ショセの新作ガラスレザーシューズ。ご検討中のお客様からもサイズのご相談がありますので、今回はスタッフのサイズ選びレポートをお届けします。
ショセの靴の木型は、日本女性用「Eワイズ」の規格に合わせて作られています。靴のデザインによって履いた時のサイズ感は変わってきますが、今回の2つの靴の木型は同じです。
日本人女性は「幅広・甲高」のイメージがあるかもしれませんが、最近はそんなこともなく、靴屋さんで測ってもらったら標準サイズだった、ということも。これを機に足長だけでなく足囲なども測ってみるのも良いですね。
今回、スタッフの裸足サイズもご紹介していますが、その測り方はこちら。
紙に縦・横直角になるように線を書き、交わるところにかかとを合わせます(A)。足指の一番長い部分に定規をあて、縦線と重なる箇所に印をつけます(B)。
AとBの長さが「足長」です。
親指の関節部分の最も出っ張っている箇所(C)と、小指の付け根の最も出ている箇所(D)に印をつけます。
CとDの長さが「足幅」です。
CとDに合わせて足にメジャーを巻いた、その長さが「足囲」です。(甲の高い部分ではなく、親指と小指の出っ張っている箇所を通します。)
ショセのデザイナーさん曰く、「極端に甲高・幅広でない場合は、ご自身のいつもの革靴のサイズを選ぶといいと思います。ガラスレザーなので最初はキツく感じるかもしれませんが、徐々に馴染んできます。」とのこと。
ZUTTOのスタッフの足サイズも様々なので、試着した結果を参考にしてください。
レースアップタイプなので紐でサイズ調整してぴったりフィットが可能です。靴紐はゴムタイプで、着脱の時に毎回解いたり結んだりする必要もないので意外と楽ちん。
ブラックとホワイトのツートンが秋冬らしいおしゃれを引き立てます。
◆スタッフA
普段のパンプス:22.5cm
普段のスニーカー:22.5〜23cm
足長21.5cm /足幅8cm /足囲20cm
選んだサイズ:35(22.5cm)
「35サイズを選びます。紐を緩めてスムーズに脱ぎ履き可能で、かかとが浮くこともなく歩きやすかったです。普通の厚さの靴下で足の甲の高さもぴったりサイズなので分厚い真冬用の靴下は難しそうですが、タイツはOK。ゆったりサイズが好きな方や厚め靴下が好みの方は36サイズでも紐で調節出来るので問題ないと思います。」
◆スタッフB
普段のパンプス:22.5〜23cm
普段のスニーカー:22.5〜23cm
足長21.5cm /足幅8.5cm /足囲20.5cm
選んだサイズ:36(23cm)
「36サイズを選びます。靴下ありなし、どちらでもぴったりと足にフィットするサイズ感でした。37サイズでも紐で調節すれば問題ないので、立ち仕事で足がむくみやすい方は37でもいいかもしれません。」
◆スタッフC
普段のパンプス:23.5cm
普段のスニーカー:23.5-24cm
足長23.5cm /足幅9cm /足囲21cm
選んだサイズ:38(24.0cm)
「38サイズを選びます。長さや幅、甲の高さが丁度よかったです。甲の白い部分はソフトレザーなので柔らかく、そのためか足入れもスムーズでした。」
◆スタッフD
普段のパンプス:24cm
普段のスニーカー:24.5cm
足長24cm /足幅10cm /足囲21.5cm
選んだサイズ:39(24.5cm)
「39サイズを選びます。38は幅が少し狭く感じたので、紐で調節出来る39にしました。馴染んできたら紐を解かなくても脱ぎ履き出来るかな、と期待です。」
◆スタッフE
普段のパンプス:25.5cm
普段のスニーカー:25.5cm
足長25.5cm /足幅10cm /足囲23cm
選んだサイズ:40(25cm)
「40サイズを選びます。サイズ上では私の足より小さいはずなのですが、足の長さの割に幅が狭いので、40でOKだったのかも。窮屈ではなく、靴下でも素足でも親指と小指の付け根がフィットして歩きやすい感覚です。ツートンカラーがキルトスカートと相性良さそうで、合わせてみたいです!」
