支払いはクレジットカードや電子マネーでほとんど済ませる、
という方でも現金を全く使わないというのは難しいものです。
カードが使えないお店はまだまだありますし、
電子マネーのチャージが切れていた、という不測の事態もありえます。
必要最低限の紙幣とコインは持っておく、という方が多いのではないでしょうか。
そんな、「カード主流、現金少々」派の方におすすめなのが
カードケースとコインケースを使い分けること。
大きなお財布は持たず、コンパクトで各機能に特化した
ケースを活用すれば、身軽なお出かけが叶います。
また、いつもではなくても小さめのバッグで出かける時、
パーティーバッグや冠婚葬祭などのフォーマルバッグにも収まる
小さめのお財布が必要な場面は多々あるものです。
やはりきちんとしたお財布は持っておきたい方でも、
その時々に合わせた持ち物を厳選する時、コンパクトな
お財布を準備しておくのが良いですね。
口がガバッと開いて、中身がよく見える。
そんな、コインの収納を主とした、まさに王道の「コインケース」。
また、名刺入れだけに留まらない、クレジットカードや
日々使う交通系ICカード類もまとめるカードケース。
そんな、1つの機能に特化したコインケースとカードケースとの
組み合わせを考えるのも楽しいものです。
■ビジネスにも似合う、レザーの組み合わせ
カードケース:マチがないので薄く、すっきりと持てるタイプ。
コインケース:硬い革でふにゃふにゃせず、取り出しやすい。
ブラウン系のレザーで合わせたカードケースとコインケースの組み合わせです。
かっちりとしたイメージで、ビジネスでも違和感なくお使い頂けます。
マチがなく、すっきりと薄いカードケースは脇の赤いステッチが効いています。
三角形のフラップが、よくあるカードケースとは異なり、
フラップを開けた時の内生地は、鮮やかな発色の色を使用しながらも、
フランスらしい配色でまとめ上品かつデザイン性に優れたカードケースです。
中にはクレジットカード類5枚ほどを収納出来、
背面のポケットには交通系ICカードを入れることが出来ます。
支払いはカード派の方でも、カードをそのままポケットに入れるのは
失くしてしまう恐れがありますし、こうしたマチのないコンパクトな
カードケースに入れると、安心とすっきりの両立が可能です。
コインケースはイタリアのブランド、Il Bussetto(イル・ブセット)。
その特徴はなんと言ってもそのまあるいフォルムです。
ころん、とかわいらしく手にすっぽり収まるサイズ感ですが、
ケースの丸みのおかげで思った以上にコインが入ります。
使う時は蓋の内側にコインを滑らせると中身が一目瞭然。
必要なコインをスッと渡すことが出来ます。
革本来の持つ自然な風合いを損なわないよう、革表面(銀面)には
必要以上のコーティングを施していません。
そのため使うほどに手の油により自然なエイジングが進み、
艶が増し色が深くなっていきます。
■素材も色もはずして楽しむ
カードケース:カードの収納力◎な、2つ折りタイプ
コインケース;がま口タイプで、中身が見やすい優れもの
藍色と織柄が美しい、丸川商店のがま口。
ころんとした形、斜めに付いた口金が可愛らしい、
丸川商店オリジナルのがま口です。
口金の「パチッ」という小気味良い音と共に、
ワンタッチで簡単に開閉が出来るがま口は、
使い勝手が良いのも魅力の一つ。
コインを入れてふっくらとした姿が、何とも愛らしく感じます。
松阪もめんを生地に使用し、丁寧に織り上げ、
日本の伝統美をモダンな雰囲気に仕上げています。
懐かしさを感じると同時に、現代にも合ったデザインです。
使うほどに藍染めの色合い・風合いが変化していく様子も楽しめますよ。
6つのポケットが付いている
SONNENLEDER(ゾネンレダー)のカードケース。
縦横異なった向きで入れることが出来る仕様で、
クレジットカード、定期、カードキーなど、用途別に分けて収納出来ます。
また、開いて左側のポケットは右側に比べ大きめなので、
チケットなどを収納することも出来、
よりマルチに使えるカードケースです。
こうした、ポケットが複数あるカードケースは
クレジットカード以外にも名刺を入れておける利点があります。
カードケースとは別に名刺入れを持っていたとしても、
取引先へ出かける時にうっかり忘れてしまった!という経験はないでしょうか。
そんな時に慌てないためにも、カードケースにも数枚名刺を
忍ばせておけば、その時はこのカードケースを名刺入れとして
スムーズに挨拶を進めることが出来ます。
お財布に入れておいたとしても、実際に名刺交換をする時に
お財布から取り出す訳にはいきませんからね。
■カジュアルと、フォーマルと
カードケース:マグネット式ですっきりした見た目。
コインケース;ステッチの効いたカジュアル派。
革表面のボコボコとしたボラが良い味を出しているCI-VA(チーバ)のコインケース。
革を揉む加工により柔らかさと軽さを実現しています。
ヌメ革なので、経年変化による色や艶の変化を感じやすく、
「育てていく革」にぴったりです。
しっかりとした厚みのある革なので、コインを沢山入れても
型くずれしにくいのが嬉しい点ですね。
デザインのポイントにもなっている大きめのハンドステッチは
硬くて厚いハンティング用品を扱っていたCI-VAの職人だから為せる技。
カジュアルな印象を作り、気取らずに持てるコインケースです。
日本の名刺入れのデザインにインスパイアされた、
