷やさないようにね"と注意され、リネン素材のスリッパからこのウール素材のスリッパに衣替えをしました。最初は冬用にと思ったのですが、夏の冷房対策としても便利で、結局一年中これを履いていましたね。足の裏が汗っかきな人でも、ウールだから臭わないんです。これを貰って嫌な人はいないんじゃないかなと思います。普段はこの時期まで在庫があることは少ないので、ぜひプレゼントの候補に入れてください。」
エアコンの付いていない真冬の部屋の椅子や、フローリングに座った時のお尻に感じる、お洋服を着ていても感じる嫌な冷たさ。冷たさのシャットアウトに、undyed+(アンダイドプラス)のフェルトチェアパッドはいかがでしょう。部屋や場所を変えて、至る所で活躍してくれるチベット羊毛を使ったチェアパッドです。
しっかりと厚みのあるフェルトのチェアパッドは、椅子の上だけでなく、座布団がわりにフローリングに置くのもおすすめ。家族に促されて床に座って一緒にテレビを見たり、おもちゃで遊んだり、ストレッチをしたり、何か作業をするときにそっとおしりの下に敷いて。冷えだけでなく、フローリングや椅子の硬さも軽減してくれます。
フェルトのチェアパッドに使っているチベット羊毛は、絨毯に適した丈夫な素材。チベットの厳しい気候の中で遊牧生活を続けた土着の羊の毛は、時間とともに特別な光沢を帯びてきます。羊毛は水を弾く性質でありながら吸湿性も抜群で、何度踏まれても元の柔らかさを取り戻すことができます。
夜お風呂に入ってパジャマやルームウエアに着替えますが、薄手のものがほとんど。そのまま部屋で過ごしていると体温が下がってきて寒く感じてしまうので、ガウンやストール、ケープを羽織って暖を取って。
1.かたをつつむ ポンチョケープ・226(つつむ)
その名の通り、すっぽりかぶって肩を包み込んでくれるケープ。他ではなかなか見ないアイテムで、贈り物におすすめです。このアイテムの良いところは、首をきちんと暖めてくれるところ。首には頭を支える筋肉があり、首から肩にかけて温めることが体全体の冷え対策にも良いと言われています。ゆったりとした作りなので下に重ねるものを選ばず、ゆったりとしたスウェットの上に着ても窮屈感がありません。
また、肩と背中を暖めてくれながら、手先はフリーなので家事をしやすい、という利点も。寝る前にちょっとリビングを片付けたい、洗い物が残っていた、ということはよくあります。そういう時にわざわざ脱がなくても取りかかれる良さがありますね。
2.ポケット付きショール・LAPUAN KANKURIT/KLIPPAN
ストールにもブランケットにもなる、LAPUAN KANKURITのポケット付きショール。両側に大きなポケットが付いているのがポイントで、文庫本やスマホを持って家の中を移動したり、お財布を持って近所のコンビニに行ったりする時にも便利。今や定番とも言える室内での防寒アイテム・ストールですが、やはり抜群の暖かさを誇ります。肩からかければ、首・肩・背中・腕を満遍なく暖めてくれます。
こちらはKLIPPANのストールタイプ。長年のベストセラーで、ZUTTOのスタッフにも愛用者が多いのです。自宅で愛用しているスタッフに魅力を聞きました。
「基本の使い方は羽織りで、ソファに腰掛けたら膝掛けにしたり、就寝時はベッドの足元にかけています。朝起きたら布団の上にかかっているストールをパジャマの上に羽織って活動開始するのが私のルーティンです。真冬の家の中では大体このショールと一緒に過ごしていますが、使い方が限定されないのがいいところだと思います。大判なので家事の間は外すことが多いですが、割とラフにバサっと放っておいても問題ないくらい丈夫なので、ストレスを感じることは少ないです。」
布団の中はシーツの冷たさが体に応えます。暖かさを手に入れるためには、ブランケットをベッドの上に敷いてみて。
シングルブランケット RABBITS PLAY BIRDS REST FOREST
こちらも、愛用中のZUTTOスタッフからおすすめポイントをご紹介。
「柄の可愛らしさに惹かれて購入したブランケット。最初は羽毛布団の上からかけて柄を見せていたのですが、布団の中を温めたくて、思い切ってブランケットを敷いてその上に寝てみたんです。そうしたら、背中やおしりも足も暖かく感じて、病みつきに。真冬はこの方法で、布団に入ったばかりでも冷たさを感じません。」
ブランケットをベッド全体に敷くにはシングルサイズのブランケット(130×180cm)またはスロー(130×200cm)がおすすめです。
ブランケットよりゆったりと大きなサイズ。老若男女使えるどこか懐かしいキルト柄を配したデザインは、お部屋によく馴染む落ち着いたカラーです。柄がはっきりと見えるので、インテリアにしてもアクセントにもなってくれますよ。
