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インナーバッグであけびのかご悩み解決。目隠しも、中身の傷防止もおまかせあれ

 

春夏に人気の、かごバッグ。中でも、あけびの蔓を編んで作る宮本工芸のあけびのかごはZUTTOでも長く選ばれている定番品です。青森県の伝統工芸品であるあけびのかごは、古くから変わりなく愛用されているかたち。ずっと可愛いなと思っていたけど、日常使いのバッグとして使い勝手はどうかしら?日々愛用しているけれど、使うのにはちょっと気を使ってしまう。今回ご紹介するのは、そんな方たちのお悩みを解決する、まさに痒いところに手が届くようなオリジナルインナーバッグです。

 

 

かごバッグ、愛用する上での悩みとは。

 

 

今や通年で使うアイテムとなった、かごバッグ。中でも上品なこげ茶のあけびの蔓を使い、編み目が美しいあけびのかごは、まさに大人のためのかごバッグといったところ。気になってはいるけれど、使い勝手に不安を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。以下のような懸念事項が挙げられます。

 

中身が丸見えになるのが不安

あけびを編んで立体的に成形されるあけびのかごは、ものを出し入れする口の部分は開いたままの状態。お財布やカードケースなどの貴重品を含めた中身が丸見えなのが気になる...という方も多いです。

 

バッグに手を入れるのにも、気を使う

あけびのかごには裏地がありません。天然のあけびを編んで作っているので、バッグ内部もあけびの素材がむき出しになっています。ナチュラルで素材そのものの風合いを楽しめるあけびのかご、引っかけてしまうわけではないけれど、手を入れた時に素材が肌に当たるのを気にされる場合も。

 

革小物やストールなど、繊細な素材に付けたくない傷

かごバッグに入れたいものは、普段使っている革のお財布やキーケース、春先や冷房対策のシルクやリネンのストール、冬のカシミヤのマフラーなど、多様です。使っているうちに、小さくささくれていた部分に引っ掛けてしまって傷やほつれを起こしてしまわないか、という不安もあります。

 

 

このような不安を一気に解決し、より快適にあけびのかごを使いこなすためのオリジナルインナーバッグを製作しました。

 

 

気持ちよく使えて、整う。あけびのかご用インナーバッグが登場

 

 

あけびのかごをもっと心地よく使うために製作したオリジナルインナーバッグ。かごバッグ用インナーバッグは、単体では手に入りにくく、もともと付属しているかごバッグを選ばなければインナーバッグは手に入らないことが多いのです。今回はZUTTOでご紹介している青森県の宮本工芸のあけびのかごに合わせたサイズで製作、既にあけびのかごをお持ちの方にも、これから使ってみようかなとお考えの方にもおすすめです。

 

かごバッグにインナーバッグをプラスするだけでぐっと使い勝手が良くなるのは、先のお悩みからも見て取れます。中身が丸見えになってしまうのを防ぎ、バッグの中をごそごそ探す時にもあけびの素材が手に当たることなく、繊細な生地や革を痛めません。その他にも、使いやすい工夫が随所に。

 

バッグがずれないように、持ち手に引っ掛けるタイプ

 

中身が見えるのを防ぐため別で買った布袋を使っていると、袋がかごの底に落ちて潰れてしまったり、開口部がバッグの中に入り込んでしまって、中に入れたものを取り出しにくいという使いにくさがあることも。すぐに取り出せずにやきもきしてしまうこともありました。ですがこのインナーバッグはかごの持ち手にループを引っ掛けて使うので、インナーバッグが下に落ち込んでしまうことがなく、かごバッグの上部にいつも口があるので荷物が取り出しやすいのです。 

 

バッグの口は、リボンのように結んでも、中に入れ込んでも

 

インナーバッグの口部分は、生地をきゅっと結んで目隠しも可能。左右に垂れる生地はまるでリボンのようで、可愛らしい。また、ものを出し入れする際に、いちいち結ぶのは億劫、という場合にはラフに生地を被せておくだけでもサマになるのが嬉しいですね。