bellroy(ベルロイ)のカードホルダー。
マグネット式開閉の二つ折りのカードケースで、
かばんの中でパカパカ開いて中身が飛び出てしまう心配もありません。
シンプルな外観ですが開いたときに見える内側には外側とは
別色のレザーを使用しており、これが程よいアクセントになっています。
クレジットカード類であれば8枚、名刺は20枚ほど収納可能です。
片側にはクレジットカードと交通系ICカードを、
もう一方には折ったお札を入れておけばスマートですね。
ポケットの両端に少し切り欠きがあり、これがスムーズな出し入れを助けています。
こうした細かい使いやすさを追求するのはさすがです。
ZUTTOオリジナルのコインケースは、まさにクレジットカードを
中心に支払いを済ませる方向けのアイテムです。
こちらも、大きく開き上からコインが見やすいタイプのコインケース。
その裏側に、カード類を収められるポケットを付けました。
クレジットカード1枚と交通系ICカード1枚の合計2枚を収納することが
出来るので、普段の生活はもうこれ1つで十分、という方も。
こだわりは、そのサイズ感。カード類が入るギリギリのサイズまで
小さくし、コンパクトさを重視しています。
ポケットにも入りますし、大半のバッグの内ポケットにも入る大きさを目指しました。
選んだ革はTEMPESTI(テンペスティ)社のELBAMATTという種類の革。
この革を選んだのは、他の革に比べて特に経年変化を感じられる革だということ。
革好きの方は特にそうかと思いますが、変化していく様子を見ていると、
更に大切に愛着を持って使いたくなりますよね。
最初は革と同色のステッチも革の色が濃くなるにつれてアクセントになっていきます。
金具も使うほどに落ち着いたゴールドになっていき、
革とともに落ち着いた雰囲気になっていきますよ。
このように、長年使ったあとにどのように見えるか?ということも考えて作りました。
Il Bussetto(イル・ブセット)のL字型ジップ財布はカジュアルにも
ビジネスにも対応してくれる自然な光沢の財布。
コンパクトでありながら、小銭、お札、カードが収納出来る賢い財布です。
外側にはカード入れが2つあり、ジップを開ける事なく
楽にカード類を取り出せます。
滑らかなジップを開くと、仕切りとなっている革のポケットにコインを入れたり、
お札を半分におってコンパクトに入れたり、
仕切りの左右を使い分けてお札や領収書入れにする事も可能で、
まさにミニ財布と言える収納力です。
L字型ジップ財布に使用されているのは上質なイタリアンレザー。
その加工にもイタリア伝統のナチュラルな方法を用い、
タンニン・染料・糊の全てに天然素材を使用するのがこだわりです。
革を木型でのばした後に張り合わせることにより、自然に手になじむ上に
何回もの開閉にも耐えられるしっかりした作りとなっています。
日々持ち歩くカードケース・コインケースなので、
気になるのはその汚れや型崩れ。
お気に入りとなったものを長く愛用するためにも、
お手入れ方法を押さえておきましょう。
■型崩れを防ぐには
・中身を詰め込み過ぎないこと。
特に革の場合は、徐々にその形状を覚えていくものなので、
常にパンパンの状態ではコインやカード類の端が革を押し、
一部だけが伸びてしまったりシワが出来てしまいます。
・定期的に休ませること。
おでかけをしない日、定期的に中身を全部出して
カードケース・コインケースを休ませる日を設けてください。
■革のお手入れ
・汚れが気になる場合
かばんやポケットの中で常に他のものにぶつかり
擦れるものなので、汚れが付いたり他のものからの色移りもありえます。
汚れが気になったら、革用のクリーナーで拭き取ってください。
・保湿で傷を予防、補修
革が乾燥しているとひび割れだけでなく傷もつきやすくなります。
1ヶ月に一度は革用の保湿(栄養)クリームを塗り、潤いを与えてください。
その時、均一に塗り込むためにも中身は全て出してから行うのがポイントです。
▼LEON FLAM(レオンフラム)
『旅』に対応出来るバッグ類をハンドメイドするフランスのブランドです。
丈夫な素材と他にはないデザイン、そして随所に赤を効かせた色使いが
ビジネスとカジュアルの境目を突いていて、オンにもオフにも使えるものが揃います。
▼Il Bussetto(イル・ブセット)
イタリアのトスカーナに古くから伝わる、縫い目のない革の加工技法を用いて、
マエストロと呼ばれるなめし革職人が一つ一つ丁寧にハンドメイドしています。
カラーバリエーションの多さも魅力のブランドです。
▼SONNENLEDER(ゾネンレダー)
1986年創業で、ドイツの伝統的のなめし方法を用いる革製品ブランド。
SONNENLEDER(ゾネンレダー)とは、「太陽皮革」という意味で、
温和で、純粋な草木の処理を表わしています。
▼丸川商店(まるかわしょうてん)
三重県松阪市の無形民俗文化財である伝統民芸品の
松阪もめんを使用した製品ブランドです。
丸川商店は、その素材と日本の道具のデザインと機能性を見つめ直し、
伝統的でありながら、現代のライフスタイルに活かせるようにと提案しています。
▼CI-VA(チーバ)
職人の手で湛然になめされ、革なのに柔らかく、且つ高い耐久性が特徴です。
革製品には化学化合物を含まない「植物タンニンなめし」加工が施され
パイピングやハンドステッチなどの高い技術を持ち、
高品質のハンドメイドアイテムを生み出しています。