母の日ギフトの人気もの、エプロン。
エプロンは、いつも頑張る家事の中で、お気に入りの服をうっかり濡らしたり汚してしまわないようにするための実用的な道具であると同時に、家事のモチベーションも高めてくれるウェアでもあります。
料理作りに洗濯、掃除、ゴミ出しといった、毎日繰り返す家事がちょっと面倒だなと感じた時には、何かポジティブに転換するスイッチのようなものが必要です。私にとってはそれが「エプロン」。エプロンの紐を縛るとシャキッとやる気が出る方は意外と多いようで、私以外にもそうした声を多く聞きます。
ZUTTOには家では主婦として、ここでは丁寧な梱包スタッフとして活躍している女性たちがいます。雑貨やおしゃれが好きな主婦たちの間で、「これいいね」と話題になったエプロンブランドがありました。
それが、今年新しくZUTTOに仲間入りした日本のエプロンブランド、woof(ウーフ)です。
【目次】
woofのエプロンとは?
主婦たちの座談会
woofは、日本・東京の小さな工場でエプロン作りを続けるブランドです。エプロン愛用者目線に立ったモノづくりを大切にしており、企画やパターンの制作、縫製仕様の選定まで一貫して自社で行うことで、細かな便利にまで行き届いたこだわりのエプロン作りを行なっています。
woofのエプロンへの視点は本当に細かいもので、
・繰り返しの洗濯はどう?
・付いてしまった汚れはちゃんと落ちる?
・動きにくくない?
といった、実際に愛用していく中でちょっと気になる小さな点から大きな点を解決するための工夫が積み重なっています。woofのエプロンは、おしゃれで可愛いだけでなく、丁寧な気遣いの日本人感覚を細部にまで感じられるものとなっているのです。
ZUTTOでは3つのデザインをご用意していますが、どれも生地や型、縫製をデザインごとに変え、それぞれを使う方にぴったりと寄り添う使用感のエプロンに仕上げられているのもwoofの特徴です。
例えば、ZUTTOでお取り扱いしている3種類のうち RINTO では、「付けたまま出かけられる、素敵なエプロン」という視点で作られました。
エプロンは服を汚さないため、お家の中だけでなく地域行事、学校行事、パーティーなど様々なシーンで身につけますが、普段着にエプロンだけが目立つようだと、外へ着て出にくかったりしますよね。RINTOは、そんなちょっとしたご近所付き合いにも自信を持って着て出かけられるようなエプロンを目指して作られています。
「そのエプロン素敵。」と話題に華が咲きそうな、日本人ならでは感性のエプロンにするためにこだわられたのは、ウエストのタックと大きなリボンです。
エプロンをファッションにも合わせられるよう、腰元をタックを入れてドレス風に。この時、タックを綺麗に作るため胸元の生地を二重に重ねて縫製されているのですが、このおかげで同時に胸元がすっきりと見せられて、エプロンにおきがちな生地の弛みであったり、着崩れが防止されているというメリットも生まれています。
腕を動かしても干渉しないので動きやすく、見た目にも機能にも満足度の高いデザインとなっていて、woofならではの工夫をしっかりと感じることができます。
<woofの思い>
そんなwoofの願いは「日常を豊かにするエプロン作り」。日々の暮らしをタテ糸に喩え、英語でヨコ糸を指す単語=woofを取り入れることで日常を完成させる、という意味合いが込められています。
<リネンバッグに入れてお届け>
woofはエプロンの材料に対しても愛着を持って接しています。そのままであれば廃棄されてしまう材料をリネンバッグに作り替え、エプロンを大切に入れてお届けします。
ひとつひとつ、使う方を思って作ったエプロンは、大切な方へのギフトにぴったり。リネンバッグはエプロンを保管するときや、エプロンとお揃いの小物入れとしても活用できる作りになっています。
ZUTTOで取り扱っているwoofには、3つのデザインがありますが、仕事と家事と子育てと楽しみながら頑張るエプロンのプロとも言える女性3人に、主婦目線でアレコレ話しながら選んでもらいました。
・ATEIL…結ばず着やすいベーシックタイプ。
・WAKU…アウトドア使用にもおすすめのタフなタイプ。
・RINTO…おしゃれを引き立てる、デザインにこだわったタイプ。
それぞれにメリットはありますが、色やデザイン選びにはどんな視点があるのでしょうか?スタッフに女性目線やママ目線で、どのエプロンが良いかインタビューしてみます。
woofをテーブルに広げて、思い思いに気になるエプロンを選ぶスタッフたち。
「 どれもかわいいなー。ポケットって使う?私結構気になるんだよね。ポケット。」
「ATEIL はポケットが4つだ。」
「ポケットがたくさんあるといろいろ分けて入れられるから、掃除の時にいいかも。」
「確かに!掃除の時いいかもね。掃除のウエス・布巾・ゴム手袋は、汚したくないスマホとは分けて入れたいし。4つのポケットだったら物ごとに分けられるし道具もたくさん入るし、いいね。」
「小分けポケットは育児中にも便利そう。子どもから目が離せなくてティッシュとかゴミとか、おもちゃとかいろいろなところに散らかりがちだけど、ひとまずポケットに入れておけば後でゆっくり片付けるのも楽だよ。」
