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美味しいを運ぶ、お弁当箱選び

 

彩り豊かなおかずに、ふかふかの白いご飯。自分のために、はたまたいつも仕事を頑張るあの人のために、勉強を頑張るお子さんのために。お弁当箱はいつも美味しさと愛情が詰まっています。

 

今回はそんな「お弁当箱」の魅力と選び方についてのご紹介。ひとつ持っていると、長く長く使えるお弁当箱を集めました。

 

 

 

お弁当箱、どう選ぶ?

 

毎日のランチタイム、気になるのは隣の人のお弁当。職場や学校で毎日お弁当の方なら、一年で200食以上はお弁当を食べている計算になります。週末に作り置きしたお惣菜を詰めるだけでも、前日の夕食の残りを詰めるだけでも、自分らしい素敵なお弁当箱に入っていたら、それはもうきらきらと輝いて見えるものです。

 

お気に入りのお弁当箱をもうお持ちの方も、今までお弁当箱についてあまり気にしていなかった方も、特別な気分になれるお弁当箱を一緒に探してみませんか。

 

 

 

まずは、素材を知る。

 

 

お弁当箱には様々な素材が使われています。ZUTTOでもたくさんのお弁当箱を扱っていますが、代表的なのは以下の4つ。

木・竹、ステンレス、プラスチック

詳しく見ていきましょう。

 

・木・竹

伝統的でクラシックな雰囲気を漂わせる天然素材のお弁当箱。

木や竹で作られたお弁当箱は木が呼吸をしているために通気性が良く、お弁当箱の内部の湿度を適度に保ってくれます。

そのため、ご飯の余分な水気を吸ってくれ、べたつかない、ふっくらしっとりしたご飯になります。木の香りを存分に楽しめるのも魅力ですね。

 

但し、デメリットとしては電子レンジにかけられないこと。おひつとして使えるほど、冷めたご飯も美味しくしてくれる木のお弁当箱ですが、お弁当を温めたい方には向いていません。また、無塗装の白木のお弁当箱だと、中性洗剤で洗うことができませんし、しっかりと乾かす必要もあるので、ちょっぴり手間がかかることも。

 

・ステンレス

stainless=錆びない という意味のステンレス。包丁や鍋にも用いられているステンレスだからこそ、耐久性の高さと丈夫さが魅力です。ステンレスは汚れも落としやすく、清潔に洗いやすいのも嬉しいですね。酢や油物にも強いので、おかずを選ばない点、ニオイや色も付きにくいのも優秀です。

 

食洗機の使用は可能ですが、電子レンジの使用はできません。たわしや研磨剤を使うと表面に傷ができてしまい、使用に支障をきたすことも。

 

・プラスチック

プラスチックの最大の利点は電子レンジに対応しているものが多いことではないでしょうか。軽量で持ち運び易いこと、色や形が豊富なことが挙げられます。手頃に揃えやすいのも魅力ですね。

ただし、匂いや色が付きやすく、一旦傷が付いてしまうと変色や割れの可能性もあります。金属たわしや研磨剤は使えません。

 

 

 

自分に合った、大きさ・カタチ

 

・最適な容量は?

おおよその目安として以下が基準となります。

子ども:350ml

女性:500ml

男性:650〜1000ml

 

おかずをたっぷり入れる方には一回り大きなものもおすすめ。特に曲げわっぱなどは具材をぎゅうぎゅうに詰めるため、選ぶ容量がお弁当の見た目に関わってきます。しっかり悩みたいですね。

 

・使いやすい形は?

お弁当箱と聞くと、長方形のものをイメージする方が多いかもしれません。ZUTTOでは主に【角形】【丸型】【小判型】をご用意。

 

【角形】

定番長方形のお弁当箱は、白飯を端にぎゅっと詰めて、おかずを並べていく、そんな慣れ親しんだ工程を楽しませてくれる形です。焼き魚や肉などの大ぶりなおかずも詰めやすいのは横長な長方形ならではかもしれません。

 

【丸型】

可愛らしい見た目だけではなく、実はとても使いやすいのが丸型のお弁当箱。円形におかずを詰めていくので、四角形の隙間におかずを詰めていくよりも比較的彩りに気を使うことがないのです。また、ビビンバなどの丼ものにも大活躍すること間違いありませんね。

 

【小判型】

意外に使いやすいのが小判型のお弁当箱。曲げわっぱなどに多い形です。角がないので、汚れも落としやすいです。

 

 

 

長く愛用したい、相棒探しへ

 

 

こんなお弁当箱が良いかな?と目安がついたところで、実際のお弁当箱を見ていきましょう。

 

・あすなろの香り漂うお弁当箱:輪島キリモト

※浅型タイプ

 

こちらは美しい木のお弁当箱。能登地域に植えられる石川県独特の樹種、「アスナロ」を使用しています。細長くて普段使いのバッグにもすっきり収まるサイズです。

 

サイズは【浅型】【深型】の二種類をご用意。容量は、下の通りです。

浅型:350ml

深型:500ml

 

※上段は浅型、下段は深型

 

このお弁当箱は上に何段でも重ねられるようになっていますので、入れたい量に合わせて選んでくださいね。

 

