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晴れの日に選びたい、縁起の良いもの

 

お誕生日や結婚式、子どもが生まれた日。
人生の晴れの日には、
ぜひ縁起の良いものを揃えてみてはいかがでしょう。

縁起が良いと呼ばれるものには
昔から伝わる、ならわしが色濃く残っています。
縁起物は幸せを呼ぶ、おまじないのような意味合いがありました。
お寺や神社から授かったもののほか、
偶然良いことがあった際に持っていたもの等が
縁起物として呼ばれるようになっていったのです。
自分の願いを縁起物に託し、さらにそれを贈りものとすることで
他の人にも幸せをもたらすように。
縁起物にはそんな願いが込められています。

 

 

 

歴史ある文様いろいろ


お祝いの席で目にする文様。
よく目にする文様には、古来から様々な意味が込められています。
 

縁起物に多用されるモチーフの一つ、植物。
その中でも「松竹梅」は目にすることの多い文様です。
松や竹は長い年月を通して成長する植物として知られ、
梅は寒い冬に花を咲かせる強さのある植物であることから
おめでたい文様として扱われるようになったのだと言います。
今では松が最も良く、竹と梅がそれに次ぐという等級の概念が広まっていますが、
古くはそうした等級は特になかったのだそうです。

 

>>松竹梅 はしおき

松竹梅 はしおきは、山形鋳物の箸置き。
鉄を型に流し込んで作られる鉄鋳物は
立体的なモチーフも細部まで成形できるため、
梅の花の重なりや松の芽が美しく表現されています。

 

 

>>組飯椀 赤青丸紋松竹梅

松竹梅がカラフルに描かれたこちらのお茶碗は
京都を代表する清水焼(きよみずやき)。
様々な文化が生まれた古都、京都の焼き物は
職人の高い技術と都市ならではの華やかさが共存し、
今なお多くの人々を魅了しています。
組飯碗も、美しい色使いと豊かな松竹梅のモチーフを楽しむことが出来ます。

 

桜や菊の花も、日本で広く親しまれてきた文様です。
桜は平安時代から歌や絵画などにも登場し、
五穀豊穣の吉祥文様として知られています。
華やかさと儚さが併存する様子は、他の植物にはない魅力です。
また、花びらが放射状に美しく広がる菊は、もともと中国において
不老長寿の花とされ、日本でも縁起柄の一つとして重宝されてきた経緯があります。
落ち着きのある菊が大きく描かれたモチーフは
それだけで目を引き印象に残ります。

 

>>江戸切子 桜文様 天開タンブラー

伝統的な美しい切子が施されたこちらのタンブラー。
切子の形にあわせて光を反射させる様子は見る者を飽きさせません。
桜文様の天開タンブラーは、咲き誇る桜が
風になびいているような風流ある柄になっており、
手に取るたびに見とれてしまいます。

 

 

>>豆皿(菊形 七宝文)

小さなお皿に細やかな染付が施された有田焼の豆皿。
菊の花がぱっと開いたような放射状の形で、
有田焼の特徴である藍色の染付が目を惹きます。
さりげなく食卓で使える食器です。
 

>>守袋 千鳥

植物のほかにも、昔から縁起柄として知られてきた文様があります。

まず一つが鳥の紋様。
鳥は幸せを運ぶものとして縁起柄とされてきました。
小ぶりでふっくらとした形が可愛らしい千鳥は
「千取り」と読み替えられることから富を呼ぶ縁起柄となったそう。
波と一緒に描かれる「波千鳥」という文様は、
荒波を乗り越えるという意味も持ち合わせるようです。

ponpindoの守袋 千鳥は赤色のベースに
描かれた愛らしい千鳥が印象的。
きゅっと口が閉められる巾着袋は
用途に合わせて使える便利なアイテムです。

 

>>矢羽そば猪口揃い 2個セット

着物の模様としても使われる矢羽根(やばね)柄。
その昔、矢が魔除けに使われていたことや
的を射る、一度射った矢は戻ってこないという意味を重ねることで、
縁起柄の一つとされてきました。
左右対称の柄にもなるため、文様にしやすいという点もあったようです。

白の余白を生かした染付が美しいそば猪口。
豆皿もセットになっているので、おそばを食べるときだけでなく
食卓で使えるアイテムです。
淡く描かれた色違いの矢羽根柄はご夫婦へのプレゼントにも。

 

>>箸置 結び

慶次、そして弔事にも用いる熨斗に欠かせない水引。
水引にも様々な文様があり、それぞれに意味があります。

「花結び」は何度も結び直すことの出来る形であることから、
婚礼以外の慶事(出産やお年賀)の場面に用いる水引です。

「結切り」の文様は、水引の端を切り離し、固く結んで解けない形にすることで、
二度と繰り返さないという意味を持ちます。
そのため結婚のような慶事や弔事、お見舞いの場面に使われる水引です。

「あわじ結び」は、簡単には解くことの出来ない結び目として
結切りと同様の意味を持つ水引です。

 

 

