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懐かしい、だけど新しい。ツルヤ商店の籐バスケット

 

「籐のかご」と聞くと少し懐かしさを
感じるかもしれません。
でも、ツルヤ商店のそれを見ると新しさも。
従来のものとのちょっとの違いで大きく違う印象を
受けるのは、無塗装の籐の表情が野暮ったさを消し、
スタイリッシュに見せてくれるから。

変えないことと、変えていくこと。
時代がもたらす暮らしの変化に応じて
新しいモノを提案していく、
そんな姿勢が生み出す「長く続く愛着」のお話。

 

 


籐は木材と比べると、軽くて扱いやすく、
曲げ加工がしやすいため、製品とした時に
柔らかなデザインになっています。 
「柔らかい」という表現に反して、
植物中最強とまで言われるほどの
強度を持ち(木材の4倍の耐荷重)、
籐製のかご、椅子、スツールなどは経年変化
しながら長い間暮らしに寄り添います。

籐バスケット角型(矢来)

籐が持つ柔らかさは、デザイン面でも特徴を持ち、
曲げ加工のしやすさから複雑な曲線も
表現することが可能なのだとか。
一つ一つ丁寧に手作りされる籐製品は、職人の手に
よってその美しい曲線が表現されているのです。
「曲げる」「巻く」「編む」すべての工程が
手作業であるために、人の温もりを感じることが
出来ます。

 


下写真の右側は新品、左側は1年使用されたバスケット。
1年使用したもののほうが、少し深い色に変化して
いるのが分かりますか?


籐の経年変化は、徐々に徐々に。
使い方次第では半永久的に愛用出来るのでその表情の
変化も楽しみたいですよね。
ツルヤ商店の無塗装の籐は、使いはじめこそツヤが
あまりなくマットでスタイリッシュな印象ですが、
使って触って光を浴びるうちに少しずつ
色が濃くなり、ツヤが出てきます。
その頃にはもう、愛着たっぷりの暮らしの道具に
なっているはずです。

 

こうして比べてみないと、毎日目にする愛用品の
変化には気付きにくいものですが、それがまた経年変化の
面白いところでもありますね。
昔の写真にちょっと写っていた姿を見つけて、
「そういえば、最初はこういう色だったな」と驚いた経験は
皆さんあるかと思います。
無塗装の表情が変化していく様も美しいですよ。

 

このカゴを見て「脱衣かご」を連想する方は多いと思います。
形こそ、昔から愛されてきたもので、旅館で見ることも
あるかもしれませんね。
でも現代の生活にも意外と馴染んでくれるのですよ。

やはり定番の使い方は、脱衣所に置いて
お風呂に入る際に洋服やタオルを入れておくこと。
ちょっぴりお風呂に入る気分が違いますね。

籐バスケット楕円(矢来)

 

洗濯機周辺に置き、汚れた洋服をポンと入れる。
口が広いので入れやすいのです。

籐バスケット角型(矢来)

 

 

よりナチュラルな雰囲気を楽しむには「籐バスケット丸型」がオススメ。
籐バスケットにはなかなか無いデザインで、洋室にも和室にも
似合います。

籐バスケット丸型

 

かごの側面には編まれていない、ツルの表情を
楽しむことが出来、底面は定番のカゴメ編みの美しい模様が。
口径の一部にはポイントとして、【T】字に編まれた箇所が
カジュアルさを醸し出しています。

籐バスケット丸型

洗濯物入れ

 

籐バスケット丸型

子どもやペットのおもちゃ入れ

 

籐バスケット丸型

マガジン収納

 

 

強く長持ちする素材と言っても、使い方ひとつで
消耗具合は全く変わってきます。
日常使いする上で気をつけるべき点を伺いました。

・直射日光の下での使用を避ける
日を浴びて色が変わっていくとはいえ、乾燥を
避けるためには光を直接あててはいけません。

・濡れた布では拭かない
ホコリはブラシや掃除機で取り除きます。
汚れがひどい場合は固く絞った雑巾で拭き、
その後乾拭きもしましょう。

・通気性の良い場所で使用する
湿度の高い場所には置かず、通風・換気の良い場所で。

・本来の使用用途以外の使用をしない

 

壊れたら、直す。
もちろん、ツルヤ商店ではメンテナンスも
受け付けています。
かご類で多い修理の依頼は、フチの巻きのほつれ、
底の編み部分の切れなのだそうです。
持ち方や、あまりに重いものを入れないように
気を付けたいですね。

また、ツルヤ商店がこれまで受けた修理依頼の
うち、最も長い使用年数は約40年の
籐製椅子なのだとか。
きっとそれだけの年数が経っていたらさぞ
深く美しいツヤの椅子だったのでしょうね。
刻まれた年数分、愛着へと変わったものを
修理してまた使い続けられるのは、持ち主に
してみれば本当に嬉しいに違いありません。

 

 

変わらず伝統を守ること、時代に応じて変化していくこと。
相反することですが、どちらかと言うとその時々の
暮らしに沿ったモノを生み出すブランドのほうが、
より長く続く愛着へと育っていくような気がします。

ツルヤ商店の籐バスケットは暮らしに取り入れやすく、
年齢やライフスタイルの変化にも左右されずに寄り添って
くれる、そんな道具です。
違和感がないこと、美しく変化すること、修理がきくこと。
長く使うための要素、とでも言うべきものが詰まっています。

 

 

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投稿者: 丸山 日時: 2015年07月25日 11:00 | permalink

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