木のお弁当箱は、お手入れが大変なイメージがありますが、このお弁当箱には【ガラス塗装】が施されていますので、毎日使いにも最適です。このガラス塗装とは、常温で液体状のガラス塗料を用いた仕上げのこと。白木の風合いを残したまま、汚れが付きにくく、劣化防止の効果もあります。他の食器と同じように、中性洗剤で洗って、よく乾かしていただくだけで大丈夫なのです。

 

お弁当箱としてだけでなく、こんな風にお酒の肴を入れると、料亭のような佇まいにうっとりしてしまいますね。

 

素材:あすなろ(ガラス塗装仕上げ)

形:角形

※電子レンジは使用できません。

 

 

・憧れの曲げわっぱ:大館工芸社

小判型の、わっぱ弁当。お料理がお好きな方なら、一度は憧れるのではないでしょうか。どこか懐かしさを覚える見た目ながらも、モダンに使える伝統工芸品です。

 

大館工芸社のお弁当箱は、樹齢150~200年の天然秋田杉を用いて作られており、とても軽く、耐久性も抜群です。秋田杉が呼吸するように、お弁当内の湿度を保ってくれますので、曲げわっぱに詰められたご飯は格段の美味しさになるのです。その美味しさは、「温めた他のお弁当箱のご飯より、冷たいわっぱのご飯が良い!」という人もいるほど。

 

この曲げわっぱのお弁当箱はウレタン塗装をしているので、洗剤で洗って、よく乾かすように使ってください。白木のお弁当箱だと、乾燥に時間がかかり、毎日使えないこともありますが、このお弁当箱なら毎日使えて、便利ですね。

使い始めは秋田杉の独特の香りが漂いますが、使っていくうちに落ち着いてきます。ZUTTOスタッフでも愛用者の多い、人気のお弁当箱です。

 

取扱いは、以下の通り。

小判弁当 小:500ml・・・女性におすすめ

小判弁当 中:650ml・・・男性におすすめ

はんごう弁当:820ml・・・ご飯とおかずを分けたい方、多く詰めたい方におすすめ

 

素材:秋田杉(ウレタン塗装仕上げ)

形:小判型

※電子レンジの使用はできません。

 

 

・ステンレスの機能美:工房アイザワ

こちらはつや消しステンレスと、削ぎ落とされたデザインの美しさが目を引く、工房アイザワのお弁当箱。

 

素材には、18-8ステンレス(ニッケルを含む)を使用しているので、特別なお手入れの必要はなく、錆びにくく、丈夫であることが特徴です。ランチボックスの隅々までの丁寧な加工を大切にしていて、シンプルな形ながらも、その美しさを堪能できる品物です。

 

老若男女問わずお使い頂けるデザインで、パッキンも付いていますので、ぱちっと蓋を閉じれば、汁気の多いお料理だってこぼれにくいですよ。

 

角型ランチボックスなら小、中、大と3サイズあるので、お子さんや旦那さん、自分使いと家族みんなでサイズ違いで使いたくなります。

 

形も様々。

角型ランチボックス 小:360ml・・・お子さんにおすすめ

角型ランチボックス 中:670ml・・・女性や男性におすすめ

角型ランチボックス 大:1000ml・・・たくさん入れたい方におすすめ

 

角長ランチボックス スリム 2段:350ml×2・・・カバンの中で倒れないスリムさ

角型ランチボックス 小 2段:360ml×2・・・カレーなども持ち運べます

丸型ランチボックス 2段:400ml×2・・・詰めやすい丸型

 

素材:ステンレス

形:角形・丸型

※電子レンジの使用はできませんが、保温庫の使用は可能です。

 

・軽くて美しい、竹の弁当箱:公長齋小菅

次にご紹介するのは、竹でできたお弁当箱。京都の老舗、公長齋小菅で作られています。

 

燻した竹の板を無数に積み重ねた「積層材」を使用しており、独特な風合い。

角型ですので、おにぎりやお稲荷、サンドイッチなどを入れても良いですね。竹の表面にはウレタン塗装が施されているので、油などが浸み込みにくくお手入れも簡単。重量も1段が約181gと軽量で、竹のことを知り尽くした公長齋小菅だからこその計算し尽くされたシンプルでお洒落なお弁当箱なのです。

 

お弁当箱としてだけでなく、お裁縫箱などとして、よく使う針・糸・糸切りばさみなどを入れておくのも良いですね。

お重として食卓に並べても素敵です。

 

お手入れは、木のお弁当箱と同じように、よく洗って乾かしてくださいね。

 

種類は一段弁当・二段弁当をご用意。

一段弁当箱:450ml・・・女性や小物入れに

二段弁当箱:900ml・・・たくさん入れたい方に

 

素材:竹集成材 (ポリウレタン樹脂塗料)

形:角形

※電子レンジは使えません。

 

・スープを持ち歩く保温ジャー:STANLEY

こちらは番外編。スープやお味噌汁を持ち運びたい方には、STANLEYの保温ジャーがぴったりです。どこか無骨で、機能性に優れたフードジャーは、男性にも人気です。約500gと、少々重量があるので、アウトドアに持ち運ぶのも良いですね。

 

様々なお弁当箱を紹介してきましたが、お気に入りの一品は見つかりましたでしょうか。きっと、美味しいランチタイムを演出してくれますよ。

 

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投稿者: 村上 日時: 2017年08月26日 12:00 | permalink

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