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【スニーカーレビュー】

決め手は『バネ』。機能性で選ぶキャンバススニーカーのSpring Court。

 

スニーカー好きなら、一足はキャンバススニーカーを持っている方も多いのではないでしょうか。足を優しく支えるキャンバス地の柔らかさ、そして何より、どんなスタイルにも自然に馴染むデザイン。

 

そんな優秀なキャンバススニーカーですが、あと一つわがままが言えたら、と思うことに「クッション性」があります。本来、クッション性を求めるならスポーツシューズを選ぶもの。ですが、私たちが本当に欲しいのは、おしゃれしてたくさん歩く日も、立ち仕事が多い日も、どんなシーンでも快適に履けるキャンバススニーカーなのです。

 

そんな願いに応えるのが、フランス発のスニーカーブランド「Spring Court」です。今回は、4つの異なる素材で展開するG2シリーズを履き比べ、長く付き合える靴選びのポイントをご紹介していきます。

 

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レビューの見どころ

 4種類の違いと特徴
 実際の着用感
 スタッフによるサイズ感レビュー
 素材別のお手入れ方法

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◆ まず、Spring Courtとは?

 

 

フランス生まれのSpring Courtは、キャンバススニーカーの中でも、ちょっと特別で快適な1足を選びたい方におすすめしたいブランドです。履く人を選ばないシンプルさと、色違いで揃えたくなる色、素材展開が魅力。もちろん、その良さは見た目だけではありません。

 

G2シリーズは、もともと1936年にテニスシューズとして誕生したアイコニックモデルで、履き心地へのこだわりは傑出しています。テニス選手が「スプリングの効いた靴で、コートをぴょんぴょん飛ぶようだ!」と言って話題になったことから、ブランド名も「Spring Court」と名付けられたのだとか。

 

そして実は、ビートルズが横断歩道を渡る、かの有名なアルバム「アビーロード」のジャケットで、ジョンレノンが履いていたスニーカーでもあります。ジョンレノンはSpring CourtのG2シリーズを溺愛していたことで知られ、自身の結婚式でもオノヨーコとお揃いで履いていたのも有名です。

 

 

◆いざ、お試し。Spring Courtの 3つの機能。

 

そんなSpring Courtの履き心地をご紹介していくということで、早速箱を開封していきましょう。

 

 

まず印象的なのは、アウトソールに並ぶ4つの穴。これが「通気性の良さ」に繋がる特許取得仕様です。インソールを出してみると、溝のような特徴的な形になっています。

 

 

 

ソールに開いた小さな通気穴から外気が取り込まれ、この溝を通って通気してくれるという仕組みです。さらには、この上に被せるように敷かれる中敷が、消臭効果・殺菌作用の高いミントの香りになっているという徹底したニオイ対策も。長時間履く際の不快感を軽減する、一つ目の機能です。

 

二つめの機能は、キュッと地面を捉える「アウトソール」。

 

 

フラットで安定感のあるソールですが、原型であるテニスシューズをしっかりと感じさせるグリップ力です。吸い付くようにグリップするので、車の運転にも最適でした。キャンバススニーカーの中には滑りやすいものもある中で、機能をしっかり保つのがSpring Courtだからこその魅力でもあります。

 

そして三つ目の機能として見逃せないのは、クッション性の高さ。

 

 

足の凹凸に沿う形状のインソールのおかげでしょうか。実際に履いてみると、足裏ににバネが効くような弾力性を感じ、手に持ったときよりも軽く感じられます。特に足を抜くときには、ぐっと押し出されるような感覚があり、着地する踵は支えられるような程よいクッション性を感じます。

 

 

ソールの硬さは中くらいの硬すぎず柔らかすぎずで、バランスのいい反発性がありました。土踏まずにしっかりフィットするインソールの履き心地がとても気持ちいいです。

 

 

◆4つの素材を比較してみました。

 

履いているうちに走り出してしまいそうなほど、柔らかな履き心地とクッション性がクセになるSpring Court。G2シリーズは、生地を豊富に4種類ご用意しています。それぞれどんな違いがあるのか、実際に並べて比べてみました。

