品良く決めたい装いに欠かすことの出来ないヒール靴。すらりと脚を長く見せてくれる効果もあるヒール靴ですが、そのスタイルと反比例するのが履き心地や歩きやすさという点です。
ヒール靴を履いて長時間歩くと、足が前に詰まってつま先がジンジン痛くなる、夕方になると足がむくんで履きづらく、横幅がきつく感じる…といった経験をお持ちの方も多いのでは。痛いけれど、我慢して履く。ヒール靴はそういうものと考えていませんか。
レザーが作るシルエットの美しさといつの時代も廃れない定番デザインに定評のあるレザーシューズブランド、chausser(ショセ)より、そうした我慢ポイントを解消してくれるコンフォートラインのヒール靴が出来ました。
フィンランド語で「快適」や「心地良い」を意味する、MUKAVA(ムカヴァ)という名が付けられた、chausser(ショセ)のシューズライン。
chausser(ショセ)では履き心地に考慮したさまざまなレザーシューズが作られていますが、いずれも革底が基本のため、履き慣れない方だと慣れるまでに時間を要す場合も。そこで、より足裏に優しくフィットするよう考案されたのが、靴底にラバーを、インソールには牛革と低反発・抗菌防臭シートを張り合わせたものを使用することで、クッション性がありながらグリップ力もあるという、MUKAVAラインでした。
ラバーで出来た靴底により、革底に苦手意識がある方も履きやすく感じられるシューズです。MUKAVAラインはまた、フィンランドのデザインに通ずるような、素材の特徴を生かしたシンプルかつ機能的なものとしても作られています。かっちりとし過ぎない、カジュアルな装いにも合わせやすいのです。
ZUTTOが別注したMUKAVAのインウエッジソール プレーンパンプスは、一般的なパンプスに比べると甲が深く作られていることで脱げにくく、パンプス特有の疲れやすさという点が解消されていることが大きな特徴。まさに快適なパンプスを実現しています。
丸みのあるつま先に、かかとに向かって滑らかに反り上がるフォルムは、足を入れると足首からふくらはぎをすっきりとスタイル良く見せてくれます。ヒールの部分は、ウエッジヒールがアッパーに包まれたインヒール仕様。ヒールの高さは約4.5cmと高すぎず低すぎない設計で、アッパーの甲が深く作られていること、そして足裏全体が地面に付くウエッジタイプなので、安定して歩くことが出来ます。
内側も全て革張りになったフルレザーライニング。足裏に当たる部分には低反発クッションインソールが入っているので、踏み込むと革底にはない柔らかさを実感することが出来ます。アウトソールにはビブラム社のソールを採用。高いグリップ力で知られるビブラムソールは滑り止めが効き、歩行を楽にしてくれます。
そして着脱の際に役立つのが、履き口の一部に付いたゴム布。このゴムが伸び縮みすることでスムーズに脱ぎ履きすることが出来ます。着脱から歩行まで、まさに快適さに余すことなくこだわったヒール靴です。
暖かい季節に重い印象とならないよう、プレーンパンプスは淡いグレーを選びました。ウエッジソールになっているためヒール部分に抜けがなく、その分軽やかなグレーの色合いが印象的に。前から、横から見ても、その綺麗なシルエットが際立ちます。
トップス:コットン ラウンドネック カットソー、ネックレス:ネックレス 1641、パンツ:バンブーコットン サルエルパンツ、バッグ:FLAT SHOULDER/S
モノトーンに揃えた服に合わせてきれいめのコーディネートに。サルエルパンツやふんわりしたボトムスでも、プレーンパンプスに合わせることで、全体のシルエットをすっきりと見せることが出来ます。
トップス:Tシャツ I ROBOT(LATVIAN EDITION)-INDIGO、バッグ:DAILY DAYPACK NAVY
Tシャツとデニムにスニーカーを合わせると、子どもっぽく見えてしまうかも、というときに役立つプレーンパンプス。定番のカジュアルスタイルをぐっと大人っぽく見せてくれます。
トップス:Le minor バスクシャツ 007 BLANC/ROUGE、パンツ:ハーフパンツ、バッグ:あけびのかご(台形並編)
気温が上がってきたら挑戦してみたい、ハーフパンツスタイル。ボーダーのカットソーに合わせたマリンなスタイルにプレーンパンプスを合わせることで、目線を上に上げてくれる効果が表れます。
パンツ:ベルギーリネン タックワイドパンツ、ベルト:レザーベルト PV887、バッグ:FLAT SHOULDER/S
全身を淡い色合いで揃えると、柔らかく優しい印象に。春夏は足首を見せることで、重たい印象になるのを防ぎます。バッグやベルトで、レザーのプレーンパンプスと素材を合わせると統一感が一層プラスされます。
薄手の靴下やフットカバー、ストッキングや素足にと合わせ方はさまざまなインウエッジソール プレーンパンプス。靴下の有無によってもサイズの合わせ方は異なります。
サイズの選び方については、以下のスタッフの試着状況を参考になさってください。
【スタッフA】
・普段履くパンプス・スニーカー・chausser(ショセ)のレースアップシューズのサイズは、24cm
・幅広
インウエッジソール プレーンパンプス→靴下の有無に関わらず、24cmだと幅がきついため、24.5cmがちょうど良い。
【スタッフB】
・普段履くパンプスは24cm、スニーカーは24.5cm
インウエッジソール プレーンパンプス→ストッキングや素足、薄手の靴下なら24cmがちょうど良い。
【スタッフC】
・普段履くパンプスは23cm、スニーカーは23もしくは23.5cm
・やや幅広
インウエッジソール プレーンパンプス→靴下の有無に関わらず、23.5cmを選ぶ。ストッキングや素足なら23cmも履けるが、ぴったりとし過ぎる感覚のため、23.5cmがベター。
万一、サイズが合わない場合は室内でのご試着のみの場合でしたら、サイズ交換・返品を承ることが可能です。詳細は以下のお買い物ガイドをご確認ください。
いつものお手入れ
着用後は全体を靴用ブラシでブラッシングします。ブラッシングすることで、汚れや細かいホコリを除去。この一手間をかけるだけで、美しい革をキープすることが出来ます。
ときどき手間をかけて
革は油分を補給することで、美しい艶を増していきます。まずは革専用クリーナーで全体を拭き取り、その後乳化性の革用クリームを少量擦り込むことで油分を補給してください。
水と汚れ対策
着用前や定期的に防水スプレーをすることで、雨などの水分や汚れが染み込みにくくなります。インウエッジソール プレーンパンプスは革の質感をそのままに残す仕上げのため、まずは目立たない場所で試し、変色などの恐れがないことを確認してから、スプレーしてください。
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