夏休みのお子さんのいる家庭では、どの季節にも増して賑やかな夏のお昼ご飯。夏は人の集まる機会も多いので、おもてなしに料理を振る舞う機会もあるかもしれません。そんな時に出前などに頼るのも良いですが、何日か続くこととなると健康や節約のことも考えるもの。
夏はイベントが多い分、食事で悩む事がしばしばあります。そうした時や、普段家事に仕事にと多忙な方にこそ、簡単便利に美味しい料理を作るための道具との健康的な暮らしがおすすめです。今回は、料理上手になるための、時短で美味しい調理グッズを一挙ご紹介します。
知らず知らずのうちに疲れが溜まる暑い夏は、料理をする気力もなくなってしまいます。そんな時は無理をせず、料理の手間を一つ減らすだけで、気持ちも随分と楽になるものです。これから紹介するのは、手間を一つ減らし、時短できちんと美味しい料理を作る道具たちです。
▼「無水調理」で時間もお金も節約。
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熱伝導に非常に優れ、短時間で調理することができる鍋。この無水鍋の大きな持ち味となっている水を使わない「無水調理」では、少ない調味料かつ素材の旨みを凝縮した滋味深い料理がムラなく短時間でできることから、あらゆる調理で非常に重宝する一家に一つといえる万能選手です。特に揚げ物に関しては使う油が少なくて済むので、ガス代も油代も節約できる点が嬉しいです。面白いのは蓋までもフライパン代わりになるということ。まさに一つであらゆる役割を果たす、コストパフォーマンスに優れる鍋です。
● 無水調理で時短?
聞いたことがあるけれど実際試したことがないという方や、圧力鍋を愛用している方にこそおすすめできる調理方法です。嬉しい点は、なんといっても時短で美味しく、片付けの手間も少ないこと。
無水調理鍋は、蓋の仕組みなどを工夫して鍋を密閉できるようにしている鍋です。鍋の中の水分を逃さないので、食材の水分だけで調理が可能。密閉性や保温性に非常に優れ、食材に短時間で熱が通ることから、時短とガス代節約にもなります。普段なら油を使わなければならない料理であっても、素材に含まれている油を使用して調理することができるので、カロリーやコレステロールに気をつけている方にもおすすめです。
高機能であることからお手入れも気になりますが、実は無水鍋は細かい部品を持たないため、特別なお手入れも必要としていません。手軽に料理をより美味しく味わえるのが嬉しい無水鍋です。
もう一つ、無水調理関連でおすすめできるのが、こちらの土鍋。こちらは伊賀土でできているため蓄熱性が高く、遠赤外線効果で食材の芯までしっかり熱を浸透させます。蓄熱力を生かして余熱調理で美味しく仕上げることも可能な鍋。空焚きや長時間料理もでき、網も付いているので炙り料理のような凝った料理でもご家庭で作ることができる、少し料理にこだわってみたい方におすすめできる鍋です。
▼洗い物を減らして、手間要らず
調理後にそのまま器として食卓に並べられることから洗い物を減らせる鍋。下ごしらえをして食材を入れてしまえば、その焼いている間に他の家事を済ませたり、お茶でホッと一息もできる鍋です。
「器にもなる鍋」として好評のShallow Pot。鍋として使ってそのまま机に出せることから洗い物や盛り付けの手間が省け、さらにオシャレであるというのが大きな特徴です。さらに蓄熱性に優れ、余熱調理も得意としているだけでなく、電子レンジ・オーブン調理も可能という幅広さ。
疲れている日には特に食材を切る・洗い物をするという動作であっても億劫になってしまうことがありますから、いざという時にレンジに頼れるようなオシャレな器、兼、鍋の存在は意外にも大きいものであるように思います。
▼包丁とまな板を洗うのも嫌な日には
急いでいる時や疲れている日には、キッチン鋏でカットすると洗い物を一つ減らすことができます。職人技で整えられた素晴らしい切れ味で、手を切る心配が少なく安心に野菜、肉などの食材をカットできるキッチン鋏です。こちらの播州刃物の鋏は、うねうねと独特な形が手にフィットする一生物の鋏。「栓抜き」「くるみ割り」「ネジ型の蓋開け」としても使える万能な鋏です。包丁に比べ、重要視されることの少ないキッチン鋏であるだけに、間に合わせで購入してそのまま何年も使用しているというご家庭もあるかと思いますが、多機能で使いやすいアフターケア付きのものを一つ持っているとこれから先愛用していく楽しみもひとしおです。
お客様に長期的に刃物を使って頂くためにアフターケアとして研ぎ直しの有料サービスを行っています。実際に、この鋏が作られている小野市では、鋏は職人と使う人の手を何度も行き来しながら、長く愛用されているものなのだとか。
●キッチン鋏と包丁を使い分ける