冷え性の人にとっては、楽しみな冬の外出も憂鬱な気持ちが付き纏うもの。大切なのは「空気の層」を意識した重ね着と、3つの「首」が付く場所を冷やさないことです。締め付けも少なめに、適度な重ね着ができるアイテムを贈られると嬉しいはず。
首に着ける巻物といえばマフラーが筆頭ですが、冷え性の方はマフラーは既にいくつもお持ちの方が多いと思います。そこで、贈り物には少し珍しい、タートルネックのようなスヌードをプレゼントするのはいかがでしょう。
Myssyfarmi(ミッシーファルミ)のブラッシュドスヌードは、ファッションのワンポイントになるようなボリューム感とふわふわとした毛羽が特徴。見た目にも暖かなスヌードです。
無地のニット小物はどんなお洋服とも合わせやすく、相手を選ばず送りやすいアイテム。Macon&Lesquoy(マコンエレスコア)のブローチや、OMBRE CLAIRE(オンブル クレール)のブローチなどをセットにして、アレンジを楽しんでもらうのもいいですね。コートとの隙間がなくなるのでマフラーと比べても風を通しにくいですし、走ってもかがんでも、ずれないのが良いですね。マフラーとはまた違う贈り物として喜ばれます。
スマホでの決済も増え、手袋は着用したままでも操作できるものを選ぶのが安心。
WILLIAM BRUNTON(ウィリアム ブラントン)の【別注】カシミヤリブリストウォーマーは、1頭からわずか150gしか取れない貴重なカシミヤウールを精選することで、他では真似できない繊細で豪華な仕上がりを実現した手触りの良さも自慢のリストウォーマー。シンプルでもおしゃれな手先のアクセントカラーはZUTTO別注です。
手首までしっかりと覆ってくれる長めの丈なので、アウターの袖口からの冷気も防いでくれます。締め付けのないつけ心地なので、窮屈感が嫌いな方も安心してつけられますよ。
寒くても、ファッションや仕事の制服などでスカートを履くことがある女性へ。内臓が集まっているお腹や腰を冷やすと更なる冷えにもつながってしまうので、タイツの上にもう一枚、あったかパンツを履きましょう。
天衣無縫の「ヤクおやすみニットパンツ」は、就寝中だけでなくお出かけの時にも使えます。
小さく見えますがリブ編みで、"びよーん"と伸びます。窮屈感もなく、冷え性の人を優しく包んでくれます。履いた時の丈は1-2分丈といったところで、ミニスカートが好きな方や、制服の丈が膝上くらいの方におすすめです。素材はヤクとオーガニックコットンの混紡素材。ヤクの毛はチクチクしにくく暖かいですよ。
また、ロングスカートがお好きな方には、もう少し丈の長いあったかパンツでさらに暖かさを。
joha(ヨハ)の「ウール・シルクショーツ」は太ももが半分隠れるくらいの3分丈パンツです。薄手で、スカートだけでなくワイドパンツの下に履いても響かないのが嬉しいですね。こちらはウールとシルクのミックス素材なのでしっとり・さらりとした肌触り。(お色味によって多少肌触りは異なります)
ウールは季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸水効果を発揮し、常に丁度良い体温を保つことが出来ると言われていて、夏でも冷房対策としてお使いいただけます。
「保温」「発熱」を謳われて、なんとなく暖かい方がいいからと化学繊維のインナーを着ているけれど、正直大満足!というほど実感がない、という方も多いと思います。そして意外と外から暖房がガンガンついた室内に入った時にじんわり汗をかいてしまい、思った以上に冷えてしまうことも。そんな方には天然素材のインナーをプレゼントしたいもの。より快適に、暖かさを享受できるかもしれません。
例えばこちらはjohaのメリノウール レディース上下セット。
メリノウールというと保温性が高いイメージがありますが、それだけでなくウールは季節と体温の状況に合わせて保温効果や吸水効果を発揮する素材。カールした繊維の間に無数のエアポケットができるため熱がこもらず、常に体温を一定に保ってくれます。高い通気性のおかげで汗が吸収・放出され、肌はべたつかず、常に清潔な状態でいることができて、かいた汗で肌着が濡れて冷えにつながることもなく、いつも快適に過ごすことができます。
ニオイのもととなる雑菌の繁殖を防ぐ防臭効果もあります。素肌にチクチクもせず、自宅で洗濯もできるので、肌着として年中重宝する最適な素材なのも贈り物にぴったり。女性同士の贈り物や、気心しれた友人への贈り物に。
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