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手首の抜けを演出するおしゃれ。バングル2ブランド比較で夏らしさを手に入れる

 

手首が出る夏のコーディネート。シンプルなアイテムが多い方は特に、地味に見えてしまいがち。そんな中、小物使いがうまい人はおしゃれ上手と言われるように、シンプルなコーディネートこそ小物一つで変化を楽しむことが出来ます。


今回取り上げるのは、夏におすすめしたいバングル。エイジングを実感出来るFIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のシルバーバングルと、カラフルで個性的な形が魅力のL’INDOCHINEUR(ランドシヌール)のバッファローホーンのバングルです。

 

 

 

 

バングルに求められるコト

シンプルな服装がしたくなる夏、手首に付けるアクセントとして使い勝手の良いバングル。よく動かす手首につけるものだから、気になることがいくつかありますよね。具体的にチェック項目をピックアップしてみて、二つのバングルを比べてゆきましょう。

 


【普段使いするから気になる、強度】

 

メモをとるとき、飲み物を飲むとき、荷物を持つとき。様々なシーンでたくさん動かす手首につけるバングルには、しっかりした強度を求めたいもの。

 


FIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のバングルに使用されているのは、シルバー925やスターリングシルバーと呼ばれる銀合金。実は純正のシルバーは非常に柔らかく、形状の維持が難しい性質があるため、別の金属と組み合わせることで強度を高くし、ジュエリー等のアイテムとして日常的に使えるように作られています。

 

もともと19世紀にネイティブアメリカンが居住していた地域にシルバーの装飾品が伝来し、複雑なカッティングや模様付けなどの巧みな技術によって、世界中で人気となったシルバージュエリー。FIRST AMERICAN TRADERS (ファースト アメリカン トレーダーズ )は、ニューメキシコ州のギャラップにて1974年に創業して以来、古くから伝わるネイティブアメリカンデザインのシルバージュエリーを後世に残していくという信念を持ち、ものづくりを続けています。

 

 

シルバー925は普段使いに必要な強度を持ちながらも、美しい輝きを持つ金属として知られています。シルバーのアイテムは使うにつれ、少しずつ黒ずんではいきますが、それもまた味わいのうち。もちろんお手入れで輝きを戻すことも出来ますので、のちほどご紹介するお手入れ方法も参考にしてみてください。

 


一方で、L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)に使われているのは、水牛の角のことを指すバッファローホーン。

 

バッファローホーンは、その優れた耐久性から、産地・ベトナムでは、スプーンやフォーク等のカトラリーに用いられてきました。そんな中、ベトナムを訪れたフランス人のシャルル・クトリ(Charles COUTRIS)が、職人たちの並外れた技術に感銘を受け、彼らのものづくりに対する姿勢、職人技、また豊かな天然素材を広めていきたいという思いからスタートしたブランドが、L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)です。

 

 

L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)のバッファローホーンアクセサリーはベトナムの職人が持つ技術を結集させたもの。ひとつの製品に数ヶ月要するといいます。


まず、ホーンの品質を見分けて用途別に分類し、裁断、密度を高めるための圧搾(あっさく)。再度裁断した後、加熱・成形・研磨という工程を踏み、ようやくひとつの製品ができあがります。塗装にも古くから継承されてきた技術が使われています。ベトナム北部で採取した樹脂を新鮮な空気と日光で固め、透明なラッカーとし、薄く塗布。その後、ソフトサンディング(研磨)を施すことで、輝きを放つ、色鮮やかな発色のアクセサリーになるのです。

 

 

【太さは調整出来る?付け方のコツは?】

 

ブレスレットと違い、留め具がないバングル。手首に装着するためには、ある程度のしなりまたは柔軟性がほしいところです。


FIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のバングルは、実際に手で調整して自分の手首にあわせてサイズ調整することが出来ます。一見、硬い印象を与えるシルバーアイテムですが、気軽に調整出来ることを知ると安心ですよね。


開きたい方向に向かって力を入れ、お好みの太さに合わせてください


腕に入れたあとで更に締めることも出来るので、バングルが動いてしまうのが気になる方にもおすすめです。

※頻繁に動かしますとバングルが折れてしまう可能性もあるため、同じ箇所を度々動かさないようご注意ください。


一方で、バッファローホーンで作られたL’INDOCHINEUR(ランドシヌール)のバングルは、こういった調整は難しいですが、付け方のコツを知っていると簡単に装着できます。コツは、開口部から腕の細い部分に通すように滑らせながら付けることです。是非お手持ちのバングルでも試してみてください。



手首の細い部分か、手の横から入れてスライドさせると簡単につけられます

 

 

【気になる重さは?】

 

スネークデザイン バングル/196


一見重量があるように見えるL’INDOCHINEUR(ランドシヌール)のバングルですが、身につけてみるとその軽量さに驚きます。

ラージ バングル/318


こちらのバングルは、幅が6cmで重さは【約40g】ですが、このバングルの半分以下の幅(約2.5cm)であるFIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のSTERLING SILVER BANGLE WIDE SBW8の重さは【約44g】。

 

仮に同じ大きさのFIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のバングルがあったなら、その重さは100gを超える計算になります。L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)のバングルがいかに軽量かがわかりますね。

 

 