キッチン鋏選びには、素材にも要注目。包丁でも鋏でもパーツが多ければ多いほど水分が溜まって錆びの原因となりますが、お手入れの手間を省いて使っていくならば、やはりステンレス製に頼るのがおすすめです。
▼全部まとめて、時短料理
食パン2枚とお好みの具材を挟むだけのホットサンド。特に時間のない朝や、子どもが大好きなメニューを増やしたい時、頼りになるサンドイッチトースターです。食パン2枚の間に具材を挟み、サンドイッチトースターでしっかりプレス。ガスコンロで弱火で焦げないように焼くだけでサクサク美味しいホットサンドが完成する簡単さは、特に夏休みに重宝する存在です。
▼小皿が増える夏に大活躍
夏に定番のそうめん、つけ麺。共通するのは取り皿が必要であるということです。キッチンと食卓が離れているご家庭では、往復して器を並べる必要もありますが、その手間はお盆で削減でき、見た目にも丁寧さがあり素敵というメリット付き。TEORIのお盆は、特に持ち運びしやすいように手が入るアーチ状の隙間があるお盆です。お盆がテーブルに張り付いてしまうことがなく、スマートに持ち運びすることができるので、お茶を出す時などにも大活躍。竹の木目が美しく、触れただけでしっかりとした作りであることが直感的に感じ取ることができる佇まいで、長く愛用していくお盆に選びたい一つです。
▼いざという時頼りになる、レンジ・オーブン・食洗機OKの器
オシャレな器であるほど、果たしてレンジが使えるのかどうか、とふと考えることがあります。レンジ調理はとても便利で時短であるだけに、レンジで使える器だけで揃えているご家庭もあるかと思いますが、こちらもレンジ使用可能な器。さらにはオーブンや食洗機も使えるということで、日常的に扱いやすい美しい器として、愛用する方も多い器の一つです。
一手間減らす調理道具はもちろんですが、基本に立ち返って包丁にも注目してみます。長い間使っている包丁は、慣れて気づかなくなっているものですが、切れ味が少しずつ鈍くなっています。切れ味が鈍い包丁は切れにくいことで時間を取るというだけでなく、思ったところで切れないのでヒヤッとさせられることも。ちょっとしたお手入れで、毎日スムーズに使える包丁へ整えましょう。
砥石基本セットは、日頃のメンテナンス用の砥石と砥石台のセットです。砥石台を使用することで安定した庖丁研ぎが出来るので、メンテナンスにはこのセットがおすすめです。使用頻度にもよりますが、2~3か月に一度は庖丁を研ぐのがおすすめ。
本当に良い日用品は、手に取るだけでそうと分かるもの。庖丁工房タダフサの庖丁も、シンプルでありながら使い手の暮らしにしっくりと馴染み、ずっと使えるよう工夫がなされてます。庖丁の命である「刃」は鋼(はがね)が良いとされていますが、鋼は扱いが難しく少し手入れを怠るとすぐに錆びてしまうので、庖丁工房タダフサの庖丁は、表面にステンレス、裏面にSLD鋼を用いることで、錆びにくく良く切れるという工夫がなされています。万能170mm(三徳)は、肉・魚・野菜の調理に使用できることから「三徳」と呼ばれている庖丁です。先が尖っているので幅広い用途があり、ご家庭で一番多く使われている庖丁ですので、日常的に使える庖丁を1本手に入れたいと思った時はこの庖丁がおすすめです。
夏こそがっつり食べたくなる揚げ物ですが、暑さに加えて片付けも手間となると自宅で揚げる機会も減ってしまうかもしれません。それでも出来合いのものは揚げたてサクサクの揚げ物のおいしさには敵いません。片付けを少しでも楽にしてくれる道具に頼って、揚げたての揚げ物を美味しくいただきましょう。
揚げ物をした後の油を一度に濾せる大容量のオイルポットです。濾過器自体が800mlとたっぷり注げるオイルポットなので、一気に注いでおいて、濾過している時間に洗い物をしたり、キッチンを拭いたりと時間を最大限有効活用できるのです。さらに、臭いがつきやすく、洗いやすい永咳的な琺瑯なので、使わない時のお手入れもとても簡単。
油切れの良さを追求したオイルポット。油を濾す、保管する、注ぐ、洗うの全ての工程をストレスなく使え、気軽に揚げ物に挑戦させてくれるオイルポットです。特に、油を注ぎ淹れる時、蓋を親指で押さえることで、片手で油を注ぐことができるのが最大の特徴で、注ぐ時に油が垂れて容器や手がベタベタになることがない工夫が嬉しいです。
さっと使える和晒。手拭いの布地として使われている和晒は「拭く、絞る、包む、敷く、磨く、淹れる、濾す、蒸す、水を切る」調理布としても、掃除ふきんとしてもさまざまな用途でさっと使える、万能な布です。使い捨てになるキッチンペーパーやラップなども、気軽にたくさん使うと安いものではありませんから、この程度でつかうのも…と躊躇する場面があるかもしれません。心配や気遣いも不要で洗って繰り返し何度でも使える調理布は、さまざまな消耗品の代わりとなり、片付けに対する考え方も変えてくれる優れもの。気持ちよく使えて、愛着も湧いてくる製品です。
●和晒って何?
