手元を装う季節に、腕時計×ブレスレットで魅せる

 

 

ノースリーブや半袖など、手元が涼しげな服装が増える夏。

仕事でも遊びでも、手元に何か付けていないと寂しい印象に

なりがちですが、この夏は腕時計をアクセサリー感覚で身に着けてみませんか。

シンプルな服装に、手元には腕時計とブレスレットを

組み合わせて魅せると旬なスタイルの出来上がりです。 

 

 

「腕時計×ブレスレット」組み合わせのポイントは

色や素材、イメージを合わせること。

例えば時計のフレームやベルトがゴールドであれば、

ブレスレットもゴールドを合わせる。

時計のフェイスがホワイトであれば、

ホワイトが入ったブレスレットを取り入れてみる。

そうすると身に付けた時の印象がガチャガチャしませんよ。

 

また、腕時計とブレスレットを付けた時のバランスも大事です。

大振りな時計には華奢なブレスレットを合わせると

ゴツゴツした印象になりませんし、

逆に華奢な腕時計に細身のブレスレットを合わせると

スマートな印象になりますね。

服装とのバランスも見て、組み合わせを考えるのも

楽しいものです。 

 

 

 

腕時計：はなもっこ　こないろ　水晶　レディース

ブレスレット：FALBE　クロッシェブレスレット ダイアモンド オフホワイト

 

腕時計とブレスレットのホワイト・ゴールドを合わせ、

色合いで統一感を出した組み合わせです。

小ぶりなフェイスの腕時計ですが、ベルトが二重で程よい

ボリュームも出ています。

 

日本画を描く際に用いられる「岩絵の具」を文字盤に

あしらった腕時計、はなもっこ。

石川県金沢市で生まれるこの時計は、1点ずつ、手漉き和紙の

文字盤に色付けするところから職人の手で組み立てられています。

天然の水晶を砕いて作った岩絵具を使用した、こちらのカラー。

水晶の文字盤に紺色の革ベルトを合わせたオーセンティックな組み合わせです。 

 

ブレスレットはFALBE（ファルビー）という、ビーズアクセサリーブランド。

日本製の、直径1.5mmの光を通して輝く「シードビーズ」と呼ばれる

種（シード）のように小さなガラス製のビーズを用いて作られています。

粒が揃った美しいビーズ約1000粒を、かぎ針で編みこんだ

ブレスレットで、ビーズと聞いて連想しがちな子供っぽさは全くなく、

まさに大人のための逸品です。 

 

 

 

腕時計：FHB　CLASSIC F907SV-BE

ブレスレット：ARATA　JPA1593

 

ビジネスライクな組み合わせをイメージしたこちらは、

どんな服装にもTPOにも問題なく溶け込んでくれそうな、

ベージュ・ホワイト系でまとめました。

クラシカルな雰囲気がありながらも、視認性が高く

使いやすい時計と、一粒のコットンパールで控えめなアクセサリー。

 

FHBの腕時計は、60年代に製造予定だったデザインを、

時を経て80年代に展開した本当のヴィンテージデザイン。

ダイヤモンドカットの美しい、まさに「ヴィンテージ顏」のケースが魅力。

真鍮製で使ううちに風合いが増していきますが、

表面の耐久性を高めるための加工も施してあります。

文字盤には中心部から放射状に筋目が広がり、反射光が美しくきらめく

「サンレイタイプ」を採用し、華やかな輝きを感じさせます。

 

ARATA（アラタ）のブレスレットは、白の和紙ボールに白に近い

シルバーの銀箔がまだらに付いているのが特徴です。 

白の箔ボールが儚げに一粒、ゴールドチェーンのつぶつぶが

女性らしいブレスレットは、パールのような華やかさを出しつつ、

温かみを感じるのは、他にはない和紙に箔を組み合わせたからこそ。

和紙なので非常に軽く、付けていることも感じさせないアクセサリー。 

 

 

腕時計：かさね　吉野(よしの)

ブレスレット：ブレスレット　フタツアミ

 

よりかわいらしい組み合わせ。

ホワイトのベルトと、ブレスレットのガラスが

儚げな雰囲気になり、ピュアなイメージです。

金具のゴールドを合わせて、統一感を出しています。 

 

「かさね」シリーズは、平安時代の装束の袖口などに見られる

「かさねの色目」をもとに生まれ、色の遊びを文字盤で表現しています。

昔の人々は表地と裏地の色が異なる衣を身につけ、

季節に合わせてその配色を楽しんだのでした。

はなもっこの「かさね」にも、

そんな古くからの色を楽しむ日本の心が残されているようです。

吉野(よしの)の色は吉野の地に咲く花のように、淡いピンクの彩りが施されています。 

 

ガラスメーカーの老舗、HARIOが手掛ける

ガラスアクセサリーブランド、HARIO Lampwork Factory。

ガラスの２つの線が二つ編みになり、

ナチュラルな印象のブレスレット　フタツアミ。

線が繋がり重なって見えるデザインは、

熱で溶かして造形するガラスならではの曲線美を楽しむことが出来ます。

まるで飴細工のように生み出されるブレスレットの製作は、

まさに時間との勝負。作り手の繊細な手仕事を感じさせる一品です。 

 

腕時計：ALBA リキ腕時計 AKQK426 ブラウン

ブレスレット：ブレスレット B01

 

金具の色が異なっていても、ブラウンのレザーで合わせて。

レザーになると一気に大人らしくなりますね。

フェイスもベルトも細めなので、色合いだけでなく

シルエットも女性らしく仕上がります。 

 

