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オンラインで選ぶニット。薄手〜中薄手ニットの選び方

 

 

薄手ニットの良さを再確認する

 

冬らしいモコモコニットは気分が上がるけれど、厚手のニットばかり揃えていると困ることもしばしば。定番として長く着られるハイゲージのニットのアップデートもしたいものです。

 

A3830長袖タートルネック(SNOW WHITE)

30G 長袖タートルネック モデル身長:165cm、Mサイズ着用(SNOW WHITE)

 

品よく知的で、着膨れしない薄手の良質なニットは一枚あると何かと便利。特に、ダウンコートを着るときに重宝するなと感じることが多いです。

 

カバンやコートは軽くて身軽なものが人気、重くてずっしりしたウールのコートより、機能性が高く軽いダウンコート人気も、より加速しています。そんなダウンコートを着るときに大切なのは、身体の熱をキープするため、コートと身体の間になるべく隙間を作らないこと。ダウンコート専門店でも、中に厚手のニットを着るより、よりダウンが身体に密着する薄手のカットソーやニットを着ることをおすすめされます。

 

さらに、ハイゲージニットのトレンドは比較的ゆっくりしているように思います。フォーマルできれい目な印象もあるハイゲージニット、今の自分の体型に合う長く使えるニットを探してみるのはいかがでしょうか。

 

 

ハイゲージニットは難しい?

 

◆野暮ったくならないためには、サイズ感が重要

ハイゲージニットが一枚あると便利なのは知っていても、ものによってはなんだか野暮ったくなってしまう・・。そんな方はまず、サイズ感を見直してみるのはいかがでしょう?長年愛用しているハイゲージニット、それ自体はトレンドに流されずに長く使えるものではありますが、実は今の自分の身体に合っていなかったということはありませんか?

 

TARTAN RED

ハイゲージニットクルーネックL/S(AGATE-M)

 

肩の位置はジャストサイズか、少しゆったりめ、身幅は余裕があるものがおすすめです。着るときは、お腹周りを余らせないように、ウエストインできる丈が使いやすいです。

 

 

◆インナー選びも大切

ハイゲージニットは薄手だからこそ、下着の線が見えてしまうのも気になるところ。透けにくい色のカップ付きキャミや、気になりにくいインナーが一枚あると安心です。

 

ソフトウールテレコ パッド入りタンクトップ(L.GREY)

ソフトウールテレコ パッド入りタンクトップ

 

こちらはカップ付きのタンクトップ。ウールのニットには、静電気の起きにくい同素材のウールのインナーがおすすめ。カップ付きだと、背中を丸めた時にも凹凸ができないので見た目にも安心です。

 

キャミソール GREYMELANGE

レディース キャミソール AGATHE

 

こちらは柔らかくて繊細なコットンタンクトップ。繊細なレースで、インナーの継ぎ目がニットの上からわかりにくくなります。

 

 

◆ハイゲージニットは思い切った色選びも良い

TARTAN RED

ハイゲージニットクルーネックL/S(ADMIRAL)

 

ハイゲージのニットはデザインが大きく変わらないものが多いので、似たような色合いだといつも同じように見られてしまうこともあるかもしれません。そんな方は、思い切った色選びをしてみるのも手です。ハイゲージのニットは色が鮮やかに出ることが多く、色を変えるだけで一気に違った印象になることも。

 

30G 長袖タートルネック(SCARLET SKY)

 

 

ZUTTOのハイゲージニットは?

 

◆SLAITHのハイゲージニットクルーネックL/S

TARTAN RED

 

鮮やかな色合いが目を引く、メイドインイングランドのSLAITH(スレイス)のニット。素材には上質なメリノウールを使用し、シームレスでごわつかない縫製がスマート。丸胴編みで脇の継ぎ目がなく、袖などのパーツも職人のハンドリンキングで合わせていくので、縫い合わせの凹凸がほぼありません。

 

TARTAN RED

 

ハイゲージニットですが、よくある「薄手のニット」とは違う、技術を必要とするギュッと編まれた丈夫な生地で、袖を通しても安心感を感じます。着丈や袖はやや長めで、スリムな印象ですが、身幅はそこまでタイトではなく、着心地の良いニットです。

 

 

◆カシミヤ タートルネックセーター

Lt.GREY

 

滑らかで上質なカシミヤニットは、軽くて暖かい魅力的な一枚。オリジナルのカシミヤニットは、コートの中でもたつかないサイズ感と、薄すぎず厚すぎない12ゲージを採用しました。触ってみると端正に編み込まれていて、長く手入れして使いたくなるニット。着丈も程よい長さで、トップスインしても、そのままにしてもちょうどいいサイズ感です。

