お部屋にグリーンのある生活に憧れます。
四季を感じやすい私の暮らしのエリアでは、自然との触れ合いは日常の一部。
いつでも窓の外に緑は広がっているけれど、街にあるおしゃれなお花屋さんに寄り道して花を選ぶことに憧れつつ、日常的に花瓶に花を飾ることには少しの難しさを感じていました。
それでも、お花や花瓶の選び方にセンスのある素敵なお部屋の人に憧れて、いつかは真似してみたいと思い、今年の春は一つの花瓶を手に取りました。
3月末。
身近な草花をお部屋に取り入れてみることから始めました。
活ける花瓶に選んだのは、北欧デンマークブランド・KAHLER(ケーラー)の「フラワーベース HAMMERSHOI ミニ3点セット」です。
たまごのようなコロンと丸い形と、手のひらに収まるプチサイズが、この花瓶を選んだ理由です。
我が家のキッチンは狭く、お世辞にも誰かの憧れの素敵なキッチンではありません。そんなキッチンではありますが、少しでも料理の時間を楽しくできるように、グリーンの明るさを取り入れてみたいとずっと思っていました。
花瓶が大きすぎればキッチンを圧迫しますし、はじめに書いた通り、入れるためのお花をたくさん用意できません。そういった理由もあり、小さくて、いろいろなお部屋に飾れる3つセットがまずは気楽に一輪挿しを楽しんでみたい私にぴったりだと思ったのです。
▲URSULA マグと。
家の周りに咲く菜の花を摘んで飾りました。一輪挿しは、何でも活けられますし、気楽で本当に良いです。晴れた日のピクニックやお散歩の道端で咲いていた花を飾って、思い出に浸ったり、気に入った形の小さな枝でも洗練された雰囲気にみせてくれます。
KAHLERの花瓶はとても小さいので、特に飾るものを選ばないということもあります。花でなくても葉っぱを入れても素敵ですし、例えば秋なら猫じゃらしだって可愛らしいはずです。
▲オリーブカッティングボード、URSULA マグと。小さくて持ち運びやすいので、気分で飾る場所を変えられます。
今はお花の定期便やサブスクなどもあるようで、身近にお花やお花屋さんがなくても、家にグリーンを飾りやすくなっていて便利ですね。
毎朝、ごはんを作る風景に緑があると、新鮮さがあって良いです。さらにキッチンに置くことの嬉しいところは、水換えがその場でできるところ。
食器を洗うついでにササっと花瓶を洗って綺麗な水を入れてあげられるので、お花も長持ちします。また同時に、お花があることによって水回りを綺麗に整える意識も高まりました。一輪のお花のためにと思うと、キッチンのお掃除に、インテリアの見直しなど、もう少しやってみようと思うことの幅が広がった気がします。
さらに、実際お手入れをしていく中で、「この花瓶は、花を飾ってなくても可愛いのでは?」と嬉しいことに気がつきました。
まあるい形はまるで北欧デザインのオブジェのように、お部屋のインテリアによく馴染みます。本棚の横にこぢんまりと並べるのも可愛らしいです。手のひらサイズの小さなアイテムではありますが、インテリアに変化を加える大きな存在であることに気づかされました。
3つセットですが、3つとも並べなくてももちろん大丈夫。その小ささを活かしてトイレや窓際に飾るのもおすすめです。
▲ブックエンド L型と。
最近、この花瓶に活けたいという思いから、クラスペディアの花を育て始めました。小さな花瓶に花を生けることで、季節の花を楽しめて、散歩や季節の花を見つけること・花を育てることも楽しみに。初めての道を歩くのも好きになりましたし、目を凝らさなければ気づかないツクシの芽を見つけたりして、前より豊かな気持ちで暮らせるようになりました。
キッチンの小さな一輪のお花から始まったグリーンのある生活でしたが、今思えば、健康的な生活を見直す一歩だったような気もしています。水換えと共にお部屋を綺麗に整える習慣や、お花を探したり育てる楽しみ、散歩習慣まで意味のある暮らしに変えてくれた、「フラワーベース HAMMERSHOI ミニ3点セット」でした。
堂々とした存在感の真鍮・銀メッキの一輪挿し。飾るお花の個性を消さないシンプルなデザインです。
錫素材ならではの特徴で、切り花が長持ちする花瓶。抗菌性に優れるので、長くお花を楽しめます。
壁にかけられるタイプなので、トイレや玄関、洗面所など場所を選ばずお花を飾れます。鮮やかな花の色が生える落ち着いた銅色をしています。
竹のナチュラルな雰囲気が和洋どちらにも馴染みます。花をいけないときは置物としておくだけでも竹素材の美しさが活きます。
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