レースアップタイプだからなのか、ワンサイズ上でも問題ない、という意見も多かったです。ぴったりが好き、午後はむくむから少しゆとりがある方がいいかも、厚手ソックスと合わせたい、などの好みによっても調整しやすいデザインの靴だと言えます。
ブラックのガラスレザーを全面に使ったスリッポンタイプ。甲を覆うので、パンプスのようにつま先に力を入れなくても脱げることなく、足についてきてくれます。
ただ、甲が深い分、甲高の人は足入れがしにくいのでは?という心配も。その点もチェックしていきましょう。
◆スタッフA
普段のパンプス:22.5cm
普段のスニーカー:22.5〜23cm
足長21.5cm /足幅8cm /足囲20cm
選んだサイズ:35(22.5cm)
「35サイズを選びます。普通の厚さの靴下なら問題ないので、秋は靴下コーデを楽しみたいです!足の甲が履き口に少しあたるかな?履いているうちに伸びると思うので様子を見ます。36サイズは、幅と甲の高さはちょうどいいのですが、縦が大きくカポカポ脱げそうです。大き目が好きな人や、甲がキツいのが嫌な人は36サイズを選んで、インソールで調整していいかもしれません。」
◆スタッフB
普段のパンプス:22.5〜23cm
普段のスニーカー:22.5〜23cm
足長21.5cm /足幅8.5cm /足囲20.5cm
選んだサイズ:36(23cm)
「36サイズを選びます。靴下なしだとかかとが浮きますが、素足で履くことはないので、靴下やタイツとのコーデで。35サイズも試してみましたが、履く時に甲部分が当たりました。ただ、入ってしまえばジャストフィットなので甲の高さがポイントになりそうです。」
◆スタッフC
普段のパンプス:23.5cm
普段のスニーカー:23.5-24cm
足長23.5cm /足幅9cm /足囲21cm
選んだサイズ:37(23.5cm)
「37サイズを選びます。薄手〜普通の厚さの靴下でジャストサイズでした。レトロな雰囲気もあって可愛らしいですね。38サイズだと、かかと部分に指が入るくらい余裕があって、厚手の靴下が多い人はこのサイズでもいいかもしれません。」
◆スタッフD
普段のパンプス:24cm
普段のスニーカー:24.5cm
足長24cm /足幅10cm /足囲21.5cm
選んだサイズ:38(24cm)
「38サイズを選びます。皆さんと同じように、履き口は少し狭く感じますが、入るとフィットして履き心地がいいです。39サイズは履く時は入れやすいのですが、靴の中で全体的に余裕があって動いてしまいます。」
◆スタッフE
普段のパンプス:25.5cm
普段のスニーカー:25.5cm
足長25.5cm /足幅10cm /足囲23cm
選んだサイズ:40(25cm)
「40サイズを選びます。ただ、甲を深く覆うデザインなのでレザーが硬いうちは靴べらがないと履けないかもしれない、という懸念もあります。入ったらジャストサイズなので歩きやすいですね。」
履いてみたスタッフの感想を聞いていると、「履き口は少し狭いけど、足が入ったら内側は広くてジャストフィットする。馴染むまでは靴べらを使った方が綺麗な形をキープ出来そう。」とのこと。甲高でない場合は、自分のいつものサイズを選ぶのが良さそうです。
※ちなみに、「24cm・甲高(足囲23.5cm)」のスタッフは38サイズでも39サイズでも甲部分が当たってしまうとのことで、この靴は断念していました。
靴が届いて試着する時、両足を履いて、きちんと立った上で以下の3点を確認してください。「ゆとりのある靴」が必ずしも「楽な靴」とは限りません。親指の付け根と小指の付け根でホールド出来ているか、確かめてください。
・履いた後にかかとのフィット感があり、後ろから押されるような圧迫感がないこと(かかと部分に人差し指の爪先が軽く入るくらい余裕がある)
・足の指が靴の中でしっかり伸びて、かつ指を広げる余裕があること
・親指、小指の付け根と甲が痛みのない程度にフィットしていること
また、お持ちの靴の中でこの4点が揃っている靴はあなたにとって「履きやすい、歩きやすい」靴ではないですか?その靴のサイズを確認して、参考にしてみるのもいいですね。