腕時計は、日本を代表するプロダクトデザイナーの渡辺力デザイン。

代表作の「小さな壁時計」のダイヤルや形のイメージを

ベースに作られたモデルです。

厚みのあるステンレス製のケースと、使えば使うほど

味が出る牛革のベルトとの組み合わせが上品な印象。

文字盤と一体になった立体的なインデックスが特徴で、

浮き彫りになったような美しい陰影を作り出しています。

 

レザーにピューター（錫）の装飾を施したブレスレットは、

北欧サーミ族の人々に16世紀頃という古くから

受け継がれている伝統的なクラフト作品です。

異素材の組み合わせが目を引くデザインですが、

使用している素材全てが経年変化を楽しめる

ものであることもポイントです。

トナカイの革はよりしっとり、柔らかに、

ピューターの刺繍はゆったりとしたフォルムに、

留め具に使用されているトナカイの角も艶を増していき、

自分だけの逸品に変化していくのです。 

 

 

腕時計：ウォッチ BNH0032 Mesh BK

ブレスレット：バングル(28)

 

腕時計もバングルも太めをチョイスし、

存在感のある組み合わせにしました。

単体ではフォーマルな雰囲気がありますが、

組み合わせてボリュームを出すと

カジュアルにも使えるのが魅力です。 

 

BRAUN(ブラウン)の腕時計は、視認性が良くシンプル。

ブランドのデザインコンセプトである

「Less, but better（より良いデザインは、より少ないデザインである）」が

良く表れている腕時計です。

ブラックのメッシュベルトがメンズライクな印象で、

例えば白いTシャツの腕元にもかっこよく決まります。 

 

合わせたバングルは、KISSO（キッソオ）のものです。

セルロースアセテートと呼ばれる、植物由来の樹脂を原料としていて、

メガネのフレームに広く使われています。

植物繊維なので植物繊維なので肌に優しくアレルギーも少なく、

肌に直接付けても温かみがあるのが嬉しいですね。

黒地に、白いペンキで刷毛塗りしたかのようなこちらは

見る角度によって色味の印象が変わる素敵なデザイン。

一つでも存在感があるので、ファッションのアクセントにおすすめです。 

 

 

腕時計：MONDAINE　エヴォ ホワイト 35mm ホワイトダイアル ホワイトレザーストラップ

ブレスレット：STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW9

 

大きめの腕時計に存在感のあるバングルを合わせる場合、

左右の腕に分けて付けると、視覚的な重たさも物理的な重たさも

分散されます。カジュアルな印象になりますので、

オフの日に試してみてください。

腕時計のシルバーのフレームに合わせ、バングルもシルバーをチョイス。

付ける腕を分けても、シルバーで統一感が出てバラバラな印象にはなりません。

 

MONDAINE（モンディーン）は、腕時計のスイス国鉄駅でいまも

使用されている時計のコンセプトを忠実に再現した腕時計を展開しています。

その視認性の高さとシンプルで完成されたデザインが特徴で、

オンにもオフにも活躍してくれます。

白と黒。そして赤という3色が絶妙にマッチした時計は、

装飾ではなく、造形で魅せる、という

まさに完全無欠のデザインといった印象。 

 

FIRST AMERICAN TRADERS （ファーストアメリカントレーダーズ ）の

バングルは、シルバーならではの光沢や質感を楽しめる

ジュエリーです。程よい太さのフレームにシンプルなラインと

中央の装飾で表現されたデザイン。

彩色はされていない中にも細やかなライン装飾で存在感が出ます。 

 

 

時計もブレスレットも、長く愛用するためには

それぞれ素材別に特徴や気にすべき点が異なります。

基本的には、「使い終わったら布で拭く」、

「連続で使用せず、休ませる日を設ける」ことで

一つ一つの寿命が長くなります。

 

◼︎レザーベルトのケア

レザーベルトの場合、汗ジミの原因となりますので

使用後は乾いた布で全体を拭き、通気性の良い場所で乾かします。

レザーは特に湿気を嫌うので、ベルトを休ませることが大事です。

 

◼︎ステンレスベルトのケア

ステンレスベルトは、さびやかぶれの原因になりますので、

レザーベルト同様に柔らかい布などで汗や水分をふき取るだけで、

時計の裏ぶた、バンド、およびパッキンの寿命が違ってきます。

バンドの隙間の汚れは、定期的に歯ブラシや綿棒などで

取り除いてください。

 

◼︎りゅうずのケア

りゅうずのさびつきを防ぐために、定期的にりゅうずを

空回ししてください。

 

 

◼︎保管場所の注意点

時計は精密機器ですので、保管場所にも注意が必要です。

・高温多湿NG

直射日光があたる場所、車のダッシュボードの上などに

長時間置いておくことは避けてください。

 

・AV機器の側はNG

AV機器など、磁器が発生する場所のそばで保管することも

避けてください。内部のムーブメントが磁器を帯びてしまい

異常の原因となります。 

 

 

◼︎シルバー

シルバーは、使用せずにいると黒ずんでしまうことが

あります。空気中に硫黄の蒸気などがあった場合に

その成分に反応して、硫化という化合物を作り、

それが黒ずみの原因です。

シルバーのメンテナンスは、こまめに磨くことが一番です。

柔らかいクロス、またはシルバー用のポリッシュや

クリーニングクロスを使ってください。

 

◼︎和紙（ARATA）

特殊な加工を施しているため水に濡れても大丈夫ですが、

長くお使い頂くためにも、入浴や長時間水や汗に

濡れる状態でのご使用はお避けください。

濡れてしまった場合は、柔らかい布で優しく拭いてください。

 

◼︎ビーズ（FALBE）

ガラス製のビーズを使用しているため、強い衝撃を

受けると割れる可能性がありますのでご注意ください。

水に濡れた場合はすぐ乾いた布で丁寧に拭いて乾かしてください。

濡れた場合、一部のビーズ・金具は色剥や変色の可能性がございます。