開放的な気分がぐっと盛り上がるサマーシーズンには、明るい色使いのウェアが不動の人気。そんな夏にこそ注目してみたいのがカラフルで楽しいチェック柄のスカートです。
「チェック=秋冬」というイメージもありますが、実は夏の素材リネンと相性の良い模様のひとつ。チェックリネンのスカートが軽やかに夏の風になびくのを見かけると、チェック模様を秋冬だけのものにするのはもったいない!という気持ちにさえさせられます。今回は、そんなチェックリネンの魅力と一層爽やかな着こなしをご紹介します。
夏着るのに選びたい生地といえばやっぱりリネン。汗にもベタつかず、いつでもさらりとしている肌触りは暑い日になんとも心地よく、毎日でも手に取りたい生地です。そんなリネン生地の魅力はこの通り。
なんといっても植物の茎からできた素材というだけあって、さっぱりした肌触りです。リネンを愛する人の中には「丈夫だからこそ長く愛用できて、着るたびに馴染んでいく感覚が好き」という人もいるほど、愛着の湧く素材でもあります。
「着る→洗濯する」を繰り返すと、徐々に生地の芯が抜けてクタッとし、同時に空気を含んでフカフカとしてくるのもリネン素材の特徴で、それにより出てくるボリューム感がスカートというアイテムにマッチするのです。
コーディネートがなかなか決まらない日には、とりあえずのチェックスカートがおすすめです。一つの生地にたくさんの色が使われているチェック模様ですので、生地の中から一色だけピックアップしてトップスを選ぶと、案外まとまりあるコーディネートに仕上がるもの。
スカート:コンビネーションスカート BLACK&MAYNE BOG
トップス:クルーネック半袖シャツ
バッグ:FUKUROミニショッパー
▲ホワイトグレーのタータンチェック×ブラックのコンビネーションスカートは、爽やかなホワイトを合わせて統一感のある色合わせで。こんな色合わせの楽しみも、チェックリネンスカートがコーディネートに取り入れやすい理由の一つです。
▲ONEIL OF DUBLINのキルトスカートは、体に巻きつけて履くタイプでスッキリとしたラインが上品なスカート。夏に涼やかな薄手リネン生地ですが、前側は巻きつけて二重になっている構造上透けの心配もありません。後ろ側もプリーツの折りヒダがしっかりとしていて窮屈感がなく軽やかな着心地です。前から見た雰囲気と、後ろから見た時で印象が変わり、自由なおしゃれの楽しみを感じさせてくれます。
スカート:リネンティアードスカート
サンダル:ビーチサンダル ヘンプ NATURAL
バッグ:VEGETABLE HORSE LEATHER DRAW STRING POUCH M(巾着ショルダー)
▲夏には重く見えがちなレザー小物でさえも爽やかに見せてくれるリネンティアードスカート。トップスには定番の半袖Tシャツからブラウスまで選びやすい上品さで、どんなスタイルにも合わせて着まわせる優秀なスカートです。ゴムウエストなのである程度は自分の好みの位置で履くことができる楽さがあります。
▲こちらのリネンティアードスカートの穿き始めはやや固めのしっかりとした着心地です。洗濯しては着てを繰り返すことでプリーツ部分のキュッとした印象が少しずつ柔らかくなり自分だけのスカートへと変わります。くしゅくしゅとしたプリーツが愛嬌のあるティアードタイプのスカートは、シワのつきやすいリネンと相性がよく、日々のお手入れも簡単です。
スカート:コンビネーションスカート CLAY RED&CARRIGAHORIG
トップス:半袖コットンニット SUMMER KNIT P/O
サンダル:M サンダルHYACINTH LEATHER BLACK
▲リネンはラフィア帽、サンダルなど、夏のファッション小物と相性抜群。テラコッタにパープルのタータンチェック柄を切り替えたデザインは差し色として選んでも新鮮さがあり、ぐっと雰囲気が変わります。単調になりがちなシンプルなTシャツもがらりと印象を変え、よりヘルシーな雰囲気に。
サンダル:サンダル LOU Black
▲リネンの素朴さが賑やかなチェック模様の表情を和らげて、一際大人のスカートに仕上がっています。
スカート:リネンロングスカート
トップス:プルオーバー HAYLEY
バッグ:あけびのかご(台形並編)
スカーフ:スカーフ/MARINE MESSAGE