 

適度にしっかりと、適度に柔らかい、コシのあるコットン帆布で

採用したのは、11号帆布と呼ばれる、帆布の中でも薄手の生地です。インナーバッグとしての使い方を考えた時に、「適度にしっかりとし、適度に柔らかい」生地が最適なのですが、その条件にこの11号帆布が合致しました。内側の生地はより薄手のコットンを採用しています。

 

あけびのかごの印象を決める、使いやすいカラー

 

カラーはブラックとグレーの2色。ブラックだとナチュラルな印象をキリッと引き締め、グレーは優しい印象に。このグレーカラーはあえて表裏で濃淡の差があるものを選び、口を結んだ時の色の表情の違いを楽しめるようにしました。 

 

 

さらに、マスタードとターコイズの2色もあけびのかごの濃いブラウンによく似合います。

 

 

 

 

あけびのかごとインナーバッグの組み合わせを考える

 

インナーバッグにはZUTTOでご紹介しているあけびのかごにぴったり使えるよう、SサイズとLサイズをご用意しています。様々なかたちのかごにフィットするように考えられたインナーバッグ、どのかごにどのサイズが合うのでしょうか。

 

Sサイズはマチなしでコンパクト

 

Sサイズはマチのないコンパクトタイプ。高さのないあけびのかごにぴったりの大きさです。

 

左から、あけびのかご(妻胴張ほら編 リング手)あけびのかご(台形並編)あけびのかご(薄型2本ホラ編)

 

高さのないあけびのかごは、コンパクトで可愛らしい印象を与えます。週末のお出掛けにはもちろん、お友達とのお出掛けや、夏祭りや花火大会の時に着る浴衣に合わせてもちょうどいいサイズ感です。

 

 

実際にものを入れてみると、スマートフォン、コインケース、化粧ポーチ、ハンカチなど最低限のものが入る大きさ。妻胴張ほら編 リング手と薄型2本ホラ編ですと、350mlのペットボトルも入れられるサイズです。

 

バッグ:あけびのかご(妻胴張ほら編 リング手)インナーバッグ:インナーバッグ(S/グレー)サンダル:グルカサンダル ブラックネックレス:ネックレス 1641

 

バッグ:あけびのかご(薄型2本ホラ編)インナーバッグ:インナーバッグ(S/ブラック)トップス:リネン プルオーバーシャツ(SAND)サンダル:レザーサンダル W1628 TERRA

 

バッグ:あけびのかご(台形並編)インナーバッグ:インナーバッグ(S/グレー)バングル:スネークデザイン バングル/196(ORANGE)

 

Lサイズはたっぷり荷物が入る万能選手

 

Lサイズのインナーバッグは、容量たっぷり。高さもマチもあるあけびのかごにぴったりのサイズです。

 

左から、あけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)あけびのかご(胴張ほら編 グニ手)

 

たっぷり入るあけびのかごは、サイズによっては少しはみ出しますが、水筒や折り畳み傘も立てて入れられるほどの大きさです。丸みを帯びた形が可愛らしいあけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)、横長方形の使いやすいデザインのあけびのかご(胴張ほら編 グニ手)。普段使いにはもちろん、行楽地へのお出掛けバッグにも選びたいですね。

 

 

このサイズですと、スマホ、長財布、化粧ポーチ、500mlほどのサイズの水筒が入れられます。更には汗拭きタオルも入れられる余裕があります。

 

バッグ:あけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)インナーバッグ:インナーバッグ(L/グレー)トップス:開襟シャツ(CHARCOAL)サンダル:グルカサンダル バイオ

 

 

バッグ:あけびのかご(胴張ほら編 グニ手)インナーバッグ:インナーバッグ(L/ブラック)バングル:スネークデザイン バングル/196(ORANGE)

 

