日本人に多い幅広甲高さんでは、『むくみ』や『合わないサイズによる痛み』もあり、靴選びというのはなかなか慎重になります。自分の足に合うシューズに出会うことが難しいという方にとって、良いものに出会うとそれをリピートする人も多いと思いますが、今回は、そんな悩める方におすすめできるサンダル【dansko(ダンスコ)】を紹介します。
足の病気にかかわる医師や学者も認めるブランドの履き心地の良いサンダルで、活動的な夏に気持ちよく歩きたいサンダルを探している方におすすめのブランドです。
dansko(ダンスコ)の歩きやすさを見つめたとき、とあるシューズブランドとの共通点を見つけました。そのブランドとは、chausserのTRAVEL SHOESシリーズです。
実際に、chausserを愛用する方の中には、danskoも持っているという方も。
どちらもレザーであることを忘れるほどソフトな履き心地で、スニーカーのようにぐんぐん歩けるシューズで、その特徴を私なりに簡単に挙げるとこの3つ。
デザインは違えど二つのブランドに共通する点です。
今回は、お客様に変わって試着をするスタッフ。夏はサンダルばかりを履くというスタッフFは、ぺたんこから厚底までさまざまなものを持っている中でも、普段はたくさん歩くことが多いため、厚底タイプがお気に入り。歩行時の衝撃を吸収してくれるから足裏が疲れにくくていいのです。
・足幅狭め(ワイズA)
・ヒール高めの靴は、月1程度
・カジュアル系を着る日が多い
chausserとdanskoを履き比べてみると、2つの特徴とそれぞれの魅力もわかってきましたので、私のレビューも交えて少しずつご紹介します。
【chausser】
▲グルカヒールサンダル TR-021 BLACK / chausser
細めのレザーが大人らしく上品な印象で履けるサンダル。全体的に履き心地が柔らかく、歩く度に程よいクッションも感じます。
【dansko】
▲ サンダル LOU Black/ dansko
太めのレザーがカジュアルな印象で履けるサンダル。足裏が気持ちよく、長く歩いても疲れにそうな快適さで履くのが楽しみになるような快適さです。
どちらも歩きやすく、履くシーンを分けるならば、chausserは歩いて通勤に。スーツにも合わせられて、歩きやすいので夏の通勤にもパンプスから衣替えしても良いサンダルです。
danskoは、旅行や散歩、立ち仕事の時に。海外では医療の現場のスタッフにもdanskoを採用されているほどなので、長時間履いていても足への負担が少ないシューズというのはファンが多いことに納得です。
比較してみて、両者を使い分け、共に愛用する方がいることに納得し、私はこの夏の一足に【danskoのサンダル LOU】を迎えようと思いました。厚底でよく歩く私の夏はTシャツジーンズの楽なスタイルで出かけることもあり、出番が多く使えそうなことと、大股で歩くことも多く、たくさん歩く日にも安心して出かけて楽しめそうです。
次の一歩が踏み出しやすい推進力のあるソールでとても歩きやすいです。また、見た目から想像できない軽さもまた安定感につながっています。
ヒール約6cmとやや厚底は衝撃吸収の高機能ソールで、歩きやすさが緻密に計算されているものです。厚底のおしゃれサンダルの見た目の裏には、とにかく歩きやすさを考えた機能性がありました。
これも私が選んだ理由の一つです。バックルに見える箇所は全て裏側がベルクロの面ファスナーになっていて、簡単に脱ぎ履き、サイズ調整ができるのです。綺麗めに見せて履きやすさも妥協しない点は、サイズ選びに悩む全ての人におすすめできます。
また、面ファスナータイプの中から探すと、こういったオシャレで高品質なレザーサンダルにはなかなか出会えないので、一期一会のような魅力もあります。レザーは最も上質な革ともされる子牛のカーフレザーが使われているのも、夏の軽装スタイルには、見栄えがいいのでポイントが高かった点でした。
面ファスナーは、脱ぎ履きだけでなく幅広甲高の方にも簡単に対応するところも良いと思い、その悩みも多く聞きますので、靴のサイズに悩みがちというワイズサイズEのスタッフにも履いてもらってちょこっとレビュー。
「面ファスナーで自分のぴったりな位置で履くことができ、気持ちがいいです。レザーサンダルは特に窮屈すぎると痛くなりがちだし、足の浮腫みでも履き心地が変わってくるので、細かく調整できるのは嬉しい。」
それからdanskoを選んだ理由は、インソールの気持ち良さです。スエード調のインソールはしっとりとして、クッション性のあって素足で履くのが気持ちよかったです。通気性もよいことから汗でのムレも気になりません。
パンツにもスカートにも合わせやすいのもいいところです。夏はにワンピース一枚で出かけたり、Tシャツにパンツといった軽装も多いため、そんな中で足元にしっかりアクセントを持ってくることができ、力を入れ過ぎないおしゃれができていいところでした。
よく見るとインソールには、足の形に合わせた凹凸がついていました。特に土踏まず部分の膨らみはフィット感が心地よく、しばらく立っていても疲れない快適な履き心地はこの設計のおかげですね。安定していることから余計な力を必要とせず、サンダルに体重を任せられるリラックス感があり、それも良かったです。
この夏計画しているたくさん歩く旅行でも履きたいと思ったdanskoでした。
アメリカ足病学医学協会からも「足の健康をサポートする靴」と認定される靴は、歩きやすい靴を求めている方におすすめです。
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