▲4つポケットは子育てにもいいかもと、お母さんならではの意見も。ゴミを捨てたいけれど目が離せない時や、ミニカーなどの子供のおもちゃなど、すぐの片付けが大変な時でも、ポケットにササっとしまえて子育ての力になります。
「ゴミ出しや町内会とかでちょっと家を開けるとき、鍵・ボールペン・メモ帳を入れるのにもいいね。昔、鍵とスマホを一緒のポケットに入れて傷がついたことがあって、それ以来スマホと鍵を一緒に入れないようにしてたけど。」
「分かる分かる。これなら分けて入れられるし、軍手や鍵を入れて、町内会での活動にもいいね。」
「あと、私なで肩だから、家事をしていると肩紐が落ちてきがちなのもちょっと悩んでて。 ATEIL くらい広い肩紐なら落ちてこなさそうで良いな。かぶるだけだから、楽だしね。」
「確かに。家の中の事って、何かと腕の上げ下げしたり、かがんだりするもんね。でも RINTO も首紐のあるタイプだから落ちてくる心配はないし、落ちにくさでいうとこっちもいいかもね。首の後ろにまでリボンが付いてて可愛いよ。」
「ほんとだね。しかも首紐のリボンは結んだままで着られるのか!」
「ずぼらさんでも安心だね。(笑)」
▲ RINTO は、首紐の調節ができるので、体格や身長を選ばないという特徴も。小柄な方でも、ジャストサイズに調節して着られます。このリボンは結んだまま着脱可能です。
「 RINTO って単色だけじゃなくていろんな柄があるけど、みんなどのデザインが好き?」
「悩むなー。どれも派手ではないし、おしゃれ見えしそうだから、料理教室に持っていきたいかも。自分で選ぶなら私の好みはストライプかな。でも、プレゼントでもらえるならどれでも嬉しいかも。」
▲色柄5つのうちから選べるのも RINTO のいいところですね。落ち着いた色味なので、コーディネートを邪魔しません。
「じゃあ WAKU はどう?特徴としては、これが一番面白い気がするのよね。」
「そうそう。私、最初に袋を開けた時、短い紐が付いてて『なんだろう?』って思ったの。それで、エプロンを広げてみて腰紐を結ぶ着方と被るだけの着方の2通りで着られると気づいて納得。」
「2通りの着方ができるエプロンって、あんまりないもんね。」
▲2通りの着方ができる WAKU に感動するスタッフも。
「あと、これは男性も使いやすいデザインだよね。うちは旦那が家事をする時もあるから、一緒に使えていいかも。」
「確かに、うちはDIYや趣味の車とかでよくペンキとかオイルとか触るから、家族兼用で掃除や汚れそうな作業する時に一枚持っておくのも良さそう。」
「 WAKU は生地しっかりしてるもんね。そういえば、生地の厚みとか手触りもデザインごとに違うんだね。」
「ほんとだ!」
▲糸の太さや密度はデザインごとに異なります。
特に WAKU と RINTO はどちらも同じ細さ(40番手)の糸を使っているのですが、WAKUの方はぎゅっと密度高めに、RINTOの方は甘めに柔らかく織られていて、手触りも少し違うのです。
このおかげで、WAKUはタフな使用にも耐えるエプロンに、RINTOはふんわり綺麗なドレープなエプロンに、とそれぞれの特徴が生きるデザインになっています。
そして、それぞれのスタッフが選んだのはこちら。
お気に入りポイントも聞いてみました。
「私は ATEIL を選びました。
お掃除をするときに、布や手袋、道具をポケットに入れるんですが、2つポケットだと中でごちゃごちゃしてしまうのが気になっていて。今までスマホは汚れるからと思ってポケットに入れられなくて、お掃除中は急用のメッセージ通知に気づかない時もあったので、小分けにできるポケットにスマホも入れられるようになれば、もっと暮らしが豊かになりそうです。」
「私は RINTO のストライプを選びました。
女子力上がりそうで、ファッションの一部のような感じで着れて、家での生活や家事がもっと楽しくなりそうです。特にストライプは実際に着てみると体のラインがすらっと見えるので、嬉しいですね。汚れがついてもリネンで洗いやすくて落ちやすいというのはもちろんいいんですが、もし完全には落ちなくても味わいに変わってくれそうだなと思える柄です。」
「私は WAKU を選びました。
週末には子どもとキャンプなどアウトドアを楽しむのが趣味なんですが、おしゃれをしたいながらもふとした瞬間に服が汚れてしまうのが気になっていました。足元もスリットが入っていていろんな作業もしやすいし、こんなエプロンとなら趣味がもっと楽しめそうだなと思ったのがWAKUを選んだ理由です。ユニセックスで着られるというのもあって、女性らしくもメンズライクにも着られるデザインなのもファッションを選ばなくていいですね。」
「 WAKU は前にも通せるように腰紐は斜めにつけられてるんだな~と思って見てたら、ここにwoofのロゴが。縫製の丁寧さもそうですけど、本当に細かいんですよね。ただ量産するだけなら省いてしまいそうな細かいところもしっかりしてて、私たちエプロン愛用者のことをよくわかってるなと感心してしまいます。」
家事に育児のプロたちのエプロン選び、色んな視点と意見は参考になりました。woofのエプロンの選び方は、こちらでも詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。
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