もちろんサイズが合えば、他のかごバッグにも使っていただける今回のインナーバッグ。ぴったりサイズで気持ちよく使える宮本工芸のあけびのかごについても見てみましょう。

 

 

宮本工芸が作る、あけびのかごの魅力

 

あけびのかご(丸篭一本手)

 

青森県で採取される良質なあけびの蔓を贅沢に使って作られた、宮本工芸のあけびのかご。春と秋に山に入って採取された材料になるあけびの蔓は、一週間ほど天日干しされたのち、何日か水に漬けてから編まれるので目がぎゅっと詰まっており、とっても丈夫。機械に頼ることなく全行程を手仕事で行っています。あけび細工には高い技術と編み込む力を必要とすること、また自然体系の変化により、年々採れる量が減っていて大変貴重になっていて、採取が難しくなっていることから、そのあけびで編まれたかごはどんどん貴重なものになっています。採れたあけびは無駄にはせず、色合いが濃いものも、目立たない底部分に使うなどして大事に。 職人が激減した現在、あけびのかごは、稀少な伝統工芸品なのです。

 

使い込むほどに風合いが増し、つやが出て、状態が良くなっていくあけび。天然で上質なあけび細工は大切に育てれば何十年も使えるまさに一生モノ。過ごした時間と共に、ますます愛着が湧く存在です。

 

春夏に仲間入りした、あけびのかご

 

かごバッグは編み方によって表情や雰囲気を様々に変えますが、春夏に新しく入ったものは全て「ほら編」と呼ばれる編み方で作られています。横方向に入った蔓は2本ずつ縦の蔓に通され、まるで斜めの模様が描かれたような、デザイン性のある編み方。本体部分が少し張っているので、口が大きく開き中にものを入れやすいのも嬉しい点ですね。

 

【あけびのかご(妻胴張ほら編 リング手)】

ころん、と小さめのサイズ感でありながら持つだけで存在感が生まれ、装いのポイントになるアイテムです。持ち手はあけびを巻いた丸いリング手で、こちらもワンポイントになっています。 

 

【あけびのかご(妻胴張ほら編 巻手)】

丸みを帯びたフォルムが愛らしい、持つだけで存在感が生まれ装いのポイントになるアイテムです。角のあるあけびのかごにはない柔らかな雰囲気も特徴です。

 

【あけびのかご(胴張ほら編 グニ手)】

横長方形の使いやすいデザイン。持ち手が長いので手に掛けて使うことも出来ます。持ち手は底面からつながる三つ編み(グニ、とは青森の言葉で三つ編みの意味なのだとか)のなんとも愛らしいデザインです。 

 

ベストセラーの人気者たち

 

ZUTTOで長年ご紹介している、人気のあけびのかごたち。使いやすく、一つ持っていたくなる魅力に溢れるかごばかりです。

 

【あけびのかご(織編)】

サイドがぺこっとへこんだ様な形が特徴の、あけびのかご (織編)。 流れるような美しい編み目と滑らかで独特のシルエット。実用性にも優れた一品です。

 

【あけびのかご(台形並編)】

まあるい取っ手が特徴的で可愛らしい、あけびのかご(台形並編)。安定感のあるかたちで、あけびのかごの基本の編み方である【並編】。縁の飾り編みが可愛らしい一品です。

 

【あけびのかご(薄型2本ホラ編)】

あけびのかご(薄型2本ホラ編)は、すとんとまっすぐのかたちで、持ち手は弓を横にしたようなかたち。ホラ編みという手法で編まれています。

 

【あけびのかご(丸篭一本手)】

あけびのかご(丸篭一本手)は、宮本工芸さんにお願いして作って頂いたZUTTO別注型。 コロンと可愛い丸かごで、どこに持って行こうかな、と考えるのも楽しくなってしまいそうです。

 

▽ご紹介したインナーバッグはこちら

投稿者: 村上 日時: 2018年05月15日 12:00 | permalink

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