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ピアスとイヤリングを大切に使うための10のヒント

 

装いの仕上げにアクセサリーを1つ身につけるとしたら、何を選びますか。

ネックレスに指輪、ブレスレット…。

いろいろな種類がありますが、小さくても存在感を放つアクセサリーといえば、

ピアスやイヤリングですね。

様々なデザインがあっていくつ持っていても嬉しい反面、

金具の種類や素材で様々なバリエーションがあるピアス・イヤリングは、

金属アレルギーや紛失などの理由で長く使い続けるのが難しいアクセサリーでもあります。

そんなピアスやイヤリングを、上手に選び、長く愛用するためのヒント10個をご紹介します。

 

 

 

 

まずは、上手に選ぶコツから。特に注意したい5つのポイントがこちらです。


1.素材をチェックして、金属アレルギーを防止する
2.長時間の着用に適した重さかどうかチェック
3.意外な盲点「モチーフの色」をチェック(自分の髪色に合うものを)
4.(イヤリング)ネジで幅調整が出来るものを選ぶ
5.(イヤリング)耳が痛くなりやすい人は、シリコンパッド付きのものを選ぶ

 

 

特に注意したいのが金属アレルギーのこと。

金属アレルギーは金属と汗などが反応して起こるもの。

金属は汗を含む水分に、わずかですがその成分が溶け出す性質があり

これが体のタンパク質と結びつくことでアレルギー源となり、

かゆみやかぶれなどの症状が起こるのだとか。

チタン製のアクセサリーは金属アレルギーが起こりにくいと言われますが、

どうして同じ金属でもアレルギーの可能性に違いがあるのだろうと不思議に思ったことはありませんか。

「金属アレルギーになりにくい」と言われている金属は、チタンやプラチナなど幾つかの種類があります。

これらの金属は、溶け出しにくい性質を持っているため、アレルギー反応が起きにくいと言われるわけです。

どんな金属によってアレルギーが起こるかは体質によって異なるので注意が必要ですが、

金属が原因で肌が痒くなったり、かぶれたりという経験がある場合は、

必ず耳に触れるパーツの素材をチェックしましょう。

 

 

また、意外と盲点なのが「重さ」と「色」。

大きめのモチーフは華やかで存在感もあるので、見た目の美しさに惹かれますよね。

ところが実際に身に着けてみると、モチーフが重くて長時間の着用は辛い…、という可能性もあります。

店頭で実物を見られる時には、デザインだけでなく、手にとって重みをチェックしましょう。

オンラインショップで購入する場合は、商品仕様を隈なくチェック。

重さの表記があれば、手持ちのピアス・イヤリングの重さを量って比べてみるのもおすすめです。

「色」を選ぶ時に失敗しないコツは、自分の髪の色に合うかどうか考えること。

アクセサリー単体で見ると、とても可愛くて気に入っているのに、

いざ耳に着けてみるとなぜかしっくりこない。

そんな時は髪色とピアス・アクセサリーの色がマッチしていない可能性があります。

同じデザインでカラーバリエーションがたくさんあるのも、ピアス・イヤリングの良いところ。

自分の髪の色とマッチするかな?という視点で色を選ぶようにすると、失敗がありません。

 

 

イヤリングを選ぶなら、金具の形状にも注目。

一般的なイヤリング金具は、パチンと折り畳むように耳たぶを挟む形状になっていますが、

耳たぶを挟む幅を調整出来るネジ式かどうか、チェックするようにします。

海外メーカーのイヤリングやビンテージ品の中には

このネジが付いておらず、挟む力が強いものもありますので要注意です。

長時間つけていると耳が赤くなりやすいという方は、

シリコンパットが付いているものがおすすめ。

耳たぶを挟む面積が広くなっていて、比較的ソフトな着け心地になっています。

 

 

続いて、上手に使うためのコツがこちら。




1.着替え・入浴時は必ず外す
2.収納場所を決めておく
3.(イヤリング)正しい位置に、正しく付ける方法を守る
4.(ピアス)留め具のないフックピアスには、シリコンキャッチを追加して紛失防止
5.(ピアス)金属キャッチは、緩みがないか定期的に点検する

 

 

小さなピアス・イヤリングはとにかく「失くさない」ことが長く愛用するための大前提。

2つセットで身につけるものなので、気に入っていたピアス・イヤリングを

片方だけ失くしてしまい、悲しい思いをしたという方も多いのではないでしょうか。

イヤリング、ピアスともに「着替え・入浴時は必ず外す」「収納場所を決める」の2つを守るようにしましょう。

というのも、外出中にいつの間にか失くしてしまうということももちろんありますが、

家の中で置き忘れた、落としたことに気づかない、といったことによる紛失も多々あるのです。

着替える際、うっかり耳に着けたままセーターやシャツを脱ぐと、

ピアスやイヤリングが引っかかって飛んでしまうことも。

シャワーを浴びている間にピアスが外れて排水口へ…、ということを防ぐためにも、

着替えと入浴時は必ず外して、定位置へ収納するのがおすすめです。

 

 

外出時の紛失を防ぐためのコツも。

特にイヤリングは、引っ張ると外れてしまう構造のため注意が必要です。

バネ金具で耳たぶを挟んで装着したら、ネジで微調整。

身につけた後は、左右ともに少し引っ張っても簡単には外れないことを確かめるようにしましょう。

ピアスはイヤリング比較すると外れにくい構造になってはいますが、

ピアスホールが緩い場合、キャッチ金具が柔らかくなっている場合など

するりと外れてしまうこともあるので気は抜けません。

 

 

 

特に注意したいのが、キャッチが付いていないフックタイプのピアス。

ピアスホールに通し、耳たぶに引っ掛けるだけのシンプルな構造でゆらゆらと揺れるフック金具は

シンプルなだけに失くしやすい金具とも言えます。

失くさないために、手芸屋さんなどで手に入るシリコンキャッチを自分で追加するのがおすすめです。

写真のようなシリコンキャッチなら、大抵のフックピアスに応用出来ます。

また、金属キャッチが緩くなってしまったら、同様のシリコンキャッチに付け替えるか、

ペンチを使って緩みをもとに戻すように調整すると改善されます。

(あまり力を入れすぎると破損の原因になりますので、要注意です。

自分で調整するのが不安な時は、販売元・製造元に相談してみましょう。)




 

 

肌に直接触れるアクセサリーは、知らず知らずのうちに汚れてしまうもの。

皮脂やホコリをそのままにしておくと、

素材が曇り本来の光を失ってしまうこともありますので

定期的にクリーニングクロスで磨くようにします。

また、顔・髪に非常に近い場所に身につけるピアス・イヤリングは特に、

化粧品や整髪剤の成分が付きやすいのです。

メイクや髪のセットが終わってから身につけるようにしましょう。

 

小さいながら、大きな存在感を放つ、耳飾り。

ピアスでもイヤリングでも、女性の装いをパッと華やかにしてくれる

とっておきのアイテムといえますよね。

小さいからこそ、失くさないように気をつける。

小さいからこそ、長く美しく愛用するための工夫をする。

そうすることで、愛着がぐっと増していくように感じるから不思議です。

 

投稿者: 斎藤 日時: 2016年06月30日 15:00 | permalink

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