 

HEAVY TWILL(2色)  / WASHED OUT(4色) / HEAVY CANVAS(1色) / SUEDE VULCA(2色)

 

【HEAVY TWILL】


ピンとハリのあるコットン生地。斜めの縞模様とクラシックな綾織が特徴です。ベーシックながらも痛みを感じにくい柔らかな履き心地で、これから自分だけの靴に履き慣らしていく楽しみもある素材です。

 

【WASHED OUT】


上のHEAVY TWILLに「ウォッシュド加工」が施された素材。人と被りにくいニュアンスカラーをご用意しています。洗いがかけられているため、生地に柔らかさがあり、履き始めから足に馴染みます。HEAVY TWILLとWASHED OUTの履き心地はほとんど同じで、どちらもコットンスニーカーならではの軽やかな履き心地です。

 

【HEAVY CANVAS】

厚手で丈夫なハリのあるキャンバス生地。4種の中でも少し特殊でアウトソールはナチュラルカラー、インソールも軽量な作りになっています。生地は手で触ると固く思えるものの履いてみると不思議と足に馴染み、4種の中で最も履き心地が軽くなっていました。より軽さを求める方におすすめの素材です。

 

 

【SUEDE VULCA】


スエードレザー生地。しなやかで軽く、滑らかな質感の革なので、レザーシューズ特有の硬さは感じられません。レザーの内側はコットン素材になっており、コットンスニーカーを履くのと同じくらい気軽な気持ちで選べます。綺麗めにも履ける万能性があり、トリコロールのシューレースからフランスらしさも感じられる一足です。

 

 

 

◆スタッフのサイズの選び方

 

「どのサイズを選べばいいんだろう...」
オンラインで靴を購入する時、誰もが一度は悩んだことがあるはず。ブランドによって微妙に異なるサイズ感、普段履きの靴との比較、足の形状による個人差と、ぴったりのサイズを見つけるのは思った以上に難しいものです。サイズ選びの参考に、足のサイズが違う4人に履き比べてもらいました。

 

 

 

 

 

 

汚れ対策の方法

 

最後に、Spring Courtをずっと長くご愛用いただくための、お手入れ方法をご紹介します。

 

【履きはじめに】
防水スプレーをかけると、ある程度の汚れも防ぐことができます。
初めてかける際は、目立たない場所から徐々にお試しください。

 

 

【コットン生地が汚れたら】
①乾いた柔らかめのブラシで靴のほこりや汚れを落とします。
②石鹸を薄めに溶かした水で靴全体を優しくこすります。

※固いブラシは使用せず、柔らかいブラシを使うのがコツです。特に汚れが気になる部分は念入りにこすってください。
③よくすすぎ、風通しの良い日陰で乾燥させてください。
④乾燥後に、改めて防水スプレーをかけてあげるのもおすすめです。

 

【スエードが汚れたら】
乾いた柔らかめのブラシと、消しゴムタイプの専用クリーナーでほこりや汚れを取り除いてください。
※クリームを塗ってしまうと、起毛部分が寝てしまい、風合いがなくなってしまいますので、ご使用はご遠慮ください。

 

【アウトソールが汚れたら】
軽い汚れなら、文房具の白い消しゴムで汚れが落ちる場合があります。
それでも落ちなければ、ブラシに石鹸を溶かした水をつけて優しく擦り、その後よくすすいでください。

 

【インソールが汚れたら】
優しく手洗いし、よく乾かしてください。

 

 

◆まとめ:Spring Courtを履いてみて

 


機能性というとスポーツシューズを連想しがちでしたが、Spring Courtを履いてみて、カジュアルなキャンバススニーカーでありながら確かな機能性を備えた一足だということが改めてわかりました。デイリーユースからお出かけまで、シーンを選ばず活躍してくれるSpring Court。ムレにくい「通気性」に、足に優しい「バネ」のある履き心地が、毎日選びたくなる理由です。

 

 

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投稿者: 福井 日時: 2025年02月22日 10:14 | permalink

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