人生の節目に、赤いもの


お祝いの場でよく目にする色といえば、赤。
諸説ありますが、赤は古来から魔除けの色とされ、
病や災いを寄せ付けないように身につけられてきたと言います。

だるまや赤飯といった赤色のものを
お祝いの際に目にすることがありますね。
また、中国でもお祝いごとに使われています。

日本では還暦を迎えた方に赤いちゃんちゃんこを贈る
風習をご存知の方も多くいらっしゃると思います。
還暦、つまり60歳は干支が一巡し生まれ年となることから、
生まれ変わりを意味し、昔、赤ちゃんが産着としてちゃんちゃんこを
身につけていたことから、こうした風習が生まれたのだとか。

現代では贈りもののお相手のお好みにあわせて
普段から使える赤色の小物を選んで、還暦のお祝いに差し上げても喜ばれそうですね。

 

>>オートゥイユ スモールコインパース

小さな小銭入れは一つ持っていると
ちょっとそこまで、というときに役立つ存在。
ぱちんと口がしっかり閉まるがま口タイプは
小銭を落とす心配もありません。
フランス製の柔らかな牛革と内布がストライプ柄になった
コインパースはとてもおしゃれ。
Rougeというビビッドな赤色は持っているだけで元気になるお色です。

 

>>こないろ 辰砂 レディース

日本画に用いられる岩絵具を
文字盤にあしらった、はなもっこの腕時計。
辰砂(しんしゃ)と呼ばれる深い赤色は、
縄文時代から採掘されてきた赤い石を砕いて作られた岩絵具。
辰砂の石は、非常に神聖なものとして古墳の装飾などにも使われてきたと言います。
ベルトのえんじ色とゴールドのフレームと美しくマッチし、
手元で映える色合いです。

 

>>赤小紋取皿

赤色はまた、華やかな雰囲気を作ってくれる色でもあります。
お祝いの日の食卓には、赤をふんだんに用いた食器を使ってみては。
宮本泰山堂の赤小紋取皿は、赤・青・黄・紫・紺青・白という
九谷焼が持つ美しい彩色を一枚のお皿の上で表現。
細い筆で植物や古典的な柄が職人の手により、
一点一点丁寧に染付されています。

 

>>欅 ロングライフ 汁椀 朱

石川県の山中漆器として知られる、喜八工房の欅 ロングライフ 汁椀 朱。
下地をあえて塗らず、黒色と朱色を交互に塗り重ね、
最後に漆を塗って仕上げています。
素材として使われている天然木の木目がうっすらと透けて見え、
漆器ならではの艶やかなお椀は、気品がありお祝いの席にも持ってこい。
日本の伝統的な美しい朱色と黒色のお椀セットもございますので、
ご夫婦へのプレゼントとしても素敵です。
 

 

 

健やかな成長を願って
 


赤ちゃんが生まれてから100日ほど後に行う「お食い初め」。
初めて母乳以外のものを口にする儀式を指し、
赤ちゃんの健やかな成長を願います。

平安時代から行われてきたというお食い初めは
地域によっても様々な作法があり、
今ではお食い初めに使われている食器も様々ありますが、
昔ながらの形では、漆器膳に漆の食器を揃えて行われてきたと言います。

 

 

福井県の職人によって作られる、寿重(ジュジュウ)の漆器。
入れ子の応量器をもとに、コンパクトにまとめられる手塗りの漆器です。
サイズの異なる器が5つ揃っているので
お食い初めの食器としてぴったり。
さらに寿重は人生で一度だけのお食い初めの際だけでなく、
その後もずっと長く使い続けられるようにという意味が込められています。

 

 

普段使いの食器の一つとしてはもちろん、
小物入れとして、アクセサリー入れとしてと様々な使い道があるのです。
赤ちゃんの健やかな成長を願うだけでなく、
その成長に寄り添い、見守ってくれるものとして
贈りものにしたら素敵ですね。

 

 

使い方のヒント

 

晴れの日に選びたい縁起の良いもの、いかがでしたか。

ご紹介してきたアイテムたちは、特別なお祝いごと用、
と考えると普段の出番は少ないかもしれません。
でも、寿重のお食い初め食器のように、一つのイベントのためだけでなく、
その後も用途を変えて使ってみると、さらに愛着の湧くものになってくれます。

 

また、植物の縁起柄が描かれた食器であれば、
例えば桜柄のグラスを春に、菊の小皿は秋に、と
季節にあわせて食卓に取り入れるのも素敵です。

縁起の良いものを贈りものとするならば、
柄や色だけでなく、お相手のお好みを踏まえた機能性のあるものを選ぶと喜んで頂けると思います。
例えば、赤色は少し派手…と感じてしまう方には、えんじ色など少し色味の異なる赤色のもの、
もしくは赤色がワンポイント程度に入っているシンプルなものを選んでみると、
使って頂けるシーンが増えそうです。

 

 

尚、長期に渡って仕舞っておく場合は、
ホコリの被らない通気性の良い場所に置くのが
どんなアイテムでも基本になります。
食器類であれば薄い紙や新聞紙、キッチンペーパーなどに丁寧に
くるんで仕舞っておく、布物であればシワを伸ばして
カビ対策に通気性の良い衣装棚に仕舞っておくのが良いでしょう。
縁起の良いものとは、どうぞ末永いお付き合いを。

投稿者: 植田 日時: 2016年04月27日 11:00 | permalink

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