▲たっぷりとしたボリュームが自慢のチェックリネンスカート。可憐さのある白黒のギンガムチェックは、レザーアイテムと差し色のスカーフでバランスよく着たり、スポーティーに振り切ってリュックと合わせたりして、上品なカジュアルスタイルに。
▲注目したいのは、ぽこぽこと抑揚のあるリネン生地。綺麗にしすぎないことで程よく垢抜けて、普段使いに適した気取らない質感となっています。風に揺れて表情の変わるチェック模様には愛らしさと大人らしさがあり、おしゃれを楽しむのに欠かせない一着へと仕上がっています。
スカート:ロングスウィングスカート
トップス:ユニセックス HOMERUN Tシャツ SHADOW SAX
スニーカー:デッキシューズ L011/M014 WHITE
▲ふかっと柔らかいリネン生地のONEIL OF DUBLINのロングスウィングスカート。ボリュームのあるスカートは体のラインを拾いにくく、トップスインに自信のない方でも挑戦しやすい面があります。軽めのロングコートやボリュームのあるトップスとも相性がよく、春先から秋口まで長く着られる一着です。
▲穿き始めから柔らかいリネン生地を使用しているので、リネン初心者の方にもおすすめ。流れるようなドレープが美しく優雅で、カジュアルなロゴTシャツと合わせても品のあるスタイリングに仕上がります。
スカート:ロングスウィングスカート
トップス:SERGE ボーダー バスクニット Latte x Marine
シューズ:バレエシューズ Ballet Shoe Black
バッグ:レザーバッグ HEBE
▲こちらは色違いのテラコッタ単色のロングスウィングスカート。明るい色味が印象的なデザインです。ゆったりとなびくリネンスカートのシルエットは、歩く所作さえも美しく変えてくれるような魅力を秘めています。
手元に届くまで気になるのがスカートの丈の長さ。実際に穿いてみたスタッフからレビューが届きました。ZUTTOでは裾上げなどの洋服お直しサービスを行っていますので、参考にしていただけますと幸いです。
・Rockmount/リネンティアードスカート
・ ONEIL OF DUBLIN /ロングスウィングスカート
・ZUTTO/リネンロングスカート
※ZUTTOのオリジナルウェアは発送前に限り、追加料金無料で裾上げを承ります。
(発送後のZUTTOのオリジナルウェア商品の裾上げ・修繕についても無料で承っておりますが、「片道送料分のみご負担」をお願いいたします。)
※その他、ZUTTOで購入された他ブランドのウェアなどは、有料サービスとしてお直し・修繕を承ります。
リネン製品は、洗濯によって縮みが生じるものがあります。初回の水通しで大体5%ほど縮み、洗うごとにその率は小さくなっていく過程を経て、体に馴染む生地へと変わっていきます。
また、リネンは速乾性がありクセがつきやすいので、気になる方は乾かし方に要注意。リネンを干す際は脱水し切らない状態でシワを伸ばし、形を整えて干すと仕上がりがきれいになるのでお試しください。
▲中にはRockmountのリネンティアードスカートのように、あえてリネンのシワを生かしたものも。こちらのタイプは洗濯して乾かした後、ねじって丸めて保管することをおすすめします。この方法でいつでもひだをしっかりとつけた状態で穿くことが出来ます。
爽やかな着こなしに賑やかな色合いが楽しいチェックリネンスカート。一着あると無難な単色Tシャツの印象もがらりと華やかな夏仕様へと変わります。この夏、愛用の一着を探してみては。
これまでも、お客様の愛用品が壊れてしまったら可能な限りメーカーと協力して修理のフローを作ってきましたが、ウェア類に関してはZUTTO独自の取り組みとまでは至りませんでした。しかし、社内に洋服づくりのためのアトリエを設置したことから「洋服のお直しや修理」が可能になり、お客様への有料サービスとして開始することにいたしました。
「購入したスカートの裾を3cm短くしたい」
「手持ちのニットに穴が空いてしまって、かがって欲しい」
「デニムパンツの裾のエイジングをそのまま活かした裾上げをしたい」
など、ウェア類の修繕・お直しをお受けします。ZUTTOでご購入いただいたものももちろん、他店で購入されたアイテムでも、可能な限りお受けいたします。