 

Lt.GREY

 

 

◆ウォッシャブルウール タートルセーター

ウォッシャブルウール タートルセーター(BLACK)

 

家庭でのお洗濯が可能なタートルセーター。防縮加工のウールを使うことで、気兼ねなくお洗濯ができるのです。

 

アシンメトリーの裾で、全体のシルエットに動きが出るのはもちろん、身幅もゆったりしていて、少し体が泳ぐくらい。ゆるりとしたハイゲージニットなので、ストンとした細身パンツやプリーツスカートと合わせてもピタピタとした印象にはなりません。

 

ウォッシャブルウール タートルセーター(BLACK)

 

 

LAURENT タートルネック LT505

LAURENT タートルネック LT505(Blanc)

 

MAILLE (マイユ)"と呼ばれるハイゲージの丸胴編みの手法を用いた、フランス・シャンパーニュ地方のブランド、Letroyes(ルトロワ)。ニットは、身頃に繋ぎ目・縫い目がない作りでやさしく体を包み込みます。カーディガンを合わせたツインニットとしての着こなしもオススメです。

 

LAURENT タートルネック LT505(Blanc)

 

 

◆30G 長袖タートルネック

A3830長袖タートルネック(SNOW WHITE)

 

細やかに編み上げられたニットはファインゲージニットと呼ばれており、柔らかく細い糸を美しく編み上げられた姿が魅力です。編み地が細かいので独特の艶を持ち、美しいシルエットを作ります。ひと目でわかる上質感。薄手ではありますが、30G 長袖タートルネックは保温性の高いメリノウールを使用しているので、暖かさを保ちつつ着ぶくれせずにスマートに着こなすことの出来るニットウエアと言えます。

 

A3830長袖タートルネック(SNOW WHITE)

 

 

 

ハイゲージニットを着比べて

 

ハイゲージニットクルーネックL/S TARTAN RED・Mサイズを着用(モデル身長165cm)

 

まずはSLAITHのタータンレッドのニットです。このニットはもちろん軽さはあるのですが、中薄手で、ニットらしい多少の重みもあります。だからこそ、重量で落ちるニットのドレープが美しく、インナーも浮きにくいです。

 

着丈は少し長めで、袖丈も日本人には長めの作りだと思います。写真はMサイズを身長165cmの女性が着用した様子ですが、袖の長さはゆとりを持たせてちょうどいい様子です。着心地もよく、鮮やかな発色で楽しく着られる一枚です。

 

TARTAN RED

 

ニット生地の印象も、女性もののニットによくある艶々したしたニットではなく、どちらかというと男性もののニットのような少しざらっとした見た目。そこがまたいいのです。

 

 

カシミヤ タートルネックセーター GREY・2サイズを着用(モデル身長165cm)

 

こちらはオリジナルのカシミヤタートルネックセーター。メランジ調のGREY・サイズ2を着用しています。滑らかで袖を通す時も心地よく、定番で長く使える流行り廃りのないデザイン。

 

袖丈はしっかりありますが、着丈が長くなく、ウエストにかかる程度。トップスインするとお腹周りがもたつくのが心配な方は、これくらいの長さのニットがおすすめです。

 

Lt.GREY

 

さすが繊維の宝石カシミヤ、タートル部分も柔らかく、チクチクしないので心地よいです。長くカシミヤの良さを楽しみたい一枚です。

 

 

 

ウォッシャブルウール タートルセーター BLACK(モデル身長165cm)

 

最後に、細やかな繊維を持つメリノウールとふんわり膨らむバルキーアクリルをブレンドさせたドライタッチのウォッシャブルウールのタートルセーターを着用。アシンメトリーのデザインが特徴的ですが、ゆったりした身幅から作られるシルエットの良さも特徴。縫代が少なく、肌あたりもいいニットです。

 

 

いわゆる「ビッグサイズのニット」はよくありますが、このニットはシルエットデザインの一つとしてゆったりした作りにしている、という印象を与えます。トレンドのズルッとしたニットではなく、大人の余裕を感じさせるゆるいシルエットやドレープの工夫がやりすぎない程度に散りばめてあるように感じました。シンプルなストレートのボトムスに合わせて。

 

ウォッシャブルウール タートルセーター(BLACK)

 

 

ハイゲージのニットは、トレンドの傾向が薄いことから買い替えの優先順位が低くなってしまうことが多いようです。トレンドに左右されないからこそ、使い勝手がよく、長く愛用したくなる今の自分に合う1着を選び取ってみてください。

 

 

▼ウール・カシミヤセーターはこちらから

投稿者: 村上 日時: 2021年11月10日 12:00 | permalink

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