ボリューム感があり、コーディネートのアクセントにもなるL’INDOCHINEUR(ランドシヌール)は、気軽に日常使いをしたいバングルをお探しの方におすすめです。



一方で、FIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のバングルは形はベーシックですが、バングル幅は大きく3つに分かれます。そのため、選び方も人それぞれ。幅の太さによって、着用感はもちろん、与える印象も異なります。

 

どんな服装にも。はじめてのシルバーバングルにおすすめ

上から STERLING SILVER BANGLE SLIM SB9STERLING SILVER BANGLE SB31STERLING SILVER BANGLE SB32

幅:0.5cm〜0.6cm程度 / 重さ:約10g〜25g程度


シルバーバングル入門として挑戦しやすい細さが、0.5cm程度のもの。上品な印象を与えてくれるバングルで、1本はもちろん、重ね付けもおすすめです。細幅ながらも、スタンプワークによって存在感のある手元に。さりげないアクセントとして効果的です。


オールマイティーな1本

上から STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW2STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW4STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW6

幅:約1cm〜約1.5cm程度 / 重さ:約20g〜25g程度


太すぎず、細すぎずのオールマイティーな太さなこちらの3本。1つだけで付けても良いですし、細いバングルと合わせても違和感なくまとめてくれます。ある程度太さがあるので、細やかなロープの装飾も楽しめます。


目を引く存在感

上から STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW8STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW14

幅: 約2cm〜2.5cm程度/ 重さ:約40〜45g程度


コーディネートの中でもしっかり主張する、大ぶりなアクセサリーが好きな方におすすめしたいのは太めの2cm以上のシルバーバングル。太めのバングルは腕を華奢に見せる効果もあるので、特に袖の短いウエアの時などにはよく映えます。

 

細いバングルとの重ね付けもおすすめです

 

 


【素材・カラーで夏らしさを】


華やかかつ上品なシルバーを使い、ネイティブアメリカンが表現する彫刻や装飾。細かく掘られたもの、シンプルな装飾のものと、様々です。シルバーの爽やかさが、コーディネート全体を涼し気に演出します。

 


太いものほど柄と装飾が目立つので、服装でバングル本数やサイズを変えてみても

左/バングル:STERLING SILVER BANGLE SB31STERLING SILVER BANGLE SB32、ワンピース:ハードスムースワンピース、バッグ:バケット形 ラフィアバッグ​

右/バングル:STERLING SILVER BANGLE WIDE SBW8、ネックレス:チェーンネックレス/564、バッグ:GOAT メッシュバッグ L


ワンピースに合わせても、太いバングルを合わせるか、細いバングルを合わせるかで全体の印象も変わります。複数持って、コーディネートに合わせて組み合わせを変えるのも素敵ですね。

 


スカート:リネンティアードスカート(BLACK)、サンダル:クロスベルトエスパドリーユミュール BLACK、ワンピース:近日発売予定


L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)の特徴は、夏がぴったりなはっきりとした色合い。斬新なデザインでありながら、身につけてみると自然に馴染んでくれる天然素材ならではの良さを実感することが出来ます。バッファローホーンとカラーラッカーのコントラストが色鮮やかで、色が一段と輝いて見える夏の日にぴったりです。

 


実践。FIRST AMERICAN TRADERSのメンテナンス

シルバーアイテムならではの経年変化が感じられる、FIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)のバングル。実際愛用されているバングルをお借りして、メンテナンスをしてみることに。

 


左:愛用品のSTERLING SILVER BANGLE WIDE SBW8、右:新品


並べてみると、愛用されているバングルは新品に比べて少し黒ずんでいることがわかります。使い込まれたバングルも味わいがあって魅力的ですが、白く輝くバングルがお好みの方は、気になったときにお手入れをして頂くのがおすすめです。


使うのは【シルバーケアキット(缶タイプ)】。持ち運びや保管にも便利な箱入りで、まるで外国のキャンディーが入っているかのような可愛らしいパッケージ。お手入れの手順は2ステップでとても簡単です。

 


1. 専用のウェットテッシュで変色や汚れを拭き取ります。
2. 拭き取り、乾かした後でシルバークロスを使って磨きます。

 

ウェットティッシュでしっかり汚れをとったあとに丁寧に磨き上げていくと、シルバーバングルならではの白く輝く表面が少しずつ戻っていきます。


before、afterはこちら。


左:お手入れ前、右:お手入れ後。シルバーの輝きが戻りました

 

10分程度で、全体を磨き上げることができました。比べてみると、バングル全体が白くトーンアップしていることがわかります。エイジングを楽しみながらもお家で簡単にお手入れ出来るので、お好みの味わいで長く愛用出来ますね。

 


いつもの服装にひとつ加えるだけで、コーディネートを新鮮に見せてくれる夏のバングル。お手持ちの腕時計や、お持ちのブレスレットとの合わせ方を考えてみるのも楽しそうです。

 

▼ご紹介ブランド

FIRST AMERICAN TRADERS(ファースト アメリカン トレーダーズ)

 

L’INDOCHINEUR(ランドシヌール)

 


▽ブレスレット・バングルのアイテム一覧はこちら

 

投稿者: 武田 日時: 2018年06月27日 18:00 | permalink

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