不純物が少なく清潔な布ですから、食材に直接触れても大丈夫。食材を濾すのに使ったり、水気を切るのに使うのにも安心です。布の使い方は人それぞれで、料理用とするのはもちろんのこと、お掃除用の布にしてもよいですね。特にこの和晒ロールは、カットしやすいミシン目がついているので、キッチンペーパーのような気軽さで使えるのも嬉しいところです。
見た目にすっきりとかっこいいステンレスの水切りバスケット。錆びず、歪まず、壊れず、控えめにキッチンでお仕事を果たします。スライド式の受け皿付きなので、水が溜まってもその都度かごを持ち上げることもなく、面倒な水捨ても簡単。受け皿が、後ろに行き過ぎないようにしっかりストッパーがあり、さりげない優しさが、日本製ならではのポイントです。もう一つ注目したいのは「底面」。底には高さ約1cmほどの脚があり、滑りにくいようにゴムが装着されています。水場で滑りやすい場所を考慮した機能がついているのもスタイリッシュなデザインと機能を常に考えている、工房アイザワならでは。
最後に、大人数で集まった時に便利な調理器具をご紹介します。季節問わず使えて食欲の秋から冬の温かみのある食卓作りに一役買う調理器具です。
加熱し続けても煙が発生する前の温度にキープしてくれることから、煙が発生しにくい卓上グリルです。煙がどうしても気になってしまう家の中での焼肉や、住宅街でのBBQでも安心して楽しめるのが嬉しい点。煙が発生する前の温度にキープするとはいっても、中火で適温を保ちながら遠赤外線を利用してゆっくりじっくり食材の芯まで熱を通してくれるので、炭火で焼いたようなふっくらジューシーな焼き上がりになるのが特徴です。
直火で焼くことにより外側がカリッとなり、時短でさっと焼けるたこ焼き器。ホームパーティーで喜ばれるたこ焼きが作れるフライパンです。ホットプレートは電化製品ですので、いつかは寿命が来てしまい使えなくなる日が来ますが、こちらはフライパンですので大切に使っていけば何年も愛用していけるのが嬉しいたこ焼き機です。
蓄熱性が高いので一度温度が上がれば材料を継ぎ足しても温度が大きく下がることがなく、味もしっかり染み込むため、鍋物のときに最適な鍋。他にも蓄熱性を活かした煮込みハンバーグや、家族で鍋を囲んでカリッと焼けた餃子、おやつにホットケーキと、適度な深さが幅広い料理で活躍してくれます。IHでもお使いいただける点も使いやすく、ホットプレートのように気兼ねなく使える調理器具です。
短時間で食材のうまみを引き出すことができる琺瑯(エナメル)でできています。深型ですので、カレーやシチューなどの煮込み料理や、水をたっぷりと使い、パスタを茹でたり出汁を取ったりするのにもおすすめです。通常よりも厚いトリプルコート琺瑯を採用しているため、丈夫で割れにくく、お家でのキッチン用品としてだけでなくキャンプグッズとしてもお使いいただけます。
みずみずしく新鮮な野菜の美味しい夏。調理器具の力に頼って時短して、少しでも